調査リポート
» 2010年01月19日 10時00分 公開

シェア情報アーカイブ:「広域イーサネットサービス」シェア(2008年度)

リプレースや既存ユーザーの拠点追加などの需要獲得により拡大している「広域イーサネットサービス」。シェア情報をご紹介。

[キーマンズネット]

 富士キメラ総研の調べによれば、広域イーサネットサービス市場は、高速デジタル専用線/スタンダード型IP-VPNからのリプレース需要や、既存ユーザーの拠点追加などの需要獲得により拡大している。2009年度はサービス品質向上やサービスラインアップ拡充が進んだ。具体的には、契約帯域以上のトラフィックへの対応を行うバーストトラフィック対応と、エントリー型のラインアップ拡充が挙げられる。

 エントリー型が注目される一方で、スタンダード型では広帯域かつ可用性を重視するユーザーが多く、IP-VPNのようにはエントリー型への移行が進まないものとみられる。今後は、デジタル専用線からの移行が一服しつつあること、VPNサービスの需要一巡、景気低迷による通信コスト削減などの影響から、成長率は鈍化していくと考えられる。

 市場占有率(金額ベース)を見ると、サービス品質や故障時対応などでの顧客満足度が高いベンダーが2008年度に実績を拡大しており、2009年度には25.2%で1位となると見込まれる。2009年度当初には成長の鈍化が見られたが、2009年7月にトラフィックフリー機能やプラグイン機能などのサービスを投入、通期では回線数ベースで前年度並の純増数を獲得すると見込まれる。

 19.2%で2位のベンダーは、2009年7月にエントリー型サービスの提供を開始しており、今後、既存サービスとの相互接続を提供することで広域イーサネットでのメリハリ運用も可能とする。

「広域イーサネットサービス」シェア(2008年度) (出典:富士キメラ総研)

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