固定資産管理ソリューション ProPlus Fixed Assets Suite


プロシップ

Keyレポ

  • 基本情報
  • 固定資産管理ソリューション ProPlus Fixed Assets Suiteのケーススタディ
  • 固定資産管理ソリューション ProPlus Fixed Assets Suiteの特長
  • 固定資産管理ソリューション ProPlus Fixed Assets Suiteのスペック

固定資産管理ソリューション ProPlus Fixed Assets Suite

掲載日:2013/03/08

企業規模 大企業・中堅企業 向け
オススメ
ユーザ
海外拠点を含めた包括的な固定資産管理を行いたい企業。
製品形態 ソフトウェア
製品概要 上場企業を中心に国内3500社超の導入実績を誇る固定資産管理ソリューション。多言語・他通貨・各国の税法へ対応。
価格情報 お問い合わせ下さい。
サポート
エリア
全国


軽く見ると痛い目を見る!? 海外拠点の固定資産管理


海外拠点の固定資産管理について課題を持つ企業が多いようだ。固定資産管理は日本から統制を効かせる必要があり、また、各拠点の実情に合わせたローカライズも併せて必要となる分野である。各国の異なる税法に合わせて正しい運用を行い、更に日本からの連結決算の要請にも素早く応えるには、それなりのシステムやノウハウが必要となる。しかし、「ノウハウがなく適切に運用できているか分からない」「現地とのコミュニケーションレスにより、トラブルが起こった」というケースもよく見られる。更には、「現地の法に触れたために罰則が適用され、損害が発生した」などという事態も起こりかねない。

日本の中堅・大手企業、特に製造業の企業にとって、今後ますます海外展開が進むことが予測される。固定資産管理についても、なるべく早いタイミングで体制を整えておくべきである。
今回の記事では、まずは中国など各国での固定資産管理のポイントを紹介しよう。



ケーススタディ


海外事例 1

各国制度への対応・中国 「異なる勘定科目、残存価額」


省単位で行政区を区分している中国では、償却計算の規定が現地法人ごとに異なるケースがある。例えば同じグループ内の子会社どうしでも、大連では残存価額(残存率)は10%、蘇州では5%(※2008年度以降の取得資産)というようにそれぞれ異なる場合がある。進出した地域によって、適宜システムを変えていかねばならないのだ。
 
また、日本と中国ではそもそも勘定科目に相違があるため、これらを全部確認し、日本の科目とは別立てで管理する必要がある。例えば 「建物付属設備」は、中国では「費用」になる。すなわち帳簿は日本基準用と中国基準用の少なくとも2つが必要となり、管理は煩雑になりがちだ。





海外事例 2

各国制度への対応・インドネシア「独自の耐用年数表による計算」


インドネシアでは、独自の耐用年数表で規定されている償却率に基づいて償却計算を実施しており、資産の取得初年度の償却計算、最終年度の償却計算などが日本と異なっている。日本では残価保証額を下回った時点で、残りの簿価を残耐用年数で均等償却する改定償却を採用しているが、インドネシアではこのような改定償却は行わず、曲線を描きながら償却計算することになる。





海外事例 3

各国制度への対応・タイ「日割の償却計算とTFRSへの対応」


IFRSをベースとしたTFRS(Thai Financial Reporting Standards)の適用を厳密に行っているのがタイの特長だ。上場企業も非上場企業も、このTFRSを適用して会計処理を行っている。下図のような、コンポーネントアカウント ・アプローチ、減損会計などが大きな特長となる。

また、タイの税法では日割で償却計算を行うため、例えば期中や月中に資産を取得した場合などに、極めて細かな計算が必要とされる。またインドネシア同様、定率法の償却を行っている。全体的に見てタイの税法は日本に比べて細やかかつ厳格であり、進出した場合には日本以上に丁寧な会計処理を心がける必要がある。





フィリピンの情報なども含めた各国税法とその対応についての更に詳しい解説「アジア各国の固定資産税務の勘所」をPDFで用意したので、興味ある方は是非ダウンロードを。

このページの先頭へ

それでは、現地日本企業の現状は!?


海外拠点における日本企業の固定資産管理について現状を調査してみると、Excelなどを駆使してコツコツと計算を行っているという企業、現地のパッケージを導入しているという企業、日本で利用している既存のERPなどにカスタマイズを加えているという企業の3つに大別されるようだ。しかし、どれにもデメリットがつきものである。

そこで今回の記事では、海外展開を行う企業の課題に応える最適なパッケージを紹介したい。





ProPlus Fixed Assets Suite」は、固定資産とリース資産管理を中心とした総合固定資産管理ソリューション。固定資産管理という特定領域を突き詰めたパッケージソリューションであり、様々な規模かつ業種、業態、特に海外拠点展開を行う企業のニーズに強力にフィットするものだ。それでは以下で、その特長を詳しく見ていこう。



特長


導入実績

国内の上場企業を中心に、3500を超える企業が導入済み


ProPlus Fixed Assets Suite」は、国内上場企業を中心に、3500社超の導入実績(2012/12月末時点)を持つ固定資産管理のデファクト・スタンダード。プロシップが長年にわたり培った固定資産管理に関するノウハウをあますことなくパッケージ化したものだ。

法改正などの更新はプロシップへ任せることができるので、業務負荷や法改正時のリスクを大きく軽減できる。これが、各企業の担当者から人気を集める大きな理由だ。


海外対応

中国、タイ、インドネシア、フィリピンをはじめ、各国に対応


日本企業の海外展開を強く意識した仕様になっており、多言語、他通貨、更に各国の税法にも対応している。上にあげた中国の「日本と異なる勘定科目、残存価額」にも、インドネシアの「独自の耐用年数表に基づいた償却計算」にも、タイの「日割の償却計算、TFRS」にも、あらかじめ対応済みだ。

もちろん海外でも、日本国内同様、法改正などのモジュール更新に随時対応している。購入した資産の情報と日付を「ProPlus Fixed Assets Suite」に入力するだけで、自動で日本基準用と現地基準用の計算処理が行われる。必要なアウトプットは、いつでも、ボタン1つで得ることができる。

現状で中国、タイに対応済み。また、2013〜2014年度にかけて、続々と世界各国に対応予定となっている。対応範囲の詳細はPDF「グローバルロードマップ詳細」にてご確認いただきたい。





システム構成

クライアントは完全Web化、Webブラウザで世界中から利用できる


システムは1サーバで稼働し、クライアント側に必要なのはWebブラウザのみとなる。PCとインターネットを介して自社サーバに接続できる環境さえ用意すれば、世界中のどこからでもアクセスできる。いわばプライベートクラウド型での運用となり、TCO削減に大いに貢献する。 

各地にシステムを乱立させないため、本社から統制を効かせられるのも大きなメリットだ。データも一元管理することができ、必要な時に必要な情報を、必要な人が自分で操作して可視化することができるようになる。業務の効率化、スピードアップ、可視化と、企業に欠かせないメリットを提供するものだ。

このページの下の「資料ダウンロード」に、「ProPlus Fixed Assets Suite」の更に詳しい資料を用意しているので、興味をお持ちの方は是非ダウンロードしてご確認いただきたい。 

このページの先頭へ

スペック

製品名 固定資産管理ソリューション ProPlus Fixed Assets Suite
メーカー プロシップ
クライアント側OS Windows XP / Vista / 7
クライアント側対応プロセッサ -
クライアント側必要メモリ容量 -
クライアント側必要ディスク容量 -
クライアント側その他動作環境 【対応ブラウザ】
Internet Explorer 6 / 7 / 8 / 9
【その他】
Adobe Reader 5 / 6 / 7 / 8 / 9
サーバ側OS Windows Server 2003 / Server 2008
サーバ側対応プロセッサ -
サーバ側必要メモリ容量 -
サーバ側必要ディスク容量 -
サーバ側その他動作環境 Apache 2.0 / 2.2
JDK 1.5 / 1.6
Tomcat 5.5 / 7.0
Oracle Database 10g / 11g
その他特記事項 -
製品サイトURL:http://www.proship.co.jp/products/fs/fa/


このページの先頭へ

製品・サービスの取扱い企業


株式会社プロシップ
部署名:システム営業本部
住所:〒112-0004 東京都文京区後楽2-3-21 住友不動産飯田橋ビル
TEL:03-5805-6123
FAX:03-5805-6127
URL:http://www.proship.co.jp/products/fs/fa/


掲載企業


株式会社プロシップ
部署名:システム営業本部
住所:〒112-0004 東京都文京区後楽2-3-21 住友不動産飯田橋ビル
TEL:03-5805-6123
FAX:03-5805-6127
URL:http://www.proship.co.jp/