S-Portクラウドサービス

さて、「貴社で現在活用しているクラウドサービスの品質（スペック）と価格のバランスは適正か？」という質問をされた時に、即答できる読者はどのくらいいるだろうか。

実際のところ、現在利用中のサービスに品質や価格で不満があっても、「安いからこんなものなのでは…」「意外と高いけれども、要件を満たすには仕方ない…」というように、裏づけをとっているケースは少ないのではないだろうか。

というのも、複数のクラウドサービスの料金、品質（スペック）を比較しようにも、各サービスのサイトを一見しただけでは「どこまでが基本料金に含まれ、どこからがオプションか」などが把握しにくいのが実状だ。

そのため、「同じ価格で高品質にできたり、高い品質のまま低価格にできるサービスはあるのか」を明確に判断できないことで、不満はありながらも乗り換えにはいたらない（＝いたれない）ということになってしまっている企業は実に多い。

いざ「低価格で高品質」のサービスが見つかったとしても、「具体的な移行手順が分からない」という次なる課題に直面する企業も多い。また、「移行作業を自社で行えるかが不安」といったケースも存在するだろう。

その結果、「いいサービスがあるのは分かっていながら、結局は移行しない」という、実にもったいない状況に陥ってしまうことになる。

実際の移行作業では、旧環境（利用中）と新環境（移行先）の仮想環境におけるデータ移行のために「OVF」を作成することになる。

しかし、仮想化ソフトのバージョンの違いなどから、「互換性はあるのか不安」というケースも多いだろう。また、バージョンが異なることからコンバートの必要は分かっているものの、実際に具体的なコンバート方法を調べてみても見つからない（あるいは分かりにくい）というケースも多い。

新環境への移行作業に関する不安があることから、新たなサービスへの乗り換えを見送ってしまう企業も多いはずだ。

新たな移行先が決まったところで気づきがちなのが、移行期間に新旧の両サービスの利用料金が発生するというもの。

賃貸マンションを引っ越す際に、現在住んでいる物件と引っ越し先の物件で契約期間が重なっていると“二重家賃”が発生するが、クラウドサービスの乗り換え時にも同じ課題が発生しがちなのだ。

業務を止めないためにも十分な検証作業などを行った上で移行したいというケースでは、新旧両サービスに課金されるとコストはバカにならないのだ。

鈴与シンワートでは、現在利用中のクラウドサービス環境をヒヤリングした上で、「S-Portクラウドサービス」の「同品質での価格」あるいは「同価格での品質（スペック）」を提示することで、現在の品質と価格のバランスが適正かどうかを判断するための具体的な比較材料を無料で提供している。

これにより、「今使っているクラウドサービスが適正価格なのか」を客観的に判断できるようになる。

クラウドサービスの移行時の「イメージ作成⇒移行作業」の具体的な手順を、鈴与シンワートでは的確にアドバイスしている。

更に、「イメージ作成も実際の移行作業も鈴与側で行う」「イメージ作成のみユーザ側が行い、移行作業は鈴与側で行う」「イメージ作成も移行作業もユーザ側で行う」といった3つのパターンを、人的リソースや予算感にあわせて選択することが可能だ。

互換性を持たせるためのコンバート作業の手順は、各種サイトを参照してもなかなか分かりにくいが、具体的な変換手順やその際の留意点を、鈴与シンワートが的確にアドバイスしている。

実際の変換作業を行うための人的リソースやスキルに不安がある場合でも、鈴与シンワートのエンジニアが実際の互換性を持たせる作業を行うことも可能だ。

「S-Portクラウドサービス」は、他のクラウドサービスからの移行の場合、移行期間には料金が発生しないことも大きな特長だ。

いわゆる“二重家賃”が発生しないことは、コスト的にも大きなメリットになるはずだ。


※移行期間については案件により異なるので要相談