次世代ストレージソリューション 「ioDriveシリーズ」


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Keyレポ

  • 基本情報
  • 次世代ストレージソリューション 「ioDriveシリーズ」の特長
  • 次世代ストレージソリューション 「ioDriveシリーズ」のケーススタディ
  • 次世代ストレージソリューション 「ioDriveシリーズ」のスペック

次世代ストレージソリューション 「ioDriveシリーズ」

掲載日:2013/03/15

企業規模 大企業・中堅企業 向け
オススメ
ユーザ
大規模データベースのレスポンス低下が課題となっている企業。ストレージ増設の手間とコストの無駄を削減したい企業。
製品形態 ハードウェア
製品概要 ストレージI/Oボトルネックを解消し、システムパフォーマンスを驚異的に向上させるソリューション。大規模SANストレージと同等の性能・信頼性をPCIeカード1枚で実現する。
価格情報 オープン価格
サポート
エリア
全国


増設をしないでいい?次世代のストレージソリューション!


「データベースのレスポンスが日に日に遅くなって、このままだと業務に影響しかねない。何とかならないか…」

ユーザから、そんな嘆きを聞くシステム管理者は決して少なくない。データベースのレスポンス低下は、サーバ内のHDD(ハードディスク)へのアクセス負荷が増大し、I/O(Input/Output 入出力)に耐え切れなくなり引き起こされるのだが、多くのシステム管理者はサーバ性能を強化しようと大きなHDD容量がある外付けストレージの増設を上申しようとする。だが…

「外付けストレージの増設は大きな投資になってしまうし、サーバ性能を上げるためだけに、こんな大規模なストレージを増設しなければならないなんて、とても無駄。データの保管部分は少なくても良いのに…」

そこで、このソリューション。サーバの性能低下の問題を、ストレージの増設をせずとも何と「カード1枚」で解決できるという画期的なストレージソリューションを以下で詳しく紹介していこう。



特長


カード1枚

大規模SANストレージと同等性能を「PCIeカード1枚」で実現!


「ストレージI/Oボトルネックを、外付けストレージを増設せずに、解消できる」

では、どうする?それは、「ioDrive」というPCIeカードを既存のストレージのスロットへ挿入するだけ。たったそれだけの作業で、アクセス負荷増大によるレスポンス低下の問題を解決できる。

「ioDrive」は、大量のHDDを搭載した大規模SANストレージと同等の性能・信頼性を不揮発性メモリ(NANDフラッシュメモリ)に搭載し、サーバ性能低下の問題をPCIeカード1枚で解決する、全く新しい次世代ストレージソリューションなのだ。





超高速化

しかも、ストレージI/Oを超高速化させる!


サーバの性能をいとも簡単に向上させるだけでなく、「ioDrive」は、ストレージI/Oの超高速化をも実現する。

「ioDrive」は、PCIeパスに直接接続し、CPUとの距離を最短にした設計、CPUからフラッシュメモリへのポップ数を最小限にし、データ処理プロセスを簡素化するなど、従来のSSD(Solid State Drive)とは全く異なる独自のアーキテクチャを採用。例えアクセス負荷が増大しても超高速のレスポンス環境を実現し、パフォーマンスの飛躍的な向上が可能となる。





コスト削減

導入・運用コストを大幅削減!消費電力は約1/300に!


外付けストレージの増設に比べ、初期導入コストを軽減できることは大きなメリットだが、「ioDrive」の導入によるコストメリットで見逃せないのは、運用コストが大幅に削減できる点だろう。

年間の消費電力量は、同一性能のFCストレージシステムと比べて約1/300に抑制でき、障害時の対応工数、電力、設置スペースなどの運用管理コストも大幅に削減できる。多くの企業が直面している大規模なサーバ増設(スケールアウト)にともなう電力問題などを解消し、加えてグリーン化にも寄与できるのが、「ioDrive」の導入と言えよう。





障害に強い

【更に!】障害に強いシステムへ進化させるソリューションを紹介




「ioDrive」は、データ処理プロセスの簡素化により障害ポイントを最小化、また障害時のデータ退避先のリザーブ領域を確保するなどの機能を有しており、従来のものより、高い信頼性を兼ね備えている。

「ただ、当社はシングルサーバ構成。ネットワーク不通や内蔵ディスク故障などのサーバ障害や業務アプリケーションダウン、OSストールといったソフトウェア障害が発生した時に、システムそのものがダウンして、業務が停止してしまう恐れは拭い去れない…」

上記のような不安を抱えるシステム管理者も少なくないだろう。

そこで紹介したいのは、「ioDrive」高可用(HA)クラスタリングソフトウェア「CLUSTERPRO」を併用した、更に障害に強いシステムへ進化させるソリューションだ。

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NEC「CLUSTERPRO」との併用で、可用性がレベルアップ!


まず、下図を参照していただきたい。

アクセス負荷が増大しレスポンスが低下するといった性能面の問題は、前述のとおり、外付けストレージの増設ではなく「ioDrive」の導入によって解消される。

その上で、サーバ障害やソフトウェア障害が引き起こすシステムダウン…といった運用面の問題に対処するため、HAクラスタリングソフトウェア「CLUSTERPRO」を活用。「ioDrive」を導入したサーバ環境をもう1セット用意し、サーバ環境を冗長化(クラスタリング)、予期せぬシステム障害が発生した場合は、業務を健全なサーバへ切り替えるフェイルオーバを実施する。「ioDrive」上の業務データは、「CLUSTERPRO」によってリアルタイムにミラーリングされるため、フェイルオーバ後も最新データを引き継ぐことが可能となる。

つまり、この併用ソリューションによって、更に障害に強い、高レスポンスで停まらないシステムへ、進化させることが可能なのである。






ケーススタディ


CASE.1

DBサーバ台数を1/10に!大手SNS企業のケース




月間約1500万人以上のユーザが利用するソーシャル・ネットワーキングサービスを提供する日本有数の大手SNS企業では、巨大化し続けるデータベースサーバに深刻な悩みを抱えていた…。

【抱えていた課題】
■サービスの一部機能を担う数100台のデータベースサーバを集約したい。
■データベースソフトウェア更新をタイムリーに行えるようにしたい。
■インフラ全体の消費電力や運用工数を削減したい。

上記の課題を解決するため、次世代ストレージソリューション「ioDrive」を導入。その効果は…。

【導入後の効果】
■サーバ台数が約1/10に集約され、データベースソフトウェアの更新も柔軟に。
■消費電力を約80%削減。夏期、冬期の節電対策にも有効。
■省スペース化や運用工数の削減、メンテナンス作業効率化も実現。


CASE.2

システム障害時でも業務を続行!Webマーケティング会社のケース




Webを通じて、様々なマーケティング調査やイベントを実施するWebマーケティング会社の場合、Webシステムにてデータベースを利用しているが…。

【抱えている課題】
■イベントを実施するとアクセスが一気に集中。またデータへの書き込みも急増するため、レスポンスが著しく低下してしまう。
■システム障害が発生してしまった場合、リカバリする仕組みがないので、サービスや業務が停止してしまう恐れがある。

【解決策】
■データベースの格納先を内蔵HDDから「ioDrive」へ変更し、アクセス集中時でも高レスポンスで超高速の環境に刷新する。
■万一の障害時に備え、「CLUSTERPRO」を併用し、システムをシングル構成から高可用(HA)クラスタリング構成に。システムダウンをともなう障害が発生した場合でも、すぐにサービスや業務を継続できる体制を整備する。

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「ioDrive+CLUSTERPRO」の動作検証レポートもダウンロードを!


この「ioDrive+CLUSTERPRO」ソリューションは、実際に稼働実験を行い、その高信頼性は既に検証済み。「データベースのレスポンス低下を何とかしたい」「万一の障害時に備えたシステム環境を完備したい」といった2つの課題を一気に解決できるソリューション。ダウンロード資料には、実際に検証を行ったシステム構成、その検証結果に加え、システム構成例ごとの価格を掲載。是非ダウンロードして、このソリューションの詳細を確かめてみてほしい。



スペック

製品名 次世代ストレージソリューション 「ioDriveシリーズ」
【ioDrive2】
メーカー フュージョンアイオー
規格 SLC/MLC、PCIe Gen2 x4
記憶容量 365GB〜1.2TB
データ転送速度 Readバンド幅(1MB):910MB/s〜1.5GB/s
Writeバンド幅(1MB):590MB/s〜1.3GB/s
その他特記事項 PCI Express 物理規格:Half-Length, Half-Height
製品サイトURL:http://cn.teldevice.co.jp/product/detail/iodrive


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