事例

富士通株式会社

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クラウド基盤の乗り換えでTCO半減、先進事例に学ぶコスト効率の劇的な改善法

システム負荷テストサービスの効率化のため基盤をクラウド移行したフルエジー。しかし、パフォーマンスの低さが課題となり、クラウド基盤を刷新することに。性能向上によるTCO削減やスピードアップを実現した、新たなクラウド基盤とは?

要約

 クラウド技術に特化したビジネスを展開するフルエナジー。同社の「システム負荷テストサービス」は、単純に負荷をかけるだけでなく、エラーの原因をお客さまとともに突き止め、改善後に改めてテストを繰り返すなど、品質の高さを追求している。

 そのテストの効率化を目指した同社は、システム負荷テスト環境をオンプレミスから汎用的なパブリッククラウドサービスへ移行した。しかし、今度はVM性能が足りず、作業時間がかかりすぎるといった、パフォーマンスの課題が顕在化したという。この結果に満足できなかった同社が決意したのが、クラウド基盤の刷新だった。

 基盤刷新の効果は、以前のクラウド環境に比べ約2.6倍もの性能向上という結果に表れた。テストサイクルのスピードアップと品質の向上を実現したことに加え、TCOも50%削減できたという。新たなクラウド基盤を、同社はどういった観点で選んだのか。導入効果の詳細と合わせて詳しく見ていこう。

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