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» 2016年12月12日 10時00分 公開

Windows 10の到来で再注目、ビジネスで使える最新タブレット18種スペック一覧IT導入完全ガイド(1/3 ページ)

勢いが衰えたと思われるタブレット端末。しかし、2in1タブレットとWindows 10の進化により、ビジネスでもタブレットが「使える」時代になってきた。

[二瓶 朗,グラムワークス]

 一時期、多くの企業がこぞってビジネスの現場に「タブレット」の導入を進めた。しかし、いつしかその勢いはなくなり、「ビジネスでタブレットを活用できるシーンは少ない」とささやかれるまでになった。しかし! デタッチャブルタブレットをはじめとする2in1タブレットとWindows 10の進化により、ビジネスシーンでもタブレットを「使える」時代が到来しつつある。今回はビジネスシーンで活用が拡がる最新型の2in1タブレット18機種を紹介する。

法人向けタブレット最新事情

 決してネガティブな話から始めようとは思わないが「法人向けタブレット」は現在苦境に立たされているといっても過言ではないかもしれない。IDC Japanの調査によれば、2016年第1四半期の国内タブレット市場の出荷台数は216万台。これは前年同期比で6.2%の減少だ。さらに、ビジネス市場向けは同比31.1%減の61万台となっている。第2四半期は、出荷台数こそ前年同期比5.8%増の179万台となったものの、やはりビジネス市場向けは同比28.3%減の39万台となっており、明らかに法人向けタブレットの需要は鈍化していると判断できる。

 しかし、そんな中でも注目したいのは「デタッチャブルタブレット」の増加である。同じくIDC Japanの調査によれば、デタッチャブルタブレットの出荷台数は第1四半期で45万台(前年同期比94.1%増)、第2四半期で42万台(同52.5%増)となっている。デタッチャブルタブレットとは、キーボードを着脱できるタブレット製品のこと。「2in1(ツーインワン)タブレット」「2in1PC」の一形態でもある。端的にいえば「タブレット形態でもPC形態でも使えるデバイス」のことだ。メーカーによっては「PC」という表記に固執していることもあるが、ここではタブレット形態で使える2in1製品については一律「2in1タブレット」として解説していく。

図1 デタッチャブルタブレットと2in1タブレットの関係 図1 デタッチャブルタブレットと2in1タブレットの関係 (左)キーボード、もしくはキーボード兼カバーを着脱できる2in1タブレットが「デタッチャブル」タイプ(右)クラムシェル形状のキーボード部分を回転させタブレット形状に変型するのが「コンバーティブル」タイプ

 本来、タブレットといえばキーボードレスな1枚板タイプの「スレートタブレット」「ピュアタブレット」製品がほとんどだった。しかし、ビジネスシーンにおいては、まだまだ文字入力を行う機会は少なくなく、ソフトウェアキーボードしか搭載しないピュアタブレットは業務をこなすデバイスとしてPC代替とはいい難い。ディスプレイサイズも7〜10インチと決して大きくはない。数年前にピュアタブレットを導入したものの、結局業務の主力となるPCとは決別できず、併用しているうちにタブレットはいつしか使われなくなり……というケースは少なくないと耳にする。

図2 ピュアタブレットの代表格である「iPad Mini 4」 図2 ピュアタブレットの代表格である「iPad Mini 4」

 また、ピュアタブレットの代表格である「iPad」シリーズやAndroidタブレットは、搭載されたOSが業務システムと合わなかったり、PCで利用しているアプリケーションを利用できなかったりと、やはり業務用PCの完全代替となるものではなかった。そこで注目したいのがデタッチャブルタブレットを含む、2in1タブレットなのである。

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