ePromo

『ePromo』はいわゆる「電子帳票サービス」ではなく、帳票全般を一元的に提供できるサービスだ。「A社には紙出力した帳票を郵送し、B社にはEメールを送信。C社にはWebで参照してもらう。」というように、顧客の要望が混在していても対応できるというわけだ。これにより「すべてを電子帳票化するのは無理」という企業にとっても、必要なところだけ電子化できる“現実的”なサービスとなっている。

また、様々なメディアに対応したフォーム作成が可能であり、パソコン、携帯電話、はがきや封書、FAXへの出力も同じイメージを保てるのも特長だ。

ユーザ数に応じた課金では、その月に帳票を発行しないユーザが多いとムダが発生してしまうが、『ePromo』の場合は 「利用した枚数に応じた料金」という課金スタイルとなっている。月額最低料金は10万円。更に、利用枚数が増えればボリュームディスカウントも用意されている。　※価格は税別

企業においては、帳票の内容に応じて閲覧権限を設定していることが普通であるが、『ePromo』の場合、階層が異なるユーザごとに、細かく閲覧権限を付与することが可能だ。

「社内組織が複雑」「支店が多数ある」といったケースでも、階層ごとに管理できるため、必要な情報のみを必要なユーザに見せることが可能になる。

『ePromo』は、帳票によってフォームを変更したり、プロモーション広告を差し込む機能も有している。

一般に、郵送されてきたDMの開封率はあまり高いものではないが、請求書や明細書はかなりの確率で開封されるはずだ。そこで「通販の請求書や明細書の一部に、女性には女性向け広告を、男性には男性向け広告を差し込む」など、ターゲットにあわせた内容を表示することで、効果的なプロモーションを行えるというわけだ。

1人ひとりのターゲットに合った帳票を白紙に印刷するので、用紙在庫管理の手間や、いくつものパターンを印刷するコストを抑制できる。