特集
» 2018年09月20日 10時00分 公開

IT担当者300人に聞きました:RPA導入に関する意識調査(2018年)/前編 (1/3)

キーマンズネット会員230人を対象にアンケート調査を実施した。認知度や導入企業における満足度などRPAの利用実態が明らかになった。

[キーマンズネット]

 キーマンズネットは2018年8月10〜31日にわたり、「RPA(Robotic Process Automation)導入に関する意識調査」を実施した(有効回答数:230件)。回答者の内訳は情報システム部門が44.8%、営業・販売・営業企画部門が13.5%、製造・生産部門が10.9%、経営者・経営企画部門が6.5%だった。

 本稿では、回答者の業務における「定型業務の有無」「RPAの認知・理解度」を調査するとともに、RPA導入企業を対象に「RPAの適用業務」や「満足度」を聞いた。全体として、RPAの認知が進んでいること、導入企業では満足度が高く、今後さらに利用を拡大する意向が強いことなどが明らかになった。

 なお、グラフ内で使用している合計値と合計欄の値が丸め誤差により一致しない場合があるので、事前にご了承いただきたい。

「業務の半分以上が定型業務」が4割、効率化の余地は大きい

 生産性向上や働き方改革の取り組みを背景に2017年ごろから導入企業が増えつつあるRPA。現在、一般企業にはどのように認知されているのだろうか。

 まず、RPAの適用領域と目される、繰り返し行う必要がある定型業務が企業内にどのくらい存在するのかを聞いた。ここでは、回答者がこれらの業務を定量的に評価していない場合を想定し、主観評価で回答してもらっている。

 その結果、「ほとんどない」との回答は9.6%と全体の1割にとどまり、約半数である49.1%が「ごく一部で存在する」、37.8%が「業務の半分くらいを占める」、3.5%が「業務の大半を占める」と続く結果となった(図1-1)。まとめると全体の約4割が「業務の半分以上が定型業務」という実情であり、定型業務や繰り返し作業を効率化するRPAの潜在的ニーズを抱える企業が少なくないことが分かった。

 次にRPAについての認知および理解度を聞いたところ「知らない」は7.8%と1割以下にとどまる一方で、「既に利用している」は14.3%とそれを上回り、加えて20.4%が「導入を前提に調査中である」あるいは「導入計画がある」であった(図1-2)。

 まとめると、全体の約8割がRPAを認知理解していることになる。

定型業務の有無/RPAについての理解度 図1 定型業務の有無/RPAについての理解度
       1|2|3 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

会員登録(無料)

ホワイトペーパーや技術資料、導入事例など、IT導入の課題解決に役立つ資料を簡単に入手できます。