世界各拠点のナレッジ活用や成果物の再利用を新ポータルで実現

横河電機

世界各拠点のナレッジ活用や成果物の再利用を新ポータルで実現

グローバルに事業を展開する横河電機は、どの国でも同じ品質でサービスを提供するため、同社のさまざまな要件を満たす、新しいイントラネットポータルを構築した。

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  • 製造業
  • 情報システム部門(開発系)
世界各拠点のナレッジ活用や成果物の再利用を新ポータルで実現

横河電機は世界のエンジニアリング業界を支える制御分野のリーディングカンパニーだ。同社は世界各地の拠点にエンジニアリング部隊を抱えており、どの国でも同じ品質でサービスを提供するため、ナレッジ共有と円滑なコミュニケーションを実現するイントラネットポータルを構築。成果物の再利用ができるなど、実務活用が進んでいる。

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課題

 同社は世界各地に拠点があり、エンジニアリング部隊を抱えていたため、どの国でも同じ品質でサービスを提供できるよう、ナレッジ共有ができ、円滑なコミュニケーションがとれるイントラネットポータルの構築を求めていた。

 さらに既に導入を決めていた文書管理システムとの連携が容易であること、定型のサイトを簡便に作成できること、認証基盤と連携できることなどを製品選定にあたり重視していた。

解決方法

 同社は最終的に、SSOでWindowsにログインでき、各認証基盤との連携が可能なポータルを選択した。同ポータルは、他にも、ダウンロードとプレビューの制限、スクリーンショットへの透かし文字による対策、業務に必要な既存社内システムへの自動ログイン機能、アクセス状況の可視化などを備えていた。なかでも“サイト” に対する思想や、他システムとの連携をしポートレットとして表示する際の開発の容易さを最も評価した。

効果

 構築したポータルは社内でICP(Industry collaboration portarl)として活用されている。

 フォーラム機能やブログ機能により拠点間のコミュニケーションが可能で、インダストリごとのフォーラムでは活発な情報発信も促進されている。

 ライブラリにはプロジェクト分野ごとの資料が整理されており、有用性のある情報がどれかも分かりやすく、米国のプロジェクト資料を中東で再利用するなど、実務運用上効果が出ている。

事例概要

企業規模 大企業向け(1001名以上)
課題 グローバル展開
業種 製造業
部署 情報システム部門(開発系)
地域 国内
導入年 -

提供企業・製品

導入製品名:オープンソース企業ポータル「Liferay Portal」

提供企業:株式会社イージフ

URL:http://aegif.jp/liferay/