4つのシーンで見る!IT資産管理に特化したツールの有効活用法
昨年の某教育関連企業のインシデントや今年10月に施行が予定されているマイナンバー制度を契機に、“情報漏洩対策”を前面に押し出したIT資産管理ツールのプロモーションが世の中に広く展開されている。その反面、“情報漏洩対策”を行う上でベースとなる“IT資産管理”に関わる課題については、棚上げされたまま放置されているケースも散見され、“本末転倒”な事態に陥っている企業も少なくないだろう。
そこで今回は、“IT資産管理”をしっかりと行うことにフォーカスが当てられた“IT資産管理特化型ツール”の有効性について4つの活用シーンを交えながら、紹介していこう。
|
ケース1 |
“親会社のエージェント”と共存可能なツールで作業負荷を軽減 |
“親会社のエージェント”により、自社のIT資産が管理されている中、別途、自社の「ライセンス利用状況」や「PCの設置場所」といった情報を親会社に対して報告するケースも多いだろう。
結果、親会社とは別に自社独自でIT資産管理を行う必要性があり、“親会社のエージェント”の利用権限もあたえられていないため、かなりの作業負荷が発生している。
そこで、“親会社のエージェント”が動作している環境にツールを導入(追加)することにより、作業負荷を大幅に軽減し親会社からの要請に容易に対応できるようになる。
⇒このケースのポイントは特長1の「エージェントレス」で詳しく!
ケース2 |
複数の台帳やシステムに存在するIT資産情報を一元(統合)管理 |
各担当者の情報共有不足など、運用体制に問題があったため、IT資産情報が複数の管理台帳やシステムで中途半端に管理されてしまっている。結果、管理が煩雑になり、情報精度が低くなる(更新漏れなど、どの台帳の情報が正しい情報なのか判別がつかない)。
そこで、現状を改善する上で、一元(統合)管理を検討するにも、台帳やシステムごとに管理項目が異なるケースもあり、どう統合していくかが問題になっている。
こうしたケースで有効なのが、各台帳やシステムごとに異なる管理項目でも、柔軟に統合できるIT資産管理ツールだ。こうしたツールであれば、一元(統合)管理へ容易に移行できるようになる。
⇒このケースのポイントは特長2の「独自管理項目の設定」で詳しく!
ケース3 |
グループウェアや自社開発システムの独自定義項目も柔軟に移行 |
IT資産管理をグループウェアのカスタマイズや自社開発システムで行っている企業では、保守や運用コストが課題となることが多い。そこで、パッケージ製品へのリプレースを検討するも、独自に定義した管理項目の移行に頭を悩ますケースも存在する。
この場合、独自に定義した管理項目の移行を柔軟に実現できるパッケージ製品を選択することで、従来同様の管理項目でIT資産管理を行うことが可能になる。
⇒このケースのポイントは特長2の「独自管理項目の設定」で詳しく!
ケース4 |
“短期間”で“安価”に契約できるIT資産管理ツールを活用 |
年度末の棚卸や、ライセンス監査時の現状把握など、一時的・突発的にIT資産管理台帳を作成(更新)しなければならないケースが存在する。そこで、IT資産管理ツールの活用を検討するも導入コストがハードルになり、結局は管理者が手作業で行うというケースも多く耳にする。
ここで有効なのが、“目的”や“用途”に応じて短期間で安価に契約できるIT資産管理ツールだ。導入のハードルが下がるだけでなく、繁忙期の残業代などの人的コスト低減といった効果も期待できる。
⇒このケースのポイントは特長3の「タームライセンス」で詳しく!
エージェントレス型IT資産管理ツール『e-Survey+』 3つの特長
上記4つのいずれのケースでも効果的なIT資産管理ツールが、ニッポンダイナミックシステムズの『e-Survey+』(イーサーベイプラス)だ。IT資産管理に特化し、機能をシンプルにすることで「簡単導入」、「誰にでも使いやすい操作感」を実現している製品だ。次項では、『e-Survey+』の3つの特長を紹介していこう。
【特長1】エージェントレス 導入しやすく、親会社のエージェントとも共存しやすい
【特長2】簡易DB機能 柔軟な項目設定により、台帳統合(リプレース)も簡単
【特長3】タームライセンス 目的や用途に応じて、短期契約で安価にツールを活用
特長1 |
エージェントレスで簡単導入!親会社のエージェントにも影響なし |
『e-Survey+』はエージェントレスのため、各端末に常駐ソフトをインストールする必要がない。このため導入が容易であり、他の常駐ソフトに影響を与えることもなく、既存システムの安定運用が可能になる。
冒頭のケース1で紹介した“親会社のエージェント”と共存する場合、エージェントレス型の『e-Survey+』なら、現状の環境に影響を与える心配がないため、安心して導入できる。
特長2 |
簡易DB機能による柔軟な項目設定で台帳統合(リプレース)も簡単 |
2015年秋のバージョンアップで『e-Survey+』に加わるのが簡易DB機能だ。これによりケース2、3で紹介したExcelやAccessなどによる複数の管理台帳の統合や、既存システムで独自に設定していた管理項目を、柔軟に引き継ぐことが可能になる。
特長3 |
用途にあわせ、短期契約で安価に利用可能な“タームライセンス” |
ケース4で紹介した、一時的・突発的なIT資産管理を行いたい場合に有効なのが、『e-Survey+』のタームライセンスだ。
タームライセンスは、300台以下の小規模環境を対象に3ヵ月または6ヵ月といった短期契約で安価にツールを活用することができるユニークなライセンス体系だ。これによりコストメリットのある柔軟な運用を実現することができる。
スマートデバイスやサーバーも!『e-Survey+』バージョンアップ
2015年秋の次期バージョンアップでは、特長で紹介した簡易DB機能に加え、iOSとLinuxへの対応が予定されている。 |
|
製品名 | e-Survey+ |
---|---|
メーカー | ニッポンダイナミックシステムズ |
クライアント側OS | Windows XP(SP2)〜/Vista(Business,Enterprise,Ultimate) Windows 7(Professional,Ultimate)/8(Pro,Enterprise) ※8.1にも対応 Windows Server 2000(SP4)/2003(SP2)/2003 R2(SP2)/2008/2008 R2 Windows Server 2012/2012 R2 |
クライアント側対応プロセッサ | エージェントを常駐させないため、クライアント側の必要スペックは限定せず |
クライアント側必要メモリ容量 | 同上 |
クライアント側必要ディスク容量 | 同上 |
クライアント側その他動作環境 | 同上 |
サーバ側OS | Windows XP(SP2)〜/Vista(Business,Enterprise,Ultimate) Windows 7(Professional,Ultimate)/8(Pro,Enterprise) ※8.1にも対応 Windows Server 2000(SP2)/2003(SP2)/2003 R2(SP2)/2008/2008 R2 Windows Server 2012/2012 R2 |
サーバ側対応プロセッサ | Intel(R) Pentium(R) 4.1GHz以上推奨 |
サーバ側必要メモリ容量 | 512MB以上推奨 |
サーバ側必要ディスク容量 | 500MB以上の空き容量 |
サーバ側その他動作環境 | ・.NET Framework 2.0(CD同梱) ・SQL Server 2005 Express/SQL Server 2012 Express(CD同梱) ・IIS ※運用方法によっては必要となる(詳細は別途問い合わせ) |
その他特記事項 | ☆クライアントにエージェントは常駐しない ☆既存のPCやサーバーに導入可能 ※詳細は別途問い合わせ |
製品サイトURL:http://www.nds-tyo.co.jp/e-survey/ |
製品・サービスの取扱い企業
株式会社ニッポンダイナミックシステムズ
住所:〒154-0015 東京都世田谷区桜新町2-22-3 NDSビル
TEL:03-3439-2001
FAX:03-3439-4811
e-mail:solution@nds-tyo.co.jp
URL:http://www.nds-tyo.co.jp/e-survey/
掲載企業
株式会社ニッポンダイナミックシステムズ
URL:http://www.nds-tyo.co.jp/e-survey/