「仮想化第2章」基幹系システムの仮想化に取り組む企業が増加中
部門のファイルサーバやWebアプリサーバなどから部分的にはじめたサーバ仮想化を、対象領域を拡大し“仮想化第2章”とも言うべき全社導入に進む企業が増えている。
当然、ミッションクリティカルな基幹系システムも含まれ、それまでとは全く比較にならない高レベルの可用性が求められてくるが、こうしたトレンドや企業ニーズに応えるべく、最新の仮想化ソフトウェア(ハイパーバイザ)においては、様々な高可用オプションが用意されている。
しかしながら現実には、標準あるいはオプションで提供されるこれらの機能には限界があり、自社の求める可用性レベルに達しない場合があり、こうしたケースでは別途ソリューションを追加導入する必要がある。
ウチはvMotionやvSphere HAを使っているから大丈夫…は間違い!
例えばVMware vSphereには、物理サーバに障害が発生した際に影響を受ける仮想マシンを別の物理サーバ上に移動させ自動的に再起動する「vSphere HA(High Availability)」という機能が用意されている。しかしこの機能は、ハードウェアやハイパーバイザの障害に対してのみ有効で、仮想マシン上のゲストOSやソフトウェアの障害まで検知することはできない。
また、VMware導入予定企業の中には、「ウチはvMotionでライブマイグレーションを使う予定だから、障害対策はバッチリ!」とおっしゃる方がいるが、これもまた間違った考えである。
そもそもvMotionは、メンテナンス作業などのための計画停止に向けて、サーバが正常に稼働している状態において無停止で仮想マシンを移動させる運用管理支援機能であり、ハードウェア障害などが発生した場合には何ら助けとならない。
イザという時にも業務継続できる高い可用性を実現するには、こうした思い込みを排し、vMotionやvSphere HAで“デキルこと”と“デキナイこと”を正しく理解した上で、足りない機能を補完するソリューションを追加するアプローチが求められる。
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オススメ製品 |
vSphere HAの“弱点”を補完≫ビジネスを止めない『CLUSTERPRO』 |
今回、VMware vSphereによるサーバ仮想環境に、より高次元の可用性を実現するソリューションとしてご紹介するのが、NECのHAクラスタリングソフト『CLUSTERPRO』だ。
待機系サーバを用意して『CLUSTERPRO』でクラスタ構成を組むことで、物理サーバのハードウェアやハイパーバイザの障害だけでなく、仮想マシンのゲストOSやアプリケーションなどの障害も検知、自動的にフェイルオーバすることで待機系サーバによる業務継続を実現する。
ここで重要なポイントは、基本的に仮想マシン内は監視対象としない「vSphere HA」の“弱点”を、うまく『CLUSTERPRO』が補完しているということ。企業は両方を組み合わせて使用することで、「vSphere HA」だけでは不可能だった仮想マシン上のアプリケーション障害にも対応できるようになる。
オススメ製品 |
vSphereの可用性を最大化する“ベストマッチ”ソリューション |
VMware vSphereの“弱点”を補完し可用性を最大化する…という点において、他社の同種の製品に比べ優位性を見せる『CLUSTERPRO』。その最大の特長は、例えばvMotionとの共存も可能でライブマイグレーション後もクラスタ構成を維持できる…など、VMware vSphereとの“抜群の相性”にある。
運用面においては、「VMware vCenter Server用プラグイン」を導入することによって、仮想マシンのクラスタ状態を vCenterの画面から一元管理でき、運用の複雑化を回避することができる。
更に、仮想マシン数が多い環境において重要性を増す監視用「vCenter Server」の冗長化も可能で、システム全体の可用性の向上と維持に貢献する。
オススメ製品 |
監視エージェント/監視用仮想マシンで障害検出範囲の拡大も可能 |
『CLUSTERPRO』には、アプリケーション特性に合わせた監視のため、データベース/インターネットサーバ/ファイルサーバ/アプリケーションサーバなど、多様なアプリケーションに最適化された監視エージェントが用意されており(オプション)、これらを追加導入することでより高精度な障害検出を実現する。
また、別途監視用仮想マシンを立てることによって、vSphere HAでは検知できないNIC/FCの片パス障害やローカルディスク障害にも対応する。
更に、オプションの「System Resource Agent」を利用して、CPUやメモリなどシステムリソースの使用率をプロセスごとに監視でき、リソース不足によるシステム障害リスクの高い仮想マシンを、余裕のある物理サーバに自動フェイルオーバすることで、安定稼働を実現する。
オススメ製品 |
マルチベンダ/OS、低コストな『CLUSTERPRO X Single Server Safe』も |
『CLUSTERPRO』が利用できるサーバやストレージはNEC製品にかぎらない。国内外の主要ベンダ製品に対応するほか、ゲストOSは、WindowsのほかLinuxやSolarisにも対応。多様な仮想環境に導入可能だ。 |
<クラスタ構成は予算的にムリ!という企業には…> |
PDF資料(1) |
技術者向けに、検証ホワイトペーパー(PDF)をご用意! |
今回、「vSphere HA」に『CLUSTERPRO X / CLUSTERPRO X Single Server Safe』を追加することで、どれだけ可用性向上を果たせるのか?徹底検証したホワイトペーパーを、下記資料ダウンロードコーナーにご用意した。 |
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PDF資料(2) |
製造/通信/研究所 3業種における導入事例を、PDF資料でご紹介! |
『CLUSTERPRO』は、高可用クラスタソフトウェアとしての優位性が認められ、幅広い企業で導入・利用されており、国内はもとよりアジアにおいてシェアNo.1※を誇る。今回、下記4つの導入事例ご紹介を含むPDF資料をご用意しているので、下記よりダウンロードの上ご参照いただきたい。
※出典: IDC Japan、2012年7月「 国内システムソフトウェア市場 2011年の分析と2012年〜2016年の予測」(J12310103)、
IDC Asia/Pacific, Aug 2012“ Asia/Pacific (Excluding Japan) Availability and Clustering Software Market Update” (AP2670313U)
製品名(サービス名) | CLUSTERPRO |
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サービス提供会社 | NEC |
サービスメニュー(提供可能な製品群) | 詳しくは製品サイトでご確認下さい |
動作環境 | - |
オプションサービス | - |
その他特記事項 | - |
製品サイトURL:http://www.nec.co.jp/clusterpro/ |
製品・サービスの取扱い企業
NEC
部署名:プラットフォームソリューション推進本部
住所:〒108-8001 東京都港区芝5-7-1 NEC本社ビル
e-mail:contact@pfsl.jp.nec.com
掲載企業
NEC
住所:〒108-8001 東京都港区芝5-7-1 NEC本社ビル
URL:http://www.nec.co.jp