顧客情報を地理情報システムにひも付けて、営業活動を効率化

小泉

顧客情報を地理情報システムにひも付けて、営業活動を効率化

総合商社の小泉では、“攻め”の営業活動を支えるべく顧客情報を地図上に示す営業支援地図ソリューションを導入。ターゲット設定の効率化が進み、営業戦略を立てやすくなった。

  • 顧客接点拡大
  • 流通業・商社
  • 情報システム部門(開発系)
顧客情報を地理情報システムにひも付けて、営業活動を効率化

既存顧客との関係維持と新規顧客開拓に課題を抱えていた住宅関連総合商社の小泉は、解決に向けて営業支援地図ソリューションを導入した。既存顧客と見込み客の最新情報を地図上に表示することで、営業エリアの見直しや見込み客の優先度付けが容易になった。また、販売機会を奪われたであろう案件も浮かびあがり、営業戦略立案に役立っている。

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課題

 住宅関連総合商社の小泉では、既存顧客との関係維持と新規顧客の獲得が経営課題となっていた。当時は営業担当者が顧客の位置関係を可視化できておらず、営業効率が適正か否かを判断できなかった。また、個人に依存していた成約プロセスを全社で共有したいとのニーズもあった。

 そのためシステム部では、営業を支援するために顧客の属性や取引情報などの情報と地図を組み合わせて、売上に貢献するシステムができないかを検討した。

解決方法

 検討の末、同社は“攻め”の営業活動を支援する営業支援地図ソリューションの導入を決めた。基幹システムから連携した既存顧客情報と信用調査会社のデータを基にした見込み客情報を、地図上に表示するというものだ。

 ドライブレコーダーの走行データを取り込んで営業担当者の営業ルートを可視化できるようにもした。また、営業担当者からの要望を受けて、自由に訪問情報を登録できるテキストボックスも追加した。

効果

 営業ルートが可視化できるようになったため、移動時間を短縮できるよう担当エリアを最適化させることができた。また、担当エリア内の見込み客の優先順位が地図上で把握できるようになったことにより、営業戦略を立てやすくなった。

 導入したソリューションは今後、営業だけでなく配送業務にも活用していく考えだ。担当の建設現場に荷物を配送する帰りに見込み客に立ち寄るなど、より効率的な運用ができると見込んでいる。

事例概要

企業規模 企業規模問わず
課題 顧客接点拡大
業種 流通業・商社
部署 情報システム部門(開発系)
地域 国内
導入年 -

提供企業・製品

導入製品名:GeoMation 地理情報システム

提供企業:株式会社日立ソリューションズ

URL:https://www.hitachi-solutions.co.jp/geomation/sp/