事例

株式会社IIJグローバルソリューションズ

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海外拠点のインフラ整備でガバナンス向上、INPEXのグローバルネットワーク構築

石油・天然ガス開発事業を展開するINPEXは海外事務所のIT整備とガバナンス徹底 にあたりインフラの分断や言語/文化の違いに直面した。それらの課題を乗り越え 本社と海外拠点を結ぶネットワークインフラを構築した方法とは?

要約

海外拠点のインフラ整備でガバナンス向上、INPEXのグローバルネットワーク構築

 石油・天然ガス開発事業を国内外で展開するINPEXでは、全社的な中長期ビジョンに沿って、競争力向上を目指し情報システム部門でもグローバルIT戦略を策定。海外事務所のIT環境整備とガバナンス徹底に取り組むこととなった。

 しかし、海外拠点では事務所ごとにインフラを調達しシステムを設計・構築していたため、個別最適化が進んでしまった。またITスタッフも不在であったことから、本社のヘルプデスクを利用していたが、時差が原因でサポートに遅れが生じていた。そうした状況を改善すべく、同社は本社と海外拠点を結ぶネットワークインフラの構築を決意した。

 特に言語や文化が異なる中南米で、現地ベンダーを使ったインフラ構築の難しさを懸念した同社は、国内ベンダーをパートナーに選び、国際インターネットVPNサービスやエンドユーザーサポート/ヘルプデスクを導入。結果的に現地ベンダーとの連携もうまくいき、ガバナンス向上、全体最適化、サポートのタイムラグ解消を実現したという。同社が選んだその仕組みについて、本コンテンツで詳しく見ていこう。

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