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法人向けビジネスチャットにかかる費用はどのくらい?そこが知りたい!ビジネスチャット

無料のチャットツールもある中で、最も気になるのは法人向けツールの価格だ。主要ビジネスチャットツールの価格やプランを比較しよう。

» 2016年11月17日 10時00分 公開
[キーマンズネット]

 LINEに代表される一般ユーザー向けのチャットツールのほとんどが、アプリが無料でダウンロードできるだけでなく、利用にもデータ通信料金以外はお金がかかりません。一方ビジネス用のチャットツールは基本的に有償です。一般ユーザー向けのチャットにはない管理機能やサポート機能などを備えているからです。

 今回は法人向けのチャットツールを導入する場合どのくらいのコストがかかるのか、またどのような料金体系になっているのか、どのような場面でコスト削減が期待できるのかなどを見ていきたいと思います。

主なビジネスチャットの料金 主なビジネスチャットの料金

料金はサービスによってさまざま

 ビジネスチャットツールには、大きく分けて自社サーバにインストールして利用するオンプレミス型とクラウドで提供されるSaaS型とがありますが、近年ではSaaS型が主流となっています。

 SaaSの場合、1ユーザー(またはID)当たり月額または年額で料金プランが設定されているのが一般的です。料金はサービスによってばらつきがあり、また1つの企業が複数のプランを提供しているケースが多くなっています。自分のチームや会社がどのようなサービスを必要としているのか、予算はどのくらいなのかを検討したうえで、選択するようにしましょう。

 以下に主要なビジネスチャットツールと料金プランを表にまとめてみましたので、プラン選択時の参考にしてください。

海外との通信コストを削減

 またビジネスチャットの導入により、コスト削減も期待できます。一番直接的なのは通信コストです。ビジネスチャットの利用は有料とはいえ、電話などでのやりとりと比較すればコスト安です。しかも電話と同じようにリアルタイムでのコミュニケーションが可能なだけでなく、チャットの場合は文字のやりとりなので、記録が残ります。

 チャットしながらファイルの共有も簡単にできるので、相手に資料のファイルを送ってその場で開いてもらい、同じ資料を見ながらチャットする、といったことも可能です。この場合紙への印刷の手間も省け、紙やインク代の削減にもなります。

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