Microsoft Dynamics AX プロセス製造業ソリューション


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Keyレポ

  • 基本情報
  • Microsoft Dynamics AX プロセス製造業ソリューションの特長
  • Microsoft Dynamics AX プロセス製造業ソリューションの導入事例
  • Microsoft Dynamics AX プロセス製造業ソリューションのスペック

Microsoft Dynamics AX プロセス製造業ソリューション

掲載日:2012/12/19 更新日:2013/01/10

企業規模 大企業・中堅企業 向け
オススメ
ユーザ
化学・食品メーカーのように液体、粉体を扱っており、組立製造業向けパッケージでは対応が難しいプロセス製造業。
製品形態 ソフトウェア
製品概要 プロセス製造業に必要な機能を標準で実装したERPソリューション。プロセス製造業ならではの業務をきめ細かくサポートし、正確な在庫管理や厳格な品質管理を実現。
価格情報 お問い合わせ下さい。
サポート
エリア
全国


プロセス製造業には、「プロセス製造業のERP」を…


●カスタマイズ・アドオンの少ないシステムを構築するには?
「カスタマイズ、作り直し、アドオンが多くて、コストも手間もかかるシステムはうんざり…」
このような悩みを持つプロセス製造業のシステムに関わる方、正しいERPを使っているだろうか? もし、 組立型パッケージで対応しているなら、複雑なカスタマイズが必要となったり、運用に大きな負荷がかかってしまう可能性も…。

そこで今回紹介するのが、プロセス製造業に特化したMicrosoft Dynamics AX プロセス製造業ソリューション(以降、Dynamics AX)。液体や粉体を扱うようなプロセス製造業に対応したマスタ構造を採用し、連産品や副産物の発生など、1つの原料(中間品)から複数の製品が作られるプロセス製造業で必要な機能を標準で実装したソリューションだ。
まずはその特長を見てみよう。






特長


製品概要

カスタマイズ、アドオンを極力抑えて短期間導入可能


Dynamics AXは、プロセス製造業(液体/粉体)で必要となる機能を標準で実装。プロセス製造業の特性に合致したパッケージなので、カスタマイズやアドオンを極力抑えることができる。そのため、短期間でのシステム導入が可能となり、運用に大きな負荷がかからないシステムとなる。 従来、構築の際に追加のライセンスやモジュールなどを購入し、その分、ライセンス費用などが発生していたが、その必要はなくなるのだ。
標準で実装されている機能の一例を下記に挙げるので、自社の業務と見比べてみてはいかがだろうか。これらすべてが、“標準”という点に注目してほしい。

<標準で実装されている、主なプロセス製造業向け機能>
レシピ管理(製品:原料=N:Mに対応)
連産品/副産物管理
循環工程管理
賞味期限/使用期限管理
期限切れ通知機能
ロット別属性(状態)管理
顧客別検査(品質)規格
単位変換
キャッチウェイト(不定貫)管理
リベート/センターフィー
単価遡及


可視化

蓄積されたデータを、「その時必要な形で“見える化”」できる


現在、製造業は厳しい市場競争に勝ち抜くためにも、様々な情報や指標の活用が求められている。そのためにも、蓄積したデータを有用な形に変換し、経営層やマネージャー、現場などその立場に応じて活用すべき。Dynamics AXでは、蓄積した情報を役割に合った形で見ることができる。





操作性

現場担当者が使いやすいインターフェース


Dynamics AXは、Microsoft Office同様のインターフェースを採用。使い慣れた画面なので違和感なく業務が行えるだろう。特別な知識や難しい言語等による操作は不要なので、社員への教育期間も短くて済むはずだ。ほかにも、業務の流れに沿ったボタン配置など、ユーザビリティが考慮された画面となっている。

また、標準の統合開発環境により、ノンプログラミングでテーブル作成、フィールド追加、フォーム(画面)作成などが可能。 メンテナンスの際にも、分かりやすい操作で対応可能。



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導入事例


課題と効果

プロセス製造業向けシステムを導入!業務効率化にも大きく貢献


【JFEマテリアル株式会社】

課題
・約10年前に導入した市販パッケージである旧システムは、カスタマイズを施している部分が多く、既に陳腐化。
・作り直しが必要だがコストがかかる。
・工場内の部署ごとに個人がExcelや紙文書で作成したデータを事務所に集約し、人手で集計や入力の処理をしていてムダが多い。
・既存の販売管理システム、購買管理システム、そして在庫管理システムの3つを一挙に刷新。

Dynamics AXを検討
・標準機能でプロセス製造業に必要なほとんどの要件がまかなえ、帳票関係を中心に多少の手を加えれば業務に適合できる。
・高いコストパフォーマンス。“最小投資で最大効果”をキーワードに、会社の規模に合った予算内で要件を満たせた。
・3つのシステム(販売管理/購買管理/在庫管理)を1本のパッケージですべてをカバーできる。
・JFEシステムズとともに、開発前に入念なディスカッションを実施。製造現場へのヒアリング、将来像などを検討した上で導入へ。

Dynamics AXの導入効果
◎月度決算を例に見ると、従来は処理作業に4日くらいかかっていたのが3日程度に短縮。
◎各現場から直接データ入力と共有ができるようになって、紙文書からの再入力という手間がなくなった。
 紙やExcelからの二重入力の手間やミスが根絶、経理を中心に飛躍的な効率アップにつながった。
◎高いユーザビリティが業務効率化に貢献。ExcelやMicrosoft Accessなどと操作性での共通点が多いので、エンドユーザ部門の管理者も、新システムがすぐに使えるようになった。
◎データベースから直接データを取れるので、データが確定したらすぐに作業にかかれる。
◎完成した3つの新しいシステムは、中間プログラムを介して経理システムと接続。JFEグループの連結決算システムとも連携可能に。




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<まとめ>


今回は、これまでカスタマイズなど自社構築することが多かった、プロセス製造業向けシステムを簡単・コストをかけずに構築する方法について紹介した。なお、Dynamics AXの詳細が分かる資料を「資料ダウンロード」に用意したので、ダウンロードして一読してほしい。また、不明な点や知りたい点はこの機会に問い合わせてみてはいかがだろうか?



スペック

製品名 Microsoft Dynamics AX 2012 R2
メーカー 日本マイクロソフト
クライアント側OS Windows 8/Windows 8 Pro/Windows 8 Enterprise
Windows 7 Professional/Ultimate/Enterprise
Windows Vista Business/Ultimate/Enterprise
(SP2)
クライアント側対応プロセッサ Intel Pentium/CeleronファミリーもしくはPentium III Xeon以上の互換プロセッサ、プロセッサスピード1.1GHz以上推奨
(Itanium 64-bitプロセッサは対象外)
クライアント側必要メモリ容量 2GB以上
クライアント側必要ディスク容量 -
クライアント側その他動作環境 Internet Explorer 10.0/9.0/8.0
サーバ側OS Windows Server 2012 Standard /Datacenter
Windows Server 2008 R2 Standard/Enterprise/Web/Datacenter
Windows Server 2008 Standard/Enterprise/Web/Datacenter
(SP2) ただし64-bitのみ
サーバ側対応プロセッサ Intel Pentium/CeleronファミリーもしくはPentium III Xeon以上の互換プロセッサ、プロセッサスピード1.1GHz以上推奨
(Itanium 64-bitプロセッサは対象外)
サーバ側必要メモリ容量 4GB以上
サーバ側必要ディスク容量 -
サーバ側その他動作環境 Microsoft SQL Server 2012 Standard/Enterprise/Business Intelligence
SQL Server 2008 R2 Standard/Enterprise/Datacenter
(SP1 SP2)
SQL Server 2008 Standard/Enterprise
(SP1)
その他特記事項 -
製品サイトURL:http://www.jfe-systems.com/products/dynamics_ax/dynamics_ax.html


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