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SAPジャパン株式会社

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製造現場と経営層をつないで“意思決定”を迅速化、事例で学ぶERP導入の秘訣

現場と経営層を結び、業務の効率化や迅速な判断を可能にするERPの導入が製造業界で進んでいる。グローバルビジネスの強化を目指す河北ライティングソリューションズの事例から、ERPのメリットと導入を成功させるための秘訣を探る。

要約

 特殊ハロゲンランプや放電ランプの開発や製造を手掛ける河北ライティングソリューションズ。同社は現場の要望に応える形で、20年以上にわたり1つのシステムを改修しながら使い続けていたが、メンテナンスの負荷が大きく、経営層と現場の情報共有にも課題を抱えており、グローバルビジネスの強化を目指す経営陣の要求に応えられていなかった。

 そこで同社は、旧システムの保守サポート切れを機に、世界的に評価の高いERPパッケージを導入してシステムを刷新。選定に当たっては投資の高額さと、パッケージの性能に対する懐疑的な声もあったが、複雑な製造プロセスをカバーできるテンプレートを含めたエコシステムの付加価値に注目し、投資回収の見込みがついたことで導入に踏み切った。

 スピーディーな情報共有と意思決定を支える持続的な経営基盤を構築したいという経営層のビジョンと、製品の設計思想が一致したことも、この決定を後押ししたという。本コンテンツでは、そうした同社のグローバル戦略を支えるERP導入の取り組みを詳しく紹介する。

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