技術文書・技術解説

株式会社ロジクール

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大会議室だからと妥協できないビデオ/Web会議、満足度を高める10のポイント

大会議室は構成の自由度が高い半面、その広さからビデオ/Web会議設備が不十分となりがちだが、満足度の低い環境ではコラボレーションも進まない。本来の目的を達成するために、ベストプラクティスに基づく会議室デザインに取り組みたい。

要約

 働き方改革に向けてビデオ/Web会議の導入が増える一方で、ユーザー満足度が低くなりやすいのが大会議室だ。大グループでの利用が優先されるため、会議室の参加者とリモート参加者の双方向性を後回しにしたデザインとなっていることが多い。

 しかし、実際には、規模・用途に合わせた「10のポイント」さえ意識すれば、大会議室ならではのメリットを引き出すことは難しくない。例えば、奥行きに合わせた「カメラの視野」、参加者の表情をきちんと捉えられる「カメラトラッキング」、目の高さに合わせた「カメラ配置」などにより、ユーザー体験は大きく向上する。

 さらに、大テーブル1つを席が囲む役員室スタイル、教師役の教壇と生徒側の席が向き合う教室スタイル、机をコの字型に並べて出席者の顔を見やすくしたU字型スタイルなど、用途に合わせたデザインの最適化もできれば望ましい。本資料では、大会議室におけるビデオ会議のベストプラクティスを、用途別のポイントと併せて解説する。

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