海外展開に向けた業務システムの再構築で失敗しない方法

日本パルスモーター

海外展開に向けた業務システムの再構築で失敗しない方法

ハードウェアの老朽化に伴い、基幹システムの再構築を行った日本パルスモーターが、今後の海外展開を見据えて選んだシステム基盤とは? 導入成功の秘訣は?

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  • 製造部門・生産管理部門・品質管理部門
海外展開に向けた業務システムの再構築で失敗しない方法

ハードウェアの老朽化に伴い、基幹システムの再構築を検討していた日本パルスモーター。今後の海外展開を見据えたシステム基盤としてERPを導入した。当初の目的であった海外展開に向けた基盤の確立に加えて、原価算出の早期化や原価計算の精度向上などを達成した。多くの企業がつまずきやすいERP導入を成功に導いた理由を紹介する。

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課題

 ハードウェアの老朽化に伴い、システムの更新時期を迎えていた同社は、次期基幹システムの選定に着手。選定にあたっては、多くのシステムを候補に挙げ、いったんは国産パッケージに決定しかけていた。しかし、今後の海外展開を見据え、多言語・多通貨対応を持つ製品に的を絞りなおす。ベンダーについても、海外での導入ノウハウもあり、イレギュラーな変更に対応できる、意思決定が早く柔軟な企業を求め、再検討を始めた。

解決方法

 ベンダー選定で決め手となったのは「開発担当者の顔が見えて、柔軟な対応ができるベンダーである」こと。また、製品の機能面においては会計モジュールの業務適応度も重視された。生産・販売・購買・在庫・会計を全て同じ仕組みの中で運用できる効率性や今後の監査対応を考慮して製品を選択した。要件定義の途中で当初想定していなかった要求が出たりしたが、対応ベンダーの粘り強い調整により大きな問題もなく稼働できた。

効果

 製造原価の算出の迅速化や原価計算の精度向上などの効果が得られた。原価計算の精度が上がったことで、経営層に対して有益な情報を提供ででき、今後注力すべき製品群の見極めや売価の見直しなど、社内でも活発な議論がなされるようになった。また、会社データを容易にコピーできるため、配賦基準を変更して再計算を行うなどのシミュレーションも可能に。国際競争力の源泉となるシステム基盤の構築を実現できたと実感している。

事例概要

企業規模 中堅中小企業向け(101~1000名)
課題 グローバル展開
業種 製造業
部署 製造部門・生産管理部門・品質管理部門
地域 国内
導入年 2015年

提供企業・製品

導入製品名:Microsoft Dynamics NAV (ERP/基幹システム)

提供企業:株式会社パシフィックビジネスコンサルティング

URL:https://www.pbc.co.jp/product/microsoft-dynamics-nav/