調査リポート
» 2013年10月22日 10時00分 公開

シェア情報アーカイブ:「中堅中小企業向け生産管理」シェア(2013年7月)

比較的規模の小さいベンダーの製品との併用が部分が今後のシェア拡大に重要とみられる同市場。シェア情報を紹介する。

[キーマンズネット]

 ノークリサーチの調べによれば、2013年7月時点で年商500億円未満かつ生産管理を導入済みの中堅・中小企業に「導入済みの製品・サービスのうち最も主要なもの」を尋ねた結果、ベンダー別市場占有率(導入社数ベース)は、1位が17.8%、2位3位が同率で8.7%、4位が5.3%、5位が4.9%であった。

 1〜3位の順位は2012年と変化はないが、合計シェアはやや減少している。多数の製品・サービスでシェアを分け合う状態が進行しつつある可能性が考えられる。

 「導入済みの製品・サービス(いくつでも)」を尋ねた結果では、前述の「最も主要なもの」に比べ、1〜5位に大きな変化はないものの、比較的規模の小さいベンダーの製品・サービスが上位に入ってくる傾向が見られ、こうした製品・サービスの併用部分も今後のシェア獲得には重要と考えられる。

 中堅・中小企業の生産管理システムの課題としては、生産スケジューラによる効率化よりも、さまざまな環境変化を踏まえた上での原価管理の精緻化に対するニーズが高い状態が今後もしばらく続くものと予想される。

 「導入時の初期費用は妥当か」に関するシェア上位の製品・サービスにおける評価ポイント算出結果からは、オープンソースをベースとした生産管理システムについては成熟度があまり高くない可能性が高いと考えられ、独自開発からパッケージへの遷移を加速する上で、スクラッチ開発と比べた場合のコスト面の優位性が重要なポイントとみられる。

「中堅中小企業向け生産管理」シェア(2013年7月) (出典:ノークリサーチ)

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