運用コストは4分の1 帳票電子化で経営判断のスピードも向上

ニシヤマ

運用コストは4分の1 帳票電子化で経営判断のスピードも向上

膨大な紙帳票を管理するために電子帳票システムを導入したニシヤマ。帳票の印刷や保管、廃棄などの運用コストを4分の1まで削減し、経営判断のスピードも向上させた。

  • 業務のIT化
  • 流通業・商社
  • 情報システム部門(運用系)
運用コストは4分の1 帳票電子化で経営判断のスピードも向上

膨大な紙帳票の管理に頭を悩ませていたニシヤマは、基幹業務システムと密に連携できる電子帳票システムを採用した。これまで発生していた帳票の印刷や仕分け、発送などの手間がなくなり、トータルコストは4分の1にまで削減。必要な帳票データを迅速に取得できるようになり、経営判断のスピードアップにも貢献している。

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課題

 工業用ゴムなどの専門商社であるニシヤマでは、ビジネス基盤強化のため、基幹業務システムのオープン化に取り組んでいた。その過程で上がってきた課題が、毎月30箱以上発生する膨大な紙帳票の管理であった。

 また、同社ではこれまで、ホストコンピュータから出力された紙帳票を誰でも閲覧できるようになっていた。今後は情報セキュリティ対策のため、紙帳簿を一掃し、開示範囲を制限可能にしたいとも考えていた。

解決方法

 検討の結果、ユーザー単位できめ細かに権限設定できる電子帳票システムの採用を決めた。新しく取り入れた基幹業務システムと密に連携できる点も、採用を後押しした。

 同システムは直感的な操作が可能で、ツリー構造や操作方法などがPCの汎用的なOSに近い。同社は社員に対し操作説明会を行ったが、不要に感じたほどだという。

効果

 システム導入前と比較すると、ペーパーコストや仕分け・保管・廃棄コストなどのトータルコストを約4分の1にまで削減。

 紙帳簿のときは必要な情報を探し出すためにバインダーを繰らなければならなかったが、電子化されていれば部分検索ですぐに見つかる。結果、必要な情報が必要な時に取り出せ、経営判断のスピードアップにもつながった。また、帳簿を見た際に必要だった上長の押印も不要になり、無駄な慣習をなくすことができた。

事例概要

企業規模 企業規模問わず
課題 業務のIT化
業種 流通業・商社
部署 情報システム部門(運用系)
地域 国内
導入年 -

提供企業・製品

導入製品名:電子帳票システム「活文 Report Manager」

提供企業:株式会社日立ソリューションズ

URL:https://www.hitachi-solutions.co.jp/katsubun/