非構造化データを基幹システムのデータと紐づけて一元管理

ネットワンシステムズ

非構造化データを基幹システムのデータと紐づけて一元管理

ネットワンシステムズではECM製品を導入し、従来、ERPなどで管理が難しかった紙やOfficeファイルなどの非構造化データを構造化データと紐づけて管理できるようになった。

  • 業務効率化
  • 情報サービス業
  • 情報システム部門(開発系)
非構造化データを基幹システムのデータと紐づけて一元管理

ネットワンシステムズでは、基幹システムの刷新によって全社的なデータ管理・統制を実現したが、技術系部門が扱う一部の文書は紙やPDF、Excel、Word、ログなどの「非構造化データ」で管理されていたため、それらをシステム上の「構造化データ」と紐づけて管理できないことが課題であった。その対策としてECM製品を導入し業務効率化を実現した。

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課題

 ネットワンシステムズでは、全社的な統制と効率化のため、主要業務である会計、販売、購買を含むさまざまな業務の基盤にSAP製品を導入した。構造化データをSAPにて管理することはできたものの、SE部門や保守部門が扱う技術系書類の多くは、紙や、Word、Excel、ログなどの「非構造化データ」で管理されていたため、業務効率を上げるためにも、それらを基幹システムのデータと紐づけて統合的に管理できる製品が求められた。

解決方法

 同社では、SAP ERPやSAP CRMの構造化データと非構造化データの統合管理を実現すべく、エンタープライズコンテンツ管理(ECM)製品を導入することを決定。導入の決め手となったのは、その製品の持つSAPシステムとの親和性の高さだ。SAPの画面上から非構造化データを直接呼び出すことができる使い勝手の良さも評価している。実際の導入作業では、非構造化データの洗い出しについてもスムーズに進み、短期間で終えることができた。

効果

 非構造化データがERPやCRMなどと紐づいたことで、今まで紙の証憑をバインダーから探したり、該当ファイルをファイルサーバーなどの中から探したりする手間が軽減され業務の生産性が向上した。
 またこれまでは各人が書類の管理を行っていたが、ECM製品を導入したことで、必要な書類やファイルをシステムから参照することができるため、属人化の解消にもつながっている。今後も徐々に他のデータをECMで管理していこうとしている。

事例概要

企業規模 大企業向け(1001名以上)
課題 業務効率化
業種 情報サービス業
部署 情報システム部門(開発系)
地域 国内
導入年 -

提供企業・製品

導入製品名:OpenText Extended ECM for SAP(R) Solutions

提供企業:オープンテキスト株式会社

URL:https://www.opentext.jp/products-and-solutions/products/opentext-suite-for-sap/opentext-extended-ecm-for-sap-solutions