スケールアウト型NAS「Cloudy NAS/GLS」

低コスト・大容量で、無停止で拡張可能なスケールアウト型NAS

　「Cloudy NAS/GLS」は、コストパフォーマンスに優れたCloudy NASシリーズのハードウェアに、レッドハットのRed Hat Gluster Storageを搭載したスケールアウト型のストレージプラットフォームだ。Red Hat Gluster Storageはソフトウェア定義ストレージ (SDS) プラットフォームであり、コモディティハードウェアを用いて、データセンターやハイブリッドクラウド環境に適した拡張可能で高性能なストレージを数分で容易に展開できる。これにより、「Cloudy NAS/GLS」では大容量のデータを効率よく保管を行え、また、最小3ノードの構成で、万が一にノード障害が発生してもデータへのアクセスが途絶えることはない。

複数サーバ間で共有環境を作成し、1つの巨大な共有空間として管理が可能
　最大64ノード、最大ボリュームサイズ8PBの巨大共有空間を作成可能。Gluster Nativeクライアント（Linuxのみ）、NFSv3/NFSv4/pNFS、ならびにCIFS/SMB（3.1.1対応）など、多種にわたるネットワーク接続を実現する。また、スナップショットは最大256世代まで取得することが可能。

ストレージ拡張にはノード増設で
　クラスタ化されたノードを追加することにより容量を拡張可能。各種サービスが稼働しているノードを増やすことで、ストレージ拡張に伴うパフォーマンス劣化を防ぐことができる。共有サービスを停止せずに、ストレージ拡張を行うことが可能だ。

冗長性に富んだ構成でデータへのアクセス維持
　共有ボリュームは、パリティ付きストライプ構成（Dispersedボリューム）で構成。そのため、データを保管しているブリック障害、ならびにノード障害によるデータへのアクセス障害（データ破壊）を防げる。ノード交換時もデータへのアクセスを停止せずに行えるため、システム継続性にも貢献する。