認証システムのクラウド移行、桜美林学園が可用性とコスト性能を向上できた理由

掲載日:2017/05/31
更新日:2017/07/21


さくらインターネット

「学内は安全ではない」認証系をデータセンターへ――災害対策もできたワケ
メールをキーに統合認証システムを運用していた桜美林学園では、システムの安定稼働やセキュリティ強化などを目的に、クラウド利用を決定。データ管理が専門のデータセンターからの提案を採用したことで得られた効果を詳しく紹介する。

 桜美林学園では、メールをキーに、履修登録や課題提出、図書館サービス、就職情報サービスなど、学園内の各種サービスの認証を行っている。これらのサービスは、複数の認証サーバで運用されており、認証サーバ間の整合性は統合認証システムが管理しているが、その運用には大きな課題があった。 

 ITインフラは東京の町田キャンパスに集中し、平常時も法定停電やメンテナンスで年に2回ほどシステムが停止する状態だった。東日本大震災においても、当日に停電したうえ、計画停電も4回あり、そのたびに4〜5時間システム停止が発生していた。同校は、これをきっかけにシステムのクラウド移行を決定。まず統合認証システムがクラウド上で安定的に動作し、信頼して利用できるかを確認するところから開始した。 

 さらに、火災対策などの物理的な安全性、人的な不正アクセス対策、システムの技術面も考慮。専門のデータセンターを利用することを決定し、仮想ルーターと汎用ハードウェアルーターを利用したVPNを構築するという提案を採用した。この提案によって、導入前の課題がどのように解決されたのかを詳しく見ていく。






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