PCデータにはイメージバックアップでなく、データバックアップが効く理由

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掲載日:2017/09/12

PCデータにはイメージバックアップでなく、
データバックアップが効く理由

 
 業務システムのデータはバックアップ計画を策定していても、従業員のPCに置かれたデータについては管理対象外としている企業は少なくない。しかし、従業員のPCに保管された業務データが破損して復旧できなくなり、業務が遂行できなくなるリスクはどの企業にも少なからず存在する。

 昨今ではデータに対する重要度の高まりもあり、貴重な業務データを万一の事故から守るために、データはファイルサーバかクラウドに保存すべき、あるいはバックアップを行うべきと業界問わず広くいわれるようになった。ランサムウェアの脅威も拡大していることから、特にバックアップの重要性が高まってきている。

 一方、日常生活の中でPCのデータが全て消失したというような痛い経験を持つ方を中心にバックアップの習慣が付いてきたり、Windows OSに標準でバックアップ機能が装備されたりしたことでバックアップという行為が少しずつ身近なものになってきた部分もある。

 しかしバックアップの実行には幾つか注意すべき点がある。PCの環境を丸ごとバックアップする「イメージバックアップ」は、毎回大量のデータを外部メディアにコピーする。家庭用のPCを外付けHDDにバックアップする目的であればよいが、複数PCのバックアップをまとめて処理するような企業の環境では、大量のバックアップデータが社内ネットワークに一斉に流れ、場合によっては輻輳(ふくそう)が発生してしまう。また、1週間の終わりなど決まった時間に差分をバックアップする方式では、直前に作成したクリティカルなデータを消失してしまった際に取り戻すことが難しく、業務に影響を与えてしまう。そのため、業務用PCのバックアップには、イメージバックアップとは異なるアプローチが必要だ。ではどのような方法が有効といえるのだろうか。本稿ではその詳細を紹介しよう。
 

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