クラウド環境での高可用性実現ソリューション「LifeKeeper」サイオステクノロジー |
掲載日:2014/07/07 |
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企業システムのクラウド化 可用性の課題を解決するために
クラウドファーストを実践する企業が増え、基幹系業務のクラウドへの移行も増えている。しかし、多くのクラウドサービスがSLA(サービス品質保証)で保証するのは、物理サーバからバーチャルマシンの稼働まで。OS以上のレイヤーに関しては、ユーザが自分で面倒を見る必要がある。そもそも、クラウドサービスのSLAでは、自社のポリシーに不十分な場合も少なくない。基幹系業務の場合、オンプレミスの環境で持っていたSLAや可用性に関するポリシーの実現は、クラウドであろうと必須。そこで、可用性を高める方策が必要となる。
今回の記事では、クラウド環境の高可用性を実現するHAクラスタソフトウェア「LifeKeeper」「LifeKeeper Single Server Protection for Linux(以下SSP)」、また、データレプリケーションソフト「DataKeeper」によるクラウド化の課題解決、導入事例などを紹介したい。
ラインナップ |
可用性のレベルとコストで最適なソフトウェアを選択可能 |
LifeKeeperは、高可用性を実現するクラスタソフトウェアであり、稼働機に障害が発生した際には瞬時に、自動で予備機に切り替える製品だ。極めて高い業務継続性が求められるシステムに適している。
一方SSPは、シングルサーバー環境下でのアプリケーション保護ソフトであり、アプリケーションを監視し障害が発生すると自動的にOSの再起動を行う。再び稼働するまでに再起動の時間が多少かかるが、予備機が不要なので稼働機のみのコスト負担で済む上、ライセンス費用も安いというメリットがある。復旧時間が少々かかっても安価に可用性を高めたいという場合に最適だ。
DataKeeperは、データの複製をリアルタイムで行い、障害直前までのデータを保護する。これらを併用することで、クラウドベンダのデフォルトのサービスではカバーできない部分まで、くまなく可用性を高められるようになる。
可用性向上 |
様々なクラウド環境での構築をサポート |
LifeKeeperを提供するサイオステクノロジーは、ミッションクリティカルなシステムをクラウド環境で安心して利用したいという企業の要望に応えるため、サービスの拡大に注力している。現在、「LifeKeeper for Linux」は、Amazon EC2、FUJITSU Cloud IaaS Trusted Public S5(以下FUJITSU Trusted Public S5)、ニフティクラウドの環境を検証済みだ。「DataKeeper」についても、Amazon EC2に加えて、Windows Azureをサポートした。クラウド環境の検証は継続して実施しており、今後続々と対応していく予定だ。
同社では、環境ごとに手軽にHA環境を構築できる構築ガイドや検証レポートを公開し、ユーザ企業が効率よく的確に構築・運用できるようサポートを行っている。構築ガイドや検証レポートはこのページの下の「資料ダウンロード」に用意したので、興味のある方は是非ダウンロードしてみて欲しい。
新機能 |
更に柔軟な可用性を実現するLifeKeeper for Linux 8.3 |
2014年7月リリース予定の「LifeKeeper for Linux 8.3」では、サブスクリプションライセンスが導入される。これにより、購入不要でもっと手軽にLifeKeeperが利用できるようになる。 また、オンプレミスとクラウドの混在環境や異なるクラウドの組み合わせによる可用性向上も実現。AWSでは、地域を超えたクロスリージョンのクラスタ構成も可能になる。
≪導入事例ダウンロード≫ ガリバーインターナショナル
中古車販売のガリバーインターナショナルは、2018年2月末までに、国内外で計1600店舗まで拡大する計画を持つ。このような急速な事業拡大に迅速かつ柔軟に対応できるIT基盤を目指して、従来オンプレミスで構築してきた業務システムを、Amazonのクラウドサービス「AWS(アマゾン ウェブ サービス)」に移行した。 |
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構築ガイド |
Amazon EC2のHAクラスタ構築ガイドを公開中 |
サイオステクノロジーでは、Apache Web ServerをAWS環境で稼働させ、クラウド環境におけるパブリックなHAクラスタシステムを構築する手法について、PDFで詳細を公開中だ。実際に行った検証結果をベースに、各機能の簡易な解説を交えながら説明している。AWSの各種設定やLifeKeeperのインストール、リソース階層の作成などについても順を追って説明している。詳細はPDFで≫≫
動作検証 |
ニフティクラウド環境における動作検証レポートを公開中 |
ニフティクラウド環境において実際に行った、SSPの動作検証結果のレポートを公開中だ。SSPによる可用性向上の手順(ニフティクラウドの構築と各種設定、PostgreSQLやSSPのインストールや階層の作成など)と、HAクラスタ構築手法(LifeKeeperのインストール、リソース階層の作成など)について順を追って説明している。詳細はPDFで≫≫
動作検証 |
FUJITSU Trusted Public S5の動作検証レポートを公開中 |
LifeKeeperとSSPをFUJITSU Trusted Public S5環境で稼働させる際のLifeKeeper製品の構築手法について、実際に行った検証結果をベースに説明。HAクラスタ構築手法(構成情報、仮想システムの準備から設定、PostgreSQLの設定、LifeKeeperの構成など)と、SSPによる可用性向上の手順(構成情報、仮想システムの準備から設定、PostgreSQLの設定、SSPのインストールと設定など)について順を追って説明している。詳細はPDFで≫≫
そのほか、DataKeeperが新たに対応したWindows Azureのクイックスタートガイドも公開しているので、興味のある方はお問い合わせいただきたい。
60日間無料で利用できる評価版を配布中!
サイオステクノロジーでは、ここで紹介した各製品の評価版を配布中だ。興味のある方はこの下のアンケート(1)「評価版の提供を希望」にチェックを。また、本ソリューションの関連セミナーも随時開催※している。こちらはアンケートの(2)より是非お申込みいただきたい。
※セミナーのお申込みは予告なく締め切らせていただくことがありますのであらかじめご了承下さい。
製品名(サービス名) | クラウド環境での高可用性実現ソリューション「LifeKeeper」 |
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サービス提供会社 | サイオステクノロジー |
サービスメニュー(提供可能な製品群) | LifeKeeper for Linux LifeKeeper for Windows LifeKeeper Single Server Protection for Linux DataKeeper for Windows |
動作環境 | Linux、Windows |
オプションサービス | 標準サポート Premiumサポート コンサルティングサービス システム設計支援サービス 専用スクリプト作成サービス 導入サービス 拡張サポートサービス テクニカルトレーニング |
その他特記事項 | ■サポートOS 【LifeKeeper for Linux】 Red Hat Enterprise Linux 5 / 5 Advanced Platform / 6 SUSE Linux Enterprise Server(SLES) 10 / 11 Oracle Enterprise Linux 5 The Community ENTerprise Operating System(CentOS) 5 / 6 【DataKeeper】 Microsoft Windows Server 2003 / Server 2008 ■サポートクラウド環境 Amazon EC2 ニフティクラウド FUJITSU Cloud IaaS Trusted Public S5 ※60日間無料の評価版あり。 |
製品サイトURL:http://www.sios.com/products/bcp/lkdk/product/ |
製品・サービスの取扱い企業
サイオステクノロジー株式会社
住所:〒106-0047 東京都港区南麻布2-12-3 サイオスビル
TEL:03-6401-5111
FAX:03-6401-5112
URL:http://www.sios.com/
掲載企業
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TEL:03-6401-5111
FAX:03-6401-5112
URL:http://www.sios.com/