U3 Voice(ユーキューブボイス)


ネクストジェン

Keyレポ

  • 基本情報
  • U3 Voice(ユーキューブボイス)の導入事例
  • U3 Voice(ユーキューブボイス)の特長
  • U3 Voice(ユーキューブボイス)のスペック

U3 Voice(ユーキューブボイス)

掲載日:2014/10/21 更新日:2014/11/05

企業規模 中堅企業・中小企業 向け
オススメ
ユーザ
音声通話による通信コストを大幅に削減したい企業。スマートフォンを活用した業務の効率化やBYODの導入を検討している企業。
製品形態 ソリューション・その他
サービス
概要
インストールするだけで内線の無料通話や割安の外線通話が可能で、代表番号からの発信にも対応可能な電話ソリューション。公私分計によりBYODの導入も容易に実現。
価格情報 お問い合わせ下さい。
サポート
エリア
全国


BYOD導入により、通信コストの劇的な削減を実現


スマートフォンが普及し、ビジネスにおけるコミュニケーションツールとしての役割が高まる中、BYOD(Bring Your Own Device、個人所有の端末の業務活用)の導入を検討している企業が増えている。とはいえその導入には、ITガバナンスの阻害や情報漏洩、従業員のプライバシーの問題など、様々な課題が存在する。

グローバル企業Cargillの日本法人として、各種食品や化学品などの輸入を行っている株式会社カーギルジャパン(以下、カーギルジャパン)もIP電話とBYODの導入を進めているが、同社の取り組みを支えたのがネクストジェンのVoIP(Voice over Internet Protocol)クラウドサービス「U3 Voice(ユーキューブボイス)オフィスタイプ」だ。

今回は、カーギルジャパンでBYOD推進をリードした工藤知則氏と、ネクストジェンの牧野俊雄氏、林邦洋氏に、プロジェクトの経緯と具体的な導入効果について伺った。






導入事例


導入の背景

通信コスト削減のためにIP電話の導入を検討


(牧野)通信コストの削減が大きな課題だったようですね?

(工藤)我が社は穀物や食品、化学品などの輸出入が主なビジネスですから、海外へ出張する者も多く、電話でのやり取りは欠かせません。以前は営業担当者を中心に約150人の従業員へ携帯電話を貸与していましたが、通信コストが年間3000万円に達しており、大きな負担となっていました。また、個人の携帯電話で会社のメールをやりとりしたり、逆に会社貸与の携帯電話を私用に使ったりなど、様々な問題が指摘されていたことから、これらを解決すべく、今回のプロジェクトがスタートしました。

(牧野)たしかお問い合わせをいただいたのは2012年でした。

(工藤)ええ。まずは会社で貸与している携帯電話をIP電話に切り替えた場合のシミュレーションを行ったところ、通信コストを大幅に削減できるという試算結果が出ました。そこでU3 VoiceなどIP電話の導入を具体的に検討することにしたのです。





製品の選定

0AB-J番号対応とキャリアフリーの観点からU3 Voiceを採用


(牧野)当然ながら他製品も検討されたのですよね?

(工藤)もちろんです。ただ、我々としては既存のPBXにつなげること、通信キャリアを自由に選択できることが条件としてありました。この2つの条件を満たしているのはU3 Voiceだけだったのです。

(牧野)一般的なIP電話のシステムは、スマートフォン同士を1対1でつなぐか、すべてクラウドPBXへ移行する必要があるのに対し、U3 Voiceは既存のPBXと連携することで、スマートフォンからでも0AB-J番号(市外局番からはじまる固定電話の番号)からの発信として電話をかけることができ、内線通話も可能です。

(工藤)ただ、固定電話と違ってVoIPはベストエフォートであり回線品質が保証されていません。正直その点が不安でしたが、ネクストジェンの技術力に期待しました。

(林)U3 Voiceはコーデックを調整するなどして、都会の雑踏でもつながるよう工夫しています。ビジネスで使える品質であることが大きな特長です。





運用上の工夫

IP電話のメリット/デメリットを理解した上で運用


(牧野)そしてU3 Voiceを採用いただいたわけですが…導入にあたって何かハードルはありましたか?

(工藤)IP電話にはコスト削減という大きなメリットがありますから、デメリットについては割り切って、使い方を工夫することにしました。例えばIP電話は通信環境の影響を受けやすいので、利用上の注意点をマニュアル化して全社員に配ったり、大切な通話のときはキャリアの電話回線を使うようにしたり、海外なら国際ローミングを利用したり、などです。

(牧野)携帯電話からスマートフォンへの移行はスムーズに行ったのでしょうか?

(工藤)使い慣れたものがよい、あるいは私用でも使っているからという理由で移行を喜ばない社員もいました。そこでインセンティブとして、モバイル通信費という手当を期間限定で出すことにしたのです。おかげさまで、2〜3ヵ月後にはほとんどのユーザがスマートフォンへ移行してくれました。





導入効果

導入の効果は? そして今後の展開は?


「U3 Voice(ユーキューブボイス)オフィスタイプ」の導入により、理想のBYOD環境を実現したカーギルジャパン。導入の効果はコスト削減にとどまらず、運用負担の軽減やワークライフバランスの推進、BCPへの対応ほか、様々な分野に及んでいる。同社ではこれを契機に、オフィス改革などBYODを基盤とした新たな展開を計画しているとのことだ。

さて、今回の導入事例については、更に詳しい内容をまとめた資料も用意した。1ヵ月に削減できた通信費の金額など、より具体的な数字も掲載されているので、興味のある方は一度ご覧になってはいかがだろうか。

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特長


通信費削減

通話コストの削減と通話の効率化を同時に実現


近年、企業におけるスマートフォン活用が進んでいるが、中でも最も利用されている機能が音声通話であり、最も大きなコストを占めているのが通話料金だ。営業に注力している、海外とのやりとりが多いなど、業務の内容によってはバカにならない負担となるため、前述のカーギルジャパンでも喫緊の課題となっていた。

こうした課題を解決するのが、ネクストジェンの電話ソリューション、U3 Voiceだ。スマートフォンなどの端末に専用アプリケーションをインストールすると内線番号を付与することができ、内線同士の通信コストをゼロにすることができる。また企業ごとに電話会社と 契約したIP電話番号や固定電話番号も併用することで外線への発信も可能となり、IP電話として格安の通話料金で利用できる。更に、3G、WiMAX/LTE、Wi-Fiのいずれの通信環境でも利用可能なため、海外や遠隔地との通話であっても、無料もしくは低価格での通話が実現する。





BYOD支援

手軽に“公私分計”、BYODの導入も容易


社員の私物のスマートフォンを業務に利用するBYODにおいて大きな問題となるのが、私用/業務の通話の区別が難しい点だ。私用での通話を制限なく認めてしまっては通信コストが嵩んでしまうし、かといって公私を厳密に区別しようとすれば、分計のための事務処理が煩雑になってしまう。カーギルジャパンでもこの問題には頭を悩ませていたのは前述の通りだ。

U3 Voiceの場合、私物のスマートフォンから会社が契約した固定電話やIP電話の番号を利用でき、携帯キャリアからもともと付与されている電話番号との使い分けが可能だ。そのため、私用には携帯キャリアの番号を、業務には会社の固定電話やIP電話の番号を使うことで、私用と業務の通話料金を分割して精算する"公私分計"が容易に実現する。着信の際も私用と業務のどちらの用件なのか一目で分かるため、ユーザにとっても使い勝手のいい通話環境が実現する。





発信番号変更

スマートフォンから代表番号による発信が可能


スマートフォンの業務利用の際に問題となるのが、電話番号が個々の端末に紐付けられているため、発信者の端末へ折り返しの電話がかかってきてしまうことだ。しかし実際の業務においては、会社や部門の番号へ折り返してもらうことが望ましい。

U3 Voiceでは、既存のビジネスホン主装置と連携して、社内の固定電話との内線通話が可能だ。発信時に宅内設備を経由することで、固定番号(03、06などの市外局番ではじまる0AB-J番号)からでも発信でき、「発信番号を固定電話の番号にしたい」といったニーズにも柔軟に対応する。しかも、導入に際してはゲートウェイ機器の設置が不要であり、既存のビジネスホンの設定を変更するか、アダプタを追加するだけで済むため、導入時の手間を省き、初期コストを抑えることができる。




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スペック

製品名(サービス名) U3 Voice(ユーキューブボイス)
サービス提供会社 ネクストジェン
サービスメニュー(提供可能な製品群) 0AB-J番号で外線発着信
内線発着信
発番号通知・非通知
着信転送(各種)
フォローミー
着信拒否・拒否
発信規制(各種)
共用短縮ダイアル
保留転送
代表着信(各種)
ピックアップ
パーク保留
マルチライン
鳴り分け
動作環境 【スマートフォンVoIPクライアント】
iOS 4.0以上、Android 2.3以上
オプションサービス 【クラウドPBX対応固定端末】
サクサ IP Net Phone SX II(詳細は下記URLへ)
http://www.saxa.co.jp/product/telephone/ipnetphone/index.html
その他特記事項 ※本スペックはクラウドPBXタイプのもの。ベーシックタイプ、オフィスタイプの詳細については別途お問い合わせ下さい。


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株式会社ネクストジェン
部署名:マーケティング推進室
住所:〒108-0072 東京都港区白金1-27-6 白金高輪ステーションビル
TEL:03-5793-3230 (代表)
FAX:03-5793-3231
e-mail:u3_contact@nextgen.co.jp
URL:http://www.nextgen.co.jp/

備考: ※10月14日に本社を上記住所に移転いたしました。


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備考: ※10月14日に本社を上記住所に移転いたしました。