配車業務のシステム化は、どこまで効果があるのか?
物流業において、効率的な配送の鍵を握るのが『配車業務』だ。
その日の荷物や車両の状況に応じて配送ルートを決めるのだが、いまだ手作業で対応しているケースは多く、複雑な配車計画を立てるにはベテランに頼るしかないなどの属人化も課題となっている。燃料費高騰が続き、コスト削減が迫られる中、今こそ配車業務を見直す時と言えるだろう。
「そうは言っても、どうすればよいのか分からない」
そんな方に是非紹介したいのが、住友電工システムソリューションの配送計画システム『配送デス』。簡単に言えば、配車を自動化するシステムだ。
「システムで本当に効果が得られるのか?」
そう感じた方の疑問にお答えすべく、まずは導入事例をもとに効果を紹介しよう。
効果 1 |
配送エリアのコース見直しを実施、車両台数の削減に成功 |
◎メーカー系物流事業者A社 |
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効果 2 |
短時間でカンタンに配車できる!作業時間を大幅に短縮 |
◎配送業B社 |
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効果 3 |
毎日ルートが変わる…個人宅を回る配車計画の作業工数を削減 |
◎株式会社村内ファニチャーアクセス様 |
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配車自動化 |
車両50台分を5〜10分で!誰でも効率的なルートを計画できる |
『配送デス』は配送ルートを自動計算するシステムだ。配送先数500件、車両台数50台の配送計画であれば5〜10分で完了するというから、手作業で配車を行うことを考えると驚くほどの時間短縮になる。
荷量や配送先、車両の情報を登録するだけでよく、専門の知識や経験がなくても効率的なルートを立案できるのは大きな魅力。属人化のリスクを最小限に抑えるとともに、ベテラン担当者に集中しがちな負荷を分散できる。
条件設定 |
時間指定、軒先条件…様々な条件を考慮し、最適なルートを提案 |
配車業務の難しさは、その“条件の多さ”にある。下図にそのごく一部を紹介しているが、荷物や車両が増えれば増えるほど、それぞれの条件も増えていく。複雑に入り組んだ条件をすべて考慮する必要があるからこそ、手作業での配車は難しく、時間が掛かるのだ。
『配送デス』ならば数多くの条件を設定でき、すべてを考慮した上で配送ルートを計算する。もちろん極力無駄なく回れるルートを計算するため、台数削減などでも大きな効果が期待できる。
システム連携 |
動態管理システムと連携し、配送状況をリアルタイムに把握 |
配車業務をシステム化したら、実際計画通りに動くことができたのかをあわせて管理したい…という要望が出てくる。『配送デス』は動態管理システム『Traffic Vision /MM』と連携することで、これを実現する。『Traffic Vision /MM』は車両に搭載したGPS付き通信端末からの位置情報により、実際の配送状況をリアルタイムに管理。配車計画に基づいた進捗管理や、遅配の早期発見が可能になる。
その他機能 |
かゆいところに手が届く、多彩な機能を搭載 |
上記をベースに、現場での使いやすさやより効率的なルートの立案へとつながる様々な機能を搭載している。その一部を紹介しよう。
◎マウスによるドラッグ&ドロップに対応。自動で立案されたルートの変更や、荷物の追加も簡単!
◎VICS渋滞規制情報を利用し、曜日や時間帯による渋滞状況を考慮。渋滞を避けたルートを選ぶなど、交通状況まで考慮したルートを提案
何から始めればよいのか?悩んだら是非相談を!
今回は日々の配車計画に関するメリットをお伝えしてきたが、『配送デス』は配送ルートのシミュレーションや見積りの際にも効果を発揮する。また、様々な業務に対応できるようきめ細かな機能を搭載している汎用性の高さも特長。導入企業の半数以上が一切カスタマイズすることなく導入しているということも、それを証明している。
もちろん導入コストは気になるところだが、例えば車両を1台減らすことができれば、月60万円ほど、年間約700万円のコスト削減を期待できる。導入コストに対して十分な効果と言えるだろう。
どうにかしなければいけないと思っていても、どうすればよいか分からない…そんな方は是非1度相談してはいかがだろうか。
製品名 | 配送デス |
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メーカー | 住友電工システムソリューション |
クライアント側OS | - |
クライアント側対応プロセッサ | - |
クライアント側必要メモリ容量 | - |
クライアント側必要ディスク容量 | - |
クライアント側その他動作環境 | - |
サーバ側OS | Microsoft Windows 7 Professional Microsoft Windows Vista Business Microsoft Windows XP Professional(SP3以上) Microsoft Windows Server 2003(SP2) |
サーバ側対応プロセッサ | Pentium 4 または Core 2 Duo 2.6GB以上を推奨 |
サーバ側必要メモリ容量 | 2GB以上 |
サーバ側必要ディスク容量 | ◎Windows XP、Windows Server 2003の場合:6GB以上の空き領域 ◎Windows Vista、Windows 7の場合:15GB以上の空き領域 必要な空き領域はアプリケーションのみの容量で、データ量の領域は含んでおりません。 |
サーバ側その他動作環境 | ディスプレイ:1024×768以上 データベース:Oracle Database 10g R2(※1) 、11g R2(※2) デジタル地図:Power Atlas Ver.2.0 |
その他特記事項 | ※1:OSがWindows Vistaの場合、データベースは Oracle Database 10g R2(10.2.0.3以降)となります ※2:OSがWindows 7の場合、データベースは Oracle Database 11g R2となります |
製品サイトURL:http://www.seiss.co.jp/products/haisoudesu/index.html |
製品・サービスの取扱い企業
住友電工システムソリューション株式会社
部署名:モバイルシステム事業部
住所:東京都文京区関口1-43-5
TEL:03-5273-7572
FAX:03-5273-7574
e-mail:its-apl@seiss.co.jp
掲載企業
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