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» 2018年09月26日 10時00分 公開

KeyConductors:進化する脅威にどう立ち向かうか【第1回】

「Mirai」に「WannaCry」など脅威も日々進化しているが、セキュリティ対策も進化をする必要がある。そこで、新連載第1回は、今迫る脅威について簡単に解説したい。

[石黒 邦宏,デジタルハーツ]

セキュリティ対策の必要性

 セキュリティに対する脅威は日々進化を続けており、その脅威から大切な情報やシステムを守るためには、その対策も進化する必要があります。

 今回から始まる本連載「進化する脅威にどう立ち向かうか」では、企業のセキュリティ担当者や情報システム部門の方など日々セキュリティ対策に追われる方々に、その脅威動向や対策に関する課題をお伝えするとともに、課題解決に役立つAIを活用したセキュリティ対策やIoTデバイスのセキュリティ対策について説明します。

 ここ数年、モバイルデバイスやIoT機器の普及に伴い、新たなサイバー攻撃の脅威が増え続けています。例えば、2016年8月から9月にかけてIoTデバイスをターゲットとした「Mirai」と呼ばれるマルウェアが猛威をふるいました。Miraiは、IoTデバイス自体に危害を加えるのではなく、攻撃者が他のIoTデバイスを乗っ取りそれを踏み台として利用するマルウェアで、気付かないうちにIoTデバイスの所有者が加害者になるというこれまでにない形のマルウェアです。Miraiはソフトウェアアップデートの手段を持たないIoTデバイスを攻撃の対象とする場合が多く、感染するとネットワークから取り外すしかないというケースも多く見られます。

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