対象ユーザーの93%が技術情報ポータルを利用 その秘訣とは?

LIXIL

対象ユーザーの93%が技術情報ポータルを利用 その秘訣とは?

社内ポータルを構築しても、社員がそれを利用しなければ意味がない。なぜ同社は、新たに構築した技術情報ポータルの利用率を93%にまで向上させることができたのだろうか。

  • コミュニケーション最適化
  • 製造業
  • 情報システム部門(運用系)
対象ユーザーの93%が技術情報ポータルを利用 その秘訣とは?

「住まい」と「暮らし」に関わる建材/設備機器メーカー5社が統合して誕生したLIXIL。「2020年までに世界で最も企業価値が高く、革新的で、信頼されるリビングテクノロジー企業となる」というビジョンのもと組織を再編。分散していたナレッジを1つのプラットフォームにまとめて共有し、社内コミュニケーションを活性化させる環境作りを進めた。

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課題

 同社は総合プラットフォームを持つ環境づくりにあたり、「過去の研究成果の円滑な共有と活用」「現在進行形の研究計画および研究内容の共有と、協働の促進」「事業部門との直接交流によるイノベーションの加速」の3点を目的に掲げた。ソリューションとして、Office 365に含まれるSharePoint Onlineを活用した社内ポータルの構築を選んだ。しかし、ポータルの構築には、SharePointに精通したパートナーが必要だった。

解決方法

 相談先から数社のパートナーの紹介を受け、最終的に同社の意図をくみ取ってリードしてくれるという「信頼感」を感じた企業を選んだ。このパートナー企業は、社内ポータル構築において「デモサイトを使った要件整理とサイトの本構築」「セキュリティポリシーおよび利用ガイドラインの策定支援」「活性化を促すコンテンツの企画、運用」「目標達成に向けたロードマップ及びKPIの策定支援」などの面を一貫してサポートしてくれた。

効果

 パートナー企業はポータル公開後もサポートを続け、拠点での研修のほか、研修内容を収めた動画を「セルフトレーニング」として配信。ユーザーアンケートによる改善点の実施や、ユーザー参加型コンテンツの公開なども行った。

 結果、新ポータルの利用率は対象ユーザーの93%にまで成長。コンサルタント的な役割も担ったパートナー企業の働きによって、作れば終わりではなく、成果を生むためのロジックが重要だと理解できた。

事例概要

企業規模 大企業向け(1001名以上)
課題 コミュニケーション最適化
業種 製造業
部署 情報システム部門(運用系)
地域 国内
導入年 2015年

提供企業・製品

導入製品名:働き方データ収集、測定 クラウドサービス 「インテリレポート」

提供企業:ディスカバリーズ株式会社

URL:http://discoveries.co.jp/