事例

SBIビジネス・ソリューションズ株式会社

SBIビジネス・ソリューションズ株式会社

バラバラの書式や承認フローを統一して業務改善、老舗陶器会社の社内文書運用術

器の老舗「たち吉」では交通費・経費の精算業務、稟議・報告業務の改善が急務となっていた。特に問題視されたのが、異なる書類作成環境や部門ごとに存在する報告書による書式や承認フローの不統一だ。それを解決した方法とは?

要約

 百貨店を中心に全国で170店舗以上を展開する器の老舗「たち吉」。従業員数300人を超える同社では、交通費・経費の精算業務や稟議・報告業務の改善が急務となっていた。特に問題視していたのが、書類の書式や承認フローの社内統一ができていなかったことだ。

 その原因は、手書きやWord、Excelなど書類作成環境の混在、部門ごとに存在する多種の報告書だった。この他にも退職者や組織変更の際の引き継ぎや書類保管、システム化した際のサーバ保守・管理も課題となっていた。そこで同社が選択したのが、運用負荷のかからないクラウド型の稟議・回覧システムだった。

 このシステムは、書式登録がしやすく、承認ルート設定の自由度も高いため、運用の社内統一だけでなく、運用管理の効率化や検索性の向上などのメリットが得られた。また、その導入過程において同社は、従業員の戸惑いを減らすための工夫も凝らしたという。本コンテンツでは、同社の事例を基に、社内文書を統一し、運用管理を効率化するためのヒントを探る。

アンケート