サーバルーム熱問題ソリューション 「AdaptivCOOL」


アズビル

Keyレポ

  • 基本情報
  • サーバルーム熱問題ソリューション 「AdaptivCOOL」の特長
  • サーバルーム熱問題ソリューション 「AdaptivCOOL」の導入事例
  • サーバルーム熱問題ソリューション 「AdaptivCOOL」のスペック

サーバルーム熱問題ソリューション 「AdaptivCOOL」

掲載日:2013/03/29 更新日:2013/04/12

企業規模 企業規模問わず
オススメ
ユーザ
自社に床吹きの空調方式のサーバルームを有する企業。
熱だまりが発生してしまうなどの問題を抱えているIT機器管理者。
製品形態 ソリューション・その他
サービス
概要
サーバルームの温熱環境について徹底した現状調査を行い、シミュレーション分析。熱だまりのない最適なエアフロー環境を提供するソリューション。大規模工事は不要。
価格情報 お問い合わせ下さい。
サポート
エリア
全国


その場しのぎの現場対応では、熱問題は解決しない!


「熱だまりがあるが、どう対応したらよいか、分からない…」

サーバルームを巡回していると、「おやっ?ココだけちょっと熱いな…」と感じることはないだろうか?それは、サーバルームに熱だまりが発生しているから起きてしまう現象。ルーム内に適切なエアフローができていないからで、そのまま放置しておくと、会社の重要情報が蓄積されたIT機器に深刻な影響を与えかねないのだが…

   …「CRAC(空調機)をもっと運転させるか」
   …「いっそのこと、CRACの台数を増やすか」
   …「とりあえず、扇風機でもつけておくか」

などといった、その場しのぎの安易な対応で済ませてしまう管理者が少なくない。がしかし、サーバルームの熱問題は、やみくもにCRACの稼働率を上げても、台数を増やしても、決して解決しない難問だ。扇風機をつけても、ほとんど効果なし。まずは、根本的な問題点を洗い出し、最適なエアフローをつくり出す環境を整備すること。それが重要なのだ。

そこで、アズビルサーバルーム熱問題ソリューション「AdaptivCOOL(アダプティブ・クール)」。既存環境における真の問題点を的確にあぶり出し、サーバルームの機能を停止することなく導入できるこのソリューションを、以下で詳しく紹介していこう。



特長


特長 1

熱問題解決の第一歩は、「真の問題点を見つけること」


その場しのぎの現場対応では、決して解決しないサーバルームの熱問題。その難問を解決するには、専門家の経験とノウハウを利用することが、一番の早道と言えるだろう。

アズビルのソリューションでは、まずエアフローのプロであるコンサルタント(エンジニア)が、徹底した現状調査を行う。床下からの冷風が弱くなっていないか、グリルパネルが過剰に設置されていないか、CRACの運転にばらつきはないか…など、細部にわたってサーバルームの現状を調査した上で、エアフローの「可視化」を行い、熱だまりが発生してしまう要因は何かを特定していく。

サーバルームの熱問題、解決の第一歩は、「真の問題点を見つけること」。アズビルのソリューションなら、自社のサーバルームに潜む“諸悪の根源”を的確に知ることができる。





特長 2

現状を踏まえて、課題解決の最適シナリオを設計・分析!


徹底した現状調査を行い熱問題の要因を摘出した後、アズビルのコンサルタントは、CFD(熱気流シミュレーション解析)を利用して、様々な施策のシミュレーションを実施。例えば、高負荷ラックの排熱が、どの程度の熱だまり発生に影響しているのかを分析する。更にCRACが停止してしまう場合の影響拡大を極力抑えるために、直下に床冷却ファンの設置を検討し、綿密な分析を具体的に行う。

そのようなシミュレーションを繰り返し、熱問題解決のためのシナリオを設計。「サーバ電力と供給風量は適切か?」など多角的な分析を加える。更に施策検討中に新たな問題が発生しないか、緊急事態の発生時はどうするか、などの検討を行った上で、ユーザ企業へ解決策を提示する。

この現状調査からシミュレーション、シナリオ設計、分析までの過程は、まさにプロフェッショナル。「熱問題を何とかしなければならないけど、ずっと先送りしてきた」という管理者には、おそらく目が覚めるような提案内容であろう。





特長 3

稼働中のサーバルームで、熱だまりを素早く一掃!


最適なエアフローをつくり出す床冷却ファンや天井還気ファン、専用コントローラ(CRMコントローラ)などの設置にあたっては、稼働中のサーバルームの機能を停止する必要がないことも、アズビル「AdaptivCOOL」ソリューションの大きなメリット。床冷却ファンの配置やCRACの運転パターンなどは、事前のCFD(熱気流シミュレーション解析)により検証を行うので、実際の工期は短く、大掛かりな施工も必要なし。導入企業に大きな負荷をかけることなく、あっという間にサーバルームの熱だまりを解消できる。

「AdaptivCOOL」導入後は、簡易モニタで、サーバルーム内の温熱状態や床冷却ファンの運転状態などをいつでもリアルタイムに確認することもできる。




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導入事例


CASE.1

熱だまりと冷え過ぎのエリアが混在したサーバルームの場合


▼Before
このサーバルームはコールドアイルとホットアイルが100%形成されている。CRACの温度制御のバランスが取れておらず、部分的に29℃の熱だまり(ホットスポット)が存在。一方で、冷え過ぎのサーバラックもあった。熱だまりと冷え過ぎのエリアが同一のサーバルーム内に混在していた。

▼After
アズビルが現地の詳細調査とCFD(熱気流シミュレーション解析)を実施。エアフローを見直し、不必要な床下障害物の撤去、ケーブルカットアウト閉塞によるエア漏れ除去、グリルパネルの再配置を行い、2つの床冷却ファンを導入。更にはCRACの温度制御についても調整を行った。冷え過ぎのエリアの冷風を熱だまりエリアに配分。CRACを増設することなく、熱だまりを解消できた。





CASE.2

グリルパネルから無駄な冷風が供給されていたサーバルームの場合


▼Before
いくつかのサーバラックで吸い込み温度が29℃以上になる熱だまり(ホットスポット)が存在。無負荷のサーバラックでは極端に冷却されている。また、空調の電力消費は想定よりかなり大きい状況にあった。

▼After

アズビルがCFD(熱気流シミュレーション解析)を実施。シミュレーションの結果では、高負荷ラックの近くに設置された、いくつかのグリルパネルから無駄な冷風が供給され、空気の流れが十分に制御されていないことが確認された。現場の課題に即した運用改善と床冷却ファンの設置により、熱だまりを排除。サーバラックの吸い込み温度は最大25℃に改善された。また、冷却のための電力も24%削減できた。




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今なら、サーバルームのエアフロー【無料診断】を実施中!


熱問題解決の第一歩は、「真の問題点を見つけること」。とは言え、管理者が自力で根本的な問題点を見つけることは、なかなか難しいもの。そこでアズビルが、サーバルームのエアフロー【無料診断】を実施中!豊富な経験とノウハウを持つ、エアフローの専門家が【無料】で、現場の真の問題点を見つける温熱環境調査を行うまたとない機会なので、是非「受診」を検討してみてほしい。

※熱問題ソリューション 「AdaptivCOOL」は、サーバルームの空調が「床吹き方式」の場合にのみ導入可能。そのため、この【無料診断】の対象は、空調が「床吹き方式」である企業に限らせていただきます。詳細はお問い合わせ下さい。
※満員などにより、この【無料診断】は予告なく締め切らせていただくことがございます。あらかじめご了承下さい。
※なお、【無料診断】のお申込みは下記アンケートより受け付けております。



スペック

製品名(サービス名) サーバルーム熱問題ソリューション 「AdaptivCOOL」
サービス提供会社 アズビル
サービスメニュー(提供可能な製品群) 【エアフローマネジメントサービス】
・現状把握と課題分析
・温熱環境の可視化
・シナリオ分析による最適設計
・ソリューション導入
・効果検証
動作環境 -
オプションサービス -
その他特記事項 ●サーバルームの空調が「床吹き方式」の場合にのみ導入可能
製品サイトURL:http://www.azbil.com/jp/product/ba/datacenter/acool/


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部署名:ビルシステムカンパニー 営業本部営業2部2グループ
住所:〒140-0002 東京都品川区東品川4-12-1 品川シーサイドサウスタワー
TEL:0120-26-1023
URL:http://www.azbil.com/jp/product/ba/datacenter/acool/


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