TransActインターネットFAXサービス 「TransFax」


トランザクト

Keyレポ

  • 基本情報
  • TransActインターネットFAXサービス 「TransFax」の特長
  • TransActインターネットFAXサービス 「TransFax」の導入事例
  • TransActインターネットFAXサービス 「TransFax」のスペック

TransActインターネットFAXサービス 「TransFax」

掲載日:2014/03/31

企業規模 大企業・中堅企業 向け
オススメ
ユーザ
受発注・物流などの基幹業務におけるFAXトランザクションを自動化して、業務効率・コスト削減を実現したいユーザ。
製品形態 ASP・SaaS
サービス
概要
PDF化した帳票を多彩な接続手段で迅速かつ大量に送信するFAX送信サービスと大量のFAXを一括受信可能な大規模FAX受信サービス。FAXサーバ不要。公式連携プロダクト多数。
価格情報 【FAX送信サービス】
FAX送信料:10円/枚〜
【FAX受信サービス】
月額基本料:3500円/番号
FAX受信料:10円/枚〜
※個別見積り対応
※税別
サポート
エリア
全国


TransActインターネットFAXサービス 「TransFax」とは?


 TransFaxとは、基幹業務で主流となっている伝票化したPDFファイルをFAX送信するサービスと、注文書や依頼書など、送信される伝票を大量一括FAX受信するサービス。単独でFAX送信のみならずFAX受信までをカバーする包括的なFAXソリューションだ。クラウドベースで提供しているためFAXサーバの導入及びメンテナンスが不要。初期導入コストも大幅に節減できる。

 契約は通信契約のみ。ページベースの完全従量課金制で、契約前の試用・検証テストも検証機などの導入が必要ないため、無料で即日から始められる。

 TransFax米国のOPENTEXT社が管理する世界最大級のFAXネットワークがバックボーン。グローバルなFAX専用のネットワークなので大量のFAXでも短時間に送受信可能。月末の大量バッチ処理などにも余裕で対応できる。またサポートは24時間365日対応しており基幹業務に見合うサービス品質を提供可能だ。






特長


特長1

FAX送信サービス : 多彩な接続方式とセキュリティ対応をサポート


FAX送信サービスはユーザのシステム環境からFAXネットワークまで、3つの接続方式をサポート。

1.電子メール
  PDF/TIFF化された帳票を電子メールに添付して送信。同一のシステム環境でFAXとメール送信を両立可能。
2.SOAP (HTTPs)
  Webベース(HTTPs)の接続方式。他社SaaSとのマッシュアップ、Webアプリケーションとの連動が必要な要件、データセンタ等で
  電子メール接続ができない環境に最適。
3.FTP (FTPs)
  FAX番号やジョブIDをファイル名に付与したPDFをFAXネットワークに構築した専用ディレクトリに直接ファイル転送する方法。

また通信経路・コンテンツまでプロテクトするセキュリティ対応を完備。

1.PDFパスワード、ZIPパスワード
  PDFに閲覧パスワードを付与した設定で送信可能。またZIPパスワードも2012年より対応。
2.SSL通信、インターネットVPN
  SMTP over SSL、HTTPs、FTPsと各接続方式に対してすべてSSL設定が可能。またインターネットVPNも接続可能(有料)。





特長2

FAX送信サービス : 帳票ソリューションとの連携


 基幹業務における出力要件(印刷、電子保存、PDF出力など)に対応するため帳票ソリューションを導入している企業も多いだろう。

 トランザクトは帳票ソリューションの大手であるウイングアーク1st社提供のSuper Visual Formade(SVF)と公式連携した「TransFax for WingArc SVF」を2001年から展開。2012年2月時点、実績150社を超えるSVF有数のFAXソリューションだ。
 基幹システムからのデータを「SVF for PDF」でPDF帳票化し「SVF Connect SUITE」の電子メール送信機能でそのまま自動FAX送信が可能。SVFで作成されたPDFが軽量なのでメールとFAXを同じメールベースの仕組みで活用するユーザが多い。

 帳票ソリューションとの連携により、印刷、電子保存などの用途のために今まで導入した帳票ツールをFAX送信にも拡張使用でき、少ない投資で最大限の効果を発揮することが可能である。

 なおトランザクトが扱うFAX送信文書はPDFだけではない。Excel・Wordにも対応している。





特長3

FAX送信サービス : 基幹業務特化型ならではの機能・体制・処理能力


 FAXネットワークは米国のデータセンタを中心とした分散型ネットワークのため万全な冗長化がなされ、BCP、DR対策にもなる。また豊富な搭載回線により、時間あたり数千件のFAX送受信が可能だ。

 トラブル対応も万全。ネットワーク機器は、OPENTEXTのNOCが監視し、ユーザの通信状況はトランザクトが24時間365日体制で監視。万一の障害にも素早く対応。障害以外のユーザサポートも24時間対応なので情報システム部門の負担は相当軽減されるはずだ。

 FAX送信接続方式同様にFAX送信結果の管理方法も、通知メール、SOAPクエリ、FTP取得などの方式に対応しているが、最も生産性が高くUIに優れた管理方法はオプションソフトウェアのFaxMaster Lite(FML)だ。FMLの最大の特長はFAXネットワークでFAX文書を保管するのではなくユーザサイトで保管し、それを活用した再送・印刷・閲覧などができる点。GUIも工夫を凝らしており、ITに不慣れな現場部門でも安心して使用できる。





特長4

FAX受信サービス


 例えば、このような要件を抱えてはいないだろうか?
1.大量の注文書を毎日FAX受信。受信したFAXをその都度仕分けしシステムへ入力。
2.月末などには大量に勤務表や報告書がFAX送信されてくる。FAX設備では受信しきれず、話中が発生し、クレームに。
3.受信したFAXを大量にファイリング。保管スペースの問題もあるが、電子保存のためのスキャンに手間がかけられない。
4.受信したFAXにコメントを付与して、即座にFAX送信者へ返信しなければならない。

 このような要件に対応するため、本来ユーザの設備(電話回線)で大量に受信しなければならないFAXを、トランザクトのFAXネットワークが代わりに大量一括受信するというFAX受信サービスも提供。時間当たり数千件の大量受信が可能になる。受信したFAXはPDFもしくはTIFFファイルに自動変換され、ユーザは、FAX送信サービス同様、メール、SOAP、FTPの接続方式でそれらのFAX受信ファイルを取得できる。





特長5

FAX受信サービス : FTPインターフェース


 FAX受信サービスにおいて、特に受注などの基幹要件の場合は、FAX受信文書の取得接続方式にはFTPが採用されるケースが多い。また単純に受信だけで業務が終わるケースはほとんどなく、多くの場合FAX送信業務との連携が必要になる。なので、FAX送受信ともに、接続方式としてFTP(FTPs)を採用するユーザが増えている。

 FTPの場合、受信したFAX文書は、FAXネットワーク内のFTPサーバに設定したユーザ専用フォルダに保管される。ユーザは、自社のFTPクライアントからこのFTPサーバにログインIDとパスワードで定期的にアクセスしFAX文書をGETする。FAX受信そのものはFAXネットワーク内の巨大FAXサーバが対応するためユーザは心配しなくていい。

 FTP取得したFAX文書には必ずペアでXMLファイルが添えられる。このXMLファイルには、基幹システムなどへの入力が不可欠な、FAX受信時間、発信者番号情報、そしてTSIと呼ばれるFAX送信者の端末IDなどがタグ化されている。





特長6

FAX受信サービス : 入力・OCRプロダクトとの連携


 FAX受信サービスでは、OCRや入力が必要なユーザ向けに各社のプロダクトと公式連携を構築している。自社設備とクラウドの融合により適切な業務分担を可能としている。紹介する各社の商品は各社の登録商標です。

◆OCR
 代表的OCR連携は、三菱電機インフォメーションシステムズのFAXOCR製品 MELFOS。FAX特有の傾斜、カスレなどに対応した高性能な認識処理を持つ。

◆入力
  入力では、ハツコーエレクトロニクスのEM2008。高度なイメージエントリーシステムだ。FAX受信サービス(FTP接続)で取得したFAX受信文書を一覧保存し、EM2008に取り込む機能がある。

◆保管
 エフ・シー・エスのecoFAXは、FAX受信サービス専用の保管・印刷ソリューション。FTPで定期的に取得した受信FAXを履歴管理・一括印刷などができる。受信FAXへのコメント付与やリターンFAX送信も可能。

◆BPOサービス
そのほか、入力などを行うBPOサービスともマッシュアップが可能。

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導入事例


事例1

電子メールを接続方式とした導入事例(物流業務)


 ある大手食品加工会社では、全国約70ヵ所の物流センタで、「出荷依頼」「在庫管理」などの処理のため、月間20万枚を超える大規模なFAX要件と大量印刷要件を抱えていた

 この課題に対して、まず大量印刷要件を満たすために、ウイングアーク1st社の帳票ソリューションSVFを導入。次に、FAXの自動化については、高額なシステム投資となることからFAXサーバは選択せず、SVFから直接FAX送信可能な「TransFax for WingArc SVF」を採用。導入コストを最小限に抑え、なおかつ帳票ソリューション資産を有効活用した自動FAX環境を構築した。

 現在、電子メールでの接続性を最大限に活かし、FAXでの受信が必要な取引先にはTransFaxで送信、電子メールでの受信を希望する取引先には通常の電子メールアドレス宛に送信と、FAXと電子メールを同じ仕組みで運用中だ。この併用は、FAXサーバでは安価に実現できなかったであろう。





事例2

FAX受信サービス(製造会社受注センタ)


 ある大手製造会社では、取引先からの注文や注文変更・問い合わせ対応として受注センタを運営。この受注センタでは注文書を毎月数万枚FAX受信し専用アプリで基幹システムに入力し納期回答をFAX送信している。順調な業績に比例し注文件数も増加の一途。そのためFAXサーバの限界が近づいていた

 受注業務ではFAX受信時の話中などは致命的。そのためオーバースペックでの導入が不可欠になる。またBCP対応も考えなければならない。そこでこのユーザは入力アプリはそのままにFAX送受信のインフラのみをクラウド化という形態を選択。FAXインフラをトランザクトに委託することを決定した

 接続方式は、FAX送受信ともFTPを選択。インターネットVPNでのセキュアな接続を実現した。

 夏季に集中するFAX受信への対応・導入設備の耐用年数の心配等は不要になり、管理する設備が減ったことにより間接的な経費が抜本的に削減された。現在はほかのFAX要件の展開を視野に。




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スペック

製品名(サービス名) TransActインターネットFAXサービス 「TransFax」
サービス提供会社 トランザクト
動作環境 クラウドサービスのため、動作環境問わず。
ただし、OSなどに依存する各種モジュール(API、FMLなど)を使用する場合は、別途お問い合わせ下さい。
提供エリア 全国。日本法人の海外拠点・グループ会社への提供も可能。
オプションサービス ・同報FAXサービス
・FAX送受信IF連携ソフトウェアの提供とサポート
その他サービス EDIサービス
その他特記事項 ・メールだけでなくSOAP、FTPでもFAX送受信が可能
・FAXサーバの導入不要
・PDFパスワード・ZIPパスワード、SSL通信、インターネットVPNに対応
・ウイングアーク1st SVF、インフォテリア ASTERIA、東洋ビジネスエンジニアリング MCFrame、三菱電機インフォメーションシステムズ MELFOSなど、多数のプロダクトと公式連携あり
・完全従量の課金制度 TOCの削減が可能
・BCP、DR対策が可能
・24時間365日の無料サポート
・業界団体MIJS、ASPICに加盟
製品サイトURL:http://www.transact.ne.jp


価格情報


【FAX送信サービス】
FAX送信料:10円/枚〜
【FAX受信サービス】
月額基本料:3500円/番号
FAX受信料:10円/枚〜
※個別見積り対応
※税別


補足説明
※【FAX送信サービス】の月額基本料は無料
※ボリュームディスカウント制度あり
※サポート料金無料

【FAX送信料金】
24時間日本全国一律料金。
海外にも低料金でFAX送信が可能。
標準FINEモード(追加オプション費用不要)
その他オプション製品については別途お問い合わせ下さい。

※FAX送信サービスにおいて、海外へのFAX送信にも低価格で対応。

【FAX受信料金】
着信課金番号にも対応。別途お問い合わせ下さい。

サポートエリア


全国


補足説明

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株式会社トランザクト
部署名:営業部
住所:〒150-0012 東京都渋谷区広尾1-9-16 広尾宮田ビル7F
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FAX:03-3442-7774
e-mail:sales@transact.ne.jp
URL:http://www.transact.ne.jp


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