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» 2018年07月13日 10時10分 公開

KeyConductors:今、あらためて考えるテスト自動化【第1回】

開発プロジェクトを進める上で、避けて通れないのがテストフェーズだ。だが、忙しくそこまで手が回らないというケースもあるだろう。そこで、テストの自動化について説明したい。

[石黒 邦宏,デジタルハーツ]

テスト自動化の概要

 当社の渡會による連載“今さら聞けないシステムテスト”では、システムテストの重要性やその実施方法などをお伝えいたしましたが、近年では、ソフトウェアの複雑化や開発期間の短縮化により、なかなかテストに時間を割けないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 そこで、本連載では、高精度かつ効率的なテストをサポートする“テストの自動化”をテーマとして、その仕組みや現場でよく使用するテストの自動化ツールについて解説いたします。

 第1回となる本稿では、まずテストの自動化の概要についてご説明いたします。

1. テスト自動化とは

 テスト自動化とは、テストにまつわる作業の全体あるいは一部を自動化することを指します。

 一口にテストと言っても、そこにはさまざまなプロセスが含まれます。ソフトウェアテスト技術者資格認定組織である「ISTQB(国際ソフトウェアテスト資格認定委員会)/JSTQB(日本ソフトウェアテスト技術者資格認定組織)」の定義によると、テストプロセスは以下の5つの要素で構成されています。

【テストプロセス】

  • テスト計画作業とコントロール
  • テストの分析と設計
  • テストの実装と実行
  • 終了基準の評価とレポート
  • 終了作業

 ”テスト自動化”とは、上記のテストプロセスうち「テスト実行」について、テストツールなどを用いて自動化することを指します。また、最近では「テスト実装」のプロセスにおいても、テスト仕様書から自動的にテストケースを生成して自動化する場合もあります。いずれにしても、今まで人手で行なっていた作業を自動化することで、省力化や、精度の向上、実施時間の短縮などを実現できます。

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