Webアプリケーションの開発にまつわる課題
昨今、スマートフォンやタブレットPCなど、モバイルデバイスの普及がめざましい。これにともない、企業の業務システムにおいても、これら様々なデバイスへの対応=システムのWeb化が求められている。
こうしたシステムの内製化を目指す企業も多いが、Webアプリケーションのスクラッチ開発については、数多くの課題が存在する。例を挙げれば「Webシステムの開発に長けた技術者が足りない/いない」「開発コストが大きい」「開発が属人的であり、品質にムラがある」「開発のスピードが技術の進化についていけない」などなど。開発の生産性を向上させたくとも、なかなかうまくいかないのが現実だ。
あなたの会社でも高品質なWebアプリケーションを開発できる!
これらWebアプリケーション開発にまつわる課題を一挙に解決してくれるツールがある。それがキヤノンソフトウェアが提供する「Web Performer」だ。
Web PerformerはWebアプリケーションをプログラミングレスで100%自動生成する開発ツールである。開発にあたって必要なのはアプリケーションの基本設計(データベース設計、画面設計、機能定義)のみ。それさえ準備できれば、Webシステムに関する知識・経験がまったくない技術者でも、容易に高品質なWebアプリケーションを作成できるツールなのだ。
それでは以下でWeb Performerの特長を詳しく見ていこう。
自動生成 |
高品質なWebアプリケーションを自動生成し、開発の属人化を防ぐ |
Web Performerはリポジトリに登録された基本設計情報に基づき、JavaベースのWebアプリケーションを100%自動生成してくれる。技術者に求められるのは、基本設計のスキルのみ。Javaやオブジェクト指向などのWebシステムに関する知識や経験は一切不要。ツールを使うだけでAjaxやJavaScriptなど最新技術を用いた操作性の高いWebアプリケーションを開発できる。つまり、基本設計さえできれば、誰でもWebアプリケーションの生成が可能というわけだ。また、アプリケーションを生成するための要件定義情報はリポジトリで一元管理。 ルールが統一されるため、開発の属人化を防止し、標準化を図ることができる。
ツールの操作も簡単。登録画面からスキーマ情報の「データモデル」、画面情報の「入出力」、業務フローの「ビジネスプロセス」の3つを登録するだけ。あとは、「アプリ生成」ボタンを押せば、Webアプリケーションが自動生成されるという仕組みになっている。
生産性向上 |
簡単操作で高品質なWebアプリケーションを生成 |
Web Performerを使えば、スクラッチ開発と比較して、大幅な生産性向上が期待できる。その理由としては、第1に、基本設計だけでWebアプリケーションが自動で生成されること。詳細設計やJavaプログラミング等の工程は不要だ。第2に、ソースコードの単体テストがしっかり行われること。これにより、機能テストや統合テスト、運用テストなど、いわゆるテスト工程での手戻りが少なくなる。これらの特長により、開発の生産性は同社調べで約4倍にアップするという。
また、Webシステムに関する知識がない技術者でも容易に扱えるのがWeb Performerの魅力だ。 Web Performerの習得期間についてユーザ会でアンケートをとったところ、1ヵ月以内で使いこなせるようになった方が6割以上に上ったという。つまり、専門の技術者でなくとも短期間でWebアプリケーションが開発できるようになる=社内リソースを最大限に有効活用できるツールでもあるのだ。
先進・拡張性 |
ユーザは常に最先端の技術で開発できる |
Web Performerは最先端の技術に追随しており、ユーザはアップデートすることによって、常に最新の技術を利用した開発が可能だ。また、スマートデバイス向けのWebアプリケーションにも対応しており、複数のツールを使い分ける必要はない。
更に、Web Performerでは100%Pure Javaのアプリケーションが生成されるので、対応する実行環境はオンプレミスからクラウドまで幅広い。ランタイムプログラムなど独自モジュールの導入も不要だ。加えて、連携用インターフェースを標準で装備しているため、ERPや既存システムなどとの連携も容易。Webサービスやストアド・プロシージャなどを呼び出すことも簡単だ。
安心・安全 |
大手企業を含めた250社以上が導入 |
システムのWeb化に際して、気になるのがセキュリティ対策だ。Web Performerなら、SQLインジェクションやCSRF(クロスサイト・リクエスト・フォージェリ)などの攻撃に対応したプログラムが自動生成される。また、外部機関によるセキュリティ診断も受けているため、生成されるプログラムは安心して利用できる。
また、Web Performerの導入企業は大手企業を含め250社以上と、実績も豊富。キヤノンソフトウェアはキヤノン系列のサービスプロバイダだけにサポート体制もバッチリ。国内ベンダならではの迅速できめ細やかな対応が期待できる。
システム開発 |
ロングセラー商品のクラウド化を実現、社内リソースも強化 |
○導入前の課題
オーユーシステムは、主に運送業界へ向けて多彩なシステムを開発・提供している企業。近年、よりリーズナブルな価格で導入したいというユーザが増えたことを受けて、同社では一部製品のクラウド化を目指すことになった。しかし社内のリソースは限られており、スクラッチ開発するには工数もかかる。そこでこれらの課題を解決するツールを模索していた。
○選定の理由
・未経験者を開発チームに加えるため、ノンプログラミングで開発できること
・Pure Javaのソースコードが生成でき、修正も容易なこと
・的確なアドバイスをタイムリーに得られるなど、サポート体制が充実していること
○成果
スクラッチ開発なら6ヵ月かかるところを、要件定義まで含めて4ヵ月でクラウド化を実現。また、未経験の社員が開発業務で活躍できるようになり、社内のリソースを強化することができた。
農業協同組合 |
未経験ながら9つのシステムのWeb化を実現 |
○導入前の課題
とぴあ浜松農業協同組合(JAとぴあ浜松)では、400種類以上もの異なるフォーマットのExcelデータや紙のドキュメントが存在しており、これらの作成や管理のために多大な労力が費やされていた。そこで、これらを電子文書化し、今後発生する文書や資料等についても作成から活用、保存までをデータベースで管理できるよう、システムの刷新を決めた。また、クライアントPCへプログラムを配布する手間を考慮し、システムはWebアプリケーションで構築することにした。
○選定の理由
・誰が見ても分かるプログラムソースコードであること
・設計情報がリポジトリで管理され、属人性が排除できること
○成果
同組合にはWebアプリケーション開発の経験者はいなかったが、 Web Performerの基本機能を使うことで、9つのシステムを5ヵ月でWeb化。運用フェーズでの工数削減も実現した。
Web Performerで刻一刻と変化するビジネス環境に対応した開発を!
近年のビジネス環境は刻一刻と変化しており、このような状況に対応するためには、短期間で柔軟なシステム開発が必要だ。そんな今だからこそWeb Performerを提案したい。
Web Performerを活用する最大のメリットは、専門家のいるいないに関わらず、容易に高品質のWebアプリケーションが開発できること。つまりWeb Performerさえ導入していれば、必要な時に必要なWebアプリケーションがいつでも内製できるようになるのだ。ビジネスとシステムが密接にリンクしている昨今、短期間で柔軟なシステム開発ができるということは、企業にとって強力な武器になる。もちろん、人材の有効活用にもつながる。
既存システムのWeb化を検討している、Webアプリケーションの品質を高めたい、開発コスト/期間を削減したい、標準化を進めたい…そんな思いのある企業は、是非Web Performerの導入を検討してみてほしい。きっとその期待に応えてくれるはずだ。
製品名 | Web Performer |
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メーカー | キヤノンソフトウェア |
クライアント側OS | Windows XP/Vista/7/8 |
クライアント側対応プロセッサ | - |
クライアント側必要メモリ容量 | 1GB以上(推奨) |
クライアント側必要ディスク容量 | 3GB以上(推奨) |
クライアント側その他動作環境 | JDK 1.5.0/1.6.0 Tomcat 5.5/6.0/7.0 Internet Explorer 6/7/8/9/10、Firefox 10以上、Google Chrome 19以上 |
サーバ側OS | Windows Server 2003 R2/2008/2008 R2/2012 AIX V6.1/V7.1 Solaris 9/10/11 Red Hat Enterprise Linux 5/6 i5/OS 5.4、IBM i 6.1/7.1 |
サーバ側対応プロセッサ | 生成するアプリケーションの仕様及び使用状況に依存 |
サーバ側必要メモリ容量 | 生成するアプリケーションの仕様及び使用状況に依存 |
サーバ側必要ディスク容量 | 生成するアプリケーションの仕様及び使用状況に依存 |
サーバ側その他動作環境 | <DB> ORACLE 10g/11g DB2 9.5/9.7/10.1 DB2/400 SQL Server 2005/2008/2008 R2/2012 <APサーバ> Tomcat 5.5/6.0/7.0 WebSphere 7.0/8.0/8.5 WebLogic 9.1、9.2 Oracle Application Server 10.1.3.4 ほか、その他特記事項参照 |
その他特記事項 | 【サーバ側その他動作環境】 <APサーバ> Oracle WebLogic Server 11g/12c uCosminexus Application Server Standard V8.5/V8.7/V9.0 Web Performerは、Webアプリケーション(Java)開発ツールであるため、動作環境は、(1)Webアプリケーションを開発する開発端末の環境と(2)生成したWebアプリケーション(Java)を稼働する本番環境があります。 ※上記クライアント環境は(1)、サーバ環境は(2)となります。また、(2)に導入するWeb Performer固有のプログラムはありません。 ●詳細については別途お問い合わせ下さい。 ●記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標もしくは登録商標です。 |
製品サイトURL:http://www.canon-soft.co.jp/product/web_performer/ |
価格情報 300万円〜(税別) SE版 使用許諾+1ライセンス含む 補足説明 |
サポートエリア 全国 補足説明 |
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製品・サービスの取扱い企業
キヤノンソフトウェア株式会社
住所:〒140-8526 東京都品川区東品川2-4-11
TEL:03-6701-3530
URL:http://www.canon-soft.co.jp/
掲載企業
キヤノンソフトウェア株式会社
住所:〒140-8526 東京都品川区東品川2-4-11
TEL:03-6701-3530
URL:http://www.canon-soft.co.jp/