調査リポート
» 2011年06月14日 10時00分 公開

シェア情報アーカイブ:「ユニファイドコミュニケーション」シェア(2010年度)

2010年、前年比2.6%増の「ユニファイドコミュニケーション」。同製品において、2009年に引き続き首位を保持したベンダーとは? シェア情報を紹介する。

[キーマンズネット]

 IDC Japanの調べによれば、2010年下半期の国内ユニファイドコミュニケーション(UC)市場は、IPテレフォニーを中心に回復基調で、2010年全体では前年比2.6%増の1396億2800万円になったと推定されている。ソリューション市場別の寡占化状況を見ると、IPテレフォニー市場では上位3社での売上額が70%を超えており、寡占化が進んでいる。IPカンファレンスシステム/IPコンタクトセンタシステム市場では、上位3社の売上額合計が減少する傾向にあり寡占化が後退している。理由としては、2010年からSaaS(Software as a Service)提供事業者があまた出現しており、これらのサービスが自営システム市場を侵食し始めているためと分析されている。

 2010年下半期の市場占有率(金額ベース)を見ると、NECが20.0%を獲得し、2009年に続いて首位を保持した。次いで、OKIネットワークスが15.8%で2位、日立製作所が12.8%で3位、富士通が10.7%で4位と続いている。同市場では、ビデオソリューションへの注力や販売チャネル獲得に成功したベンダーが2010年の売上額を成長させている。

 UC提供ベンダー、販売チャネルは、急速なICT投資額増加が見込めない市場環境の中、価格競争に陥らないユーザー企業のインフラ更新需要獲得、UCアプリケーションの自社での活用とユーザーへの横展開、ビデオ、モバイル、ソーシャルメディアなど有望分野への投資が求められるとみられている。

「ユニファイドコミュニケーション」シェア(2010年度) (出典:IDC Japan)

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