FutureNet MA-E320


センチュリー・システムズ

Keyレポ

  • 基本情報
  • FutureNet MA-E320のケーススタディ
  • FutureNet MA-E320の特長
  • FutureNet MA-E320のスペック

FutureNet MA-E320

掲載日:2014/05/13

企業規模 企業規模問わず
オススメ
ユーザ
M2Mシステムやネットワークの制御や監視を、パソコンと周辺機器の組み合わせで行っている企業及びSIer。
製品形態 ハードウェア
製品概要 Linuxを組み込んだマイクロサーバ。M2Mシステムの制御のほか、ネットワークサーバー監視を省スペース/低消費電力で行うことができる。
価格情報 オープン価格
サポート
エリア
全国


JAVA SE 8標準搭載のLinuxマイクロアプライアンスが新登場




FutureNet MA-E300シリーズは、Linuxを組み込んだマイクロアプライアンス(マイクロサーバ)だ。

最新のJAVA SE Embedded 8を標準搭載していることから、Linuxでのアプリケーション開発に加え、JAVAの開発環境にも利用できるので、豊富なLinuxアプリケーション、JAVAアプリケーションが実行可能。これにより、従来パソコンと周辺機器を組み合わせ、JAVAベースで開発してきたM2Mの制御やネットワーク監視システムなどを置き換え、1台で実行できるようになる。

今回は、FutureNet MA-E300シリーズの活用例とともに、主に「開発」といった視点から特長を紹介する。



ケーススタディ


活用法1

M2Mシステムの制御機器として


FutureNet MA-E300シリーズは「-20℃〜60℃という幅広い動作温度範囲への対応」「待機時の低消費電力」「ファンなどの稼働部品を使用しないことによる高信頼性」などの特長を持つ。

また、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク及びMVNO各社から提供されるUSB型モバイルデータ通信端末を接続できることから、屋外環境や無人環境でも活用が想定されている。

そのため「ネットワークカメラを用いた遠隔監視」「ビルのセキュリティ監視」「工場のライン監視」といったM2M制御機器として、幅広く活用できる。

ベースモデルのFutureNet MA-E320に、シリアル[RS-232(Dsub9)×2、RS-485(Dsub9)×1、RS-232(RJ-45)× 1]、デジタル入出力(接点入力×8点、接点出力×8点)を装備したFutureNet MA-E320/D-16、更にFOMA通信モジュールを内蔵したFutureNet MA-E320/FD-16もラインナップ。




活用法2

データセンターにおけるネットワーク監視サーバとして


FutureNet MA-E300シリーズは、手の平に乗せることができるほどの小型の筐体であるため、データセンターにおけるネットワーク監視用の小型サーバとしての活用も可能だ。

従来設置されている、データセンターのサーバーやネットワークを監視するための監視サーバを、FutureNet MA-E300シリーズに置き換えることにより、省スペースかつ省電力で監視が行えるようになる。

USB型モバイルデータ通信端末の接続により、監視センターからの遠隔監視も可能になる。



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特長


最新JAVA搭載

パソコンで開発したシステムをスムーズに移植


FutureNet MA-E300シリーズはOSとしてLinuxカーネル 3.14.x(またはそれ以降)を採用。出荷時の状態で、オープンソースで提供されている多数のLinuxアプリケーションが利用可能だ。

更に、最新のJAVA SE Embedded 8を標準搭載しているため、Linux組み込みのマイクロサーバでありながら、既にJAVAベースで開発して活用中のシステムも移行しやすいという特長も持っている。


開発工数削減

2つのファームウェアの切り替えなど開発を容易にする機能


FutureNet MA-E300シリーズはフラッシュメモリで、2つのファームウェアを切り替えて使う機構を備えている。これにより、例えば1面側に運用中のカーネルとファイルシステムを搭載し、2面側にその更新版を搭載することで、更新版での試験運用の際に問題が発生したら1面の従来版に戻して運用を継続するといった活用法が可能。リスクを低減しながら、実運用と同じ環境での開発が可能になる。

また、FutureNet MA-E300を実際に使った、開発環境用仮想マシンのセットアップ方法から、ファームウェア作成までの情報も提供しているので、開発工数大幅に削減できる。


情報提供

開発者用サイトにより活用提案のイメージなどの参考情報が!


FutureNet MA-E300シリーズを開発/販売しているセンチュリー・システムズでは、開発者向けサイトによる情報提供にも力を入れている。

開発者サイトでは「ファームウェアの構造」「出荷時状態での起動」といった基本情報のほか、ソフトウェア開発に関するオンラインマニュアルなども提供されている。

実際にFutureNet MA-E300シリーズを活用する際に参考になる情報が、エンジニア視点で提供されているため、製品導入前であっても、具体的な活用イメージがつかみやすい内容となっている。

ダウンロード資料「開発者向けサイトの説明」で、同サイトのURLが紹介されているので、是非、参考にしてほしい。




その他

インターフェースや耐環境性など充実のスペック


ここまで、キーマンズネット読者にとって関心が高い「開発」という視点から、FutureNet MA-E300シリーズの特長を紹介してきたが、ネットワーク機能、インターフェースの詳細なスペックについては、ダウンロード資料「ハードウェア仕様書」に記載されている。

同資料は、実際に導入したユーザ向けの仕様書であるため、技術的な内容の詳細も把握できる。

「自社の監視システムに組み込みたい」というユーザ企業にとっても、「顧客の監視システムの提案を行いたい」というSIerにとっても参考になる内容となっている。



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アンケート回答者から抽選で10名に実機をプレゼント!


実際に自社での活用、及び顧客への提案を念頭に置いている企業では、FutureNet MA-E300シリーズを手にとって試したい…というニーズも多いだろう。

そこで今回は、アンケート回答者から抽選で10名に、FutureNet MA-E320をプレゼントすることとなった。

FutureNet MA-E320は、有線LAN用のギガビットイーサネットを2ポート、RS-232インターフェース(Dsub9ピン)を1ポート、コンソール(RS-232、RJ-45コネクタ)を1ポート、USB2.0インターフェースを1ポート、SDカードスロットを1スロット備えた小型遠隔監視サーバだ。

性能を体感できるチャンスなので、是非、アンケート回答してみてはいかがだろうか。



5月28日からのワイヤレスジャパン2014にも出展


モバイル/ワイヤレス専門展示会でも、FutureNet MA-E300シリーズを体感することができる。

センチュリー・システムズでは、FutureNet MA-E300シリーズをワイヤレスジャパンに出展。詳細情報やデモなどが参照できる。

ワイヤレスジャパン2014
●開催日時 2014年5月28日(水)〜5月30日(金)
         10:00〜18:00(最終日17:00終了)
●開催場所 東京ビッグサイト2F 西4ホール W-15



スペック

製品名 FutureNet MA-E320
メーカー センチュリー・システムズ
寸法 81.0(幅)×137.0(奥行)×28.7(高さ)mm
質量 約380g
電源 DC +12V ※ DCジャック(ACアダプタ)
筐体タイプ マイクロアプライアンス
プロセッサ テキサスインスツルメンツ社
Sitara AM3352 (ARM Cortex-A8 core)
1GHz
メモリ容量 NAND FLASH 256MB、DRAM 512MB、NOR FLASH 2MB、EEPROM 2KB
※ DRAMは最大 1GBまで拡張可能
内蔵HDD -
その他ドライブ SDHC対応 SDカード × 1スロット
LANインターフェース 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T × 2ポート
その他インターフェース WAN USBデータ通信アダプタ ※ USBポート利用
シリアル RS-232(Dsub9) × 1 ※ RS-485への変更可
RS-232(RJ-45) × 1
USB USB 2.0 ホスト × 1ポート(TYPE-Aコネクタ)、
内部インターフェース × 1ポート
OS Linux(Kernel 3.14以降)
その他特記事項 FutureNet MA-E320に、シリアル[RS-232(Dsub9)×2、RS-485(Dsub9)×1、RS-232(RJ-45)× 1]、デジタル入出力(接点入力×8点、接点出力×8点)を装備したFutureNet MA-E320/D-16、更にFOMA通信モジュールを内蔵したFutureNet MA-E320/FD-16もラインナップ
製品サイトURL:http://www.centurysys.co.jp/products/linuxserver/mae320.html


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