調査リポート
» 2012年10月16日 10時00分 公開

シェア情報アーカイブ:「プロジェクト管理ツール」シェア(2011年度)

海外拠点との連携や進捗(しんちょく)管理など機能面での需要が高まる「プロジェクト管理ツール」市場。2011年度に製造業で大型需要を獲得した1位のベンダーは?

[キーマンズネット]

 富士キメラ総研の調べによれば、2011年度のプロジェクト管理ツール市場は、パッケージのライセンスとサポート料を合わせた合計金額が59億5000万円だった。

 プロジェクト管理ツールは業務進捗(しんちょく)の適正化、全体把握によるコスト削減や効率性向上のツールとして、大手企業を中心に導入が進んだ。しかし、現状では多くのプロジェクトでExcelなどを使って管理しており、業務改善が必要なケースも多い。

 2009年以降は工事進行基準など法的な要因による市場拡大も見込まれたが、期待されたほどの市場成長にまでは至っていない。

 パッケージ市場では、コラボレーション機能を強化して生産性向上を目的としたプロジェクト管理を可能にすることで需要を獲得した。また、グローバル化の進展に対応し、海外拠点との連携や進捗管理などの機能面での需要が高まっている。

 2011年度の市場占有率(金額ベース)を見ると、1位のベンダーは2011年度、製造業で大型需要を獲得し、54.6%を獲得した。

 2位のベンダーは7.6%だった。大規模製造業における実績が高く、特に組み込みソフトウェア開発や工場など現場からのプロジェクト管理改善ニーズを具現化するツールとしての需要が高い。

 クラウド市場に関しては、一時的なプロジェクトの利用ニーズも取り込み、比較的小規模な案件での新規ユーザーの拡大が進む。

「プロジェクト管理ツール」シェア(2011年度) (出典:富士キメラ総研)

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