調査リポート
» 2011年05月31日 10時00分 公開

シェア情報アーカイブ:「UPS」シェア(2009年度)

2009年度の市場が56万2000台、金額にして247億円であった「UPS」。シェア情報を紹介する。

[キーマンズネット]

 富士キメラ総研の調べによれば、2009年度のUPSの国内市場規模は数量が56万2000台、金額が247億円であった。2009年は不況に伴う消費減退により、市場規模は大幅に縮小した。2010年以降は景気がやや回復傾向にあることから復調が予測される。長期的にはデジタル家電などホームユースの需要喚起が市場拡大の鍵となろう。また、低価格を訴求するメーカーの進出も見られ、製品価格は下落傾向をたどると予測される。

 2009年度の国内市場占有率を見ると、数量で1位のベンダーが49.8%を獲得し、金額でも44.5%で1位であった。次いで、数量で2位のベンダーが17.8%、3位のベンダーが12.5%と続いている。トップシェアを確保する1位のベンダーを除いて、国産メーカーがシェア上位を占める市場構造になっている。

 なお世界市場では、中国、インド、南米、中東などの新興国が世界のUPS市場の成長をけん引している。とりわけ中国は北京オリンピックや上海万博などの国際イベントが相次いで開催されたことで、サーバ等コンピュータ機器の導入とともにUPSの導入が積極的に進められている。一方欧米や日本などの先進国は、リーマンショックの影響から2009年に大幅な市場減退を見た。2010年は投資回復に伴う市場の再活性化が期待されるが、本格的な復調にはなお時間を要するものとみられる。

 なお、本調査の市場見込・予測では、東日本大地震による影響は織り込まれていない点に注意されたい。

「UPS」シェア(2009年度) (出典:富士キメラ総研)

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