海外法人の業務効率化、内部統制向上を実現できた要因とは?

旭化成

海外法人の業務効率化、内部統制向上を実現できた要因とは?

欧州拠点の合併に伴い、短期間でのシステム刷新を余儀なくされた旭化成。約4カ月という短期間でシステムを稼働させ、内部統制の向上を達成できた要因とは?

  • 業務自動化
  • 製造業
  • 製造部門・生産管理部門・品質管理部門
海外法人の業務効率化、内部統制向上を実現できた要因とは?

旭化成 繊維事業部のイタリア現地法人であるAsahi Kasei Fibers Italia s.r.lは、欧州拠点の合併に伴い業務量が増えることから、豊富な実績があり短期導入が可能なERPを選定し、グローバルベンダーへの対応を依頼した。その結果、4カ月という短期間導入と適切な開発フェーズを経て、増加した業務量への対応ならびに内部統制の向上を実現した。

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課題

 イタリアの現地法人であるAsahi Kasei Fibers Italia s.r.l.と、ドイツ現地法人との合併を10カ月後に控えていたため、業務システムの見直しが急務だった。また、当時のイタリア法人は現地のパッケージシステムを導入していたが、売り上げ・請求・入金を管理する程度で、多くの部分が手作業によって賄われていた。同社では合併に伴う業務量の増加と、手作業による内部統制面での課題という2つの側面から業務システムの見直しを図った。

解決方法

 システム選定では、旭化成グループ内で導入実績のある3製品を比較。導入の速さ、低コスト、高い実績評価を加味してERPを選定した。また、ベンダーに関しても同様に、これまでの実績を考慮し、スピード感・規模感がフィットするベンダーに対応を依頼している。

 導入手順にも工夫があり、「見える化」を意識した基本機能で稼働開始した後、従来手作業だった分野に対する2次開発を追加する形がとられた。

効果

 実質的に約4カ月という短期間でシステムを稼働させた。これまで手作業で行っていた業務のほとんどをシステム化したことにより、合併に伴う業務量の増加を、これまでと同じ人員で乗り切ることができている。また、個々の業務内容に最適化されたシステムによって、日々の業務の自動化にも成功した。業務が標準化されたことで内部統制レベルも大幅に向上して親会社の内部監査組織からの評価も向上したという。

事例概要

企業規模 大企業向け(1001名以上)
課題 業務自動化
業種 製造業
部署 製造部門・生産管理部門・品質管理部門
地域 海外
導入年 2014年

提供企業・製品

導入製品名:Microsoft Dynamics NAV (ERP/基幹システム)

提供企業:株式会社パシフィックビジネスコンサルティング

URL:https://www.pbc.co.jp/product/microsoft-dynamics-nav/