PROナビ

ケーススタディで紹介した課題は、いずれも「営業マンの感覚や言葉に依存した主観的な数字」をもとにしていることから発生する。そこで、注目されるのが、従来のSFAやCRMとは異なり、客観的な指標で商談のステータスを明確化できる「PROナビ」だ。

例えば、同じ顧客訪問であっても「決裁権を持たない窓口となる担当者1名」との商談よりも、「窓口の担当者とその上司」、更には「決裁権を持つ役員」の方が高ポイントであるなど、商談における各フェーズのステータスをもとにした数値が「ユーザエネルギー」。客観的な指標を簡単に表示できることから、特許も取得済みのユニークな手法だ。

エネルギーが高ければ高いほど、商談の受注確度は高く、進捗のスピードなどを加味し、エネルギーが増加傾向にあるのか、減少傾向にあるのかも一目瞭然となる。商談が進捗するにつれ、基本的には「ユーザエネルギー」は蓄積されていくものの、その進捗スピードもエネルギーに加味されるため、より客観性が生まれることになる。

「ユーザエネルギー」の算出のために、面倒な作業が発生するということもない。というのも、営業現場では必須である業務日報を「PROナビ」上で入力すると、自動的に「ユーザエネルギー」が「PROナビ」上に表示されるのだ。

つまり、営業マンにとってあたりまえの、通常の業務を行うだけで客観的な指標が表示されるため、従来の業務フローを変更する必要がないのだ。

ユニークな指標「ユーザエネルギー」を算出できる「PROナビ」には、パッケージ版とSaaS版が用意されている。営業部隊の規模や管理者の有無など、導入企業の実情にあわせて選択することが可能だ。

パッケージ版とSaaS版のいずれも、一部の機能にはなるがパソコン画面だけでなく、スマートフォンからも活用できるので、外出の多い営業マンにとっては移動時間や空き時間を効率的に活用できるようになる。

「パソコンから使える機能」「スマートフォンから使える機能」については、ダウンロード資料の「PROナビ仕様」にまとめてあるので、参照してほしい。