トレーダーの生産性を低下させる複数端末ごとのログオン作業
複数のモニタに表示される様々な情報やデータを追いかけ、株や為替の売買の操作を行うトレーダー、あるいは開発用/デバック用/連絡用メールなどを複数モニタ上で操作するシステム開発者などにとって、端末の数だけのログオン/ログアウトは、非常に手間で煩雑な作業だった。
更に、セキュリティの観点から、離席の際も同様に、端末の数のログアウト/ログオンが必要となる。こうした複数の端末の認証にともなう作業は、業務効率の低下だけでなく、1分で数億もの取引を行うトレーダーにとって、大きなビジネスチャンスの喪失につながっている。
こうした業務の妨げになっている複数認証を1回の操作に統合するのがシングルログオン・ソフト「Protiva Trade Connect」だ。既存の認証環境に即導入可能で、専用の管理サーバを別途用意する必要もない。では、その代表的な機能を紹介しよう。
特長 1 |
すべての端末のログオン/ログオフ/ロックなどを1回の認証で実行 |
既存の環境を変えることなく、「Protiva Trade Connect」は導入、利用できる。「Protiva Trade Connect」をPCにインストールし、簡単な設定を終えれば、シングルログオンの準備は完了。その後は、ユーザがベースPCにログオンすれば、そのユーザのクラスタ内のすべての端末へログオンできる。また同様に、1回のログオフ操作で全端末を終了させることができ、そのほかにも、ロック/透明ロック(後述)/再起動/シャットダウンといった操作も1回の操作で行える。
今まで、端末ごとの認証に要していた手間と時間がたった1回の操作に短縮され、トレーダーをはじめとするユーザの生産性を大幅に向上することができる。
特長 2 |
セッションを終了せずに、ロックできる“透明スクリーンロック” |
株式、外国為替、債権、各種コモディティの売買で巨額の資金運用を担うトレーダーにとって、取り扱う情報は極めて重要である。そんなセキュリティの観点から、ほんの数分でも席を離れる際は、すべての端末をログオフしなければならない。しかし、このログオフと席に戻ってのログオンの操作は、業務効率の著しく低下させているはずだ。
こうした問題も、「Protiva Trade Connect」の“透明スクリーンロック”の機能を利用すれば、大幅に改善される。この機能を利用すれば、第三者が操作できない状態でセッションを継続。その端末のユーザが席に戻った際、“透明ロック”の画面を確認し、重要な情報が届いていないか?即、業務を再開すべきか?などを瞬時に判断、無駄のない行動を取ることができる。
特長 3 |
ベーシック認証から2要素認証へ、段階的な認証レベルUPも可能 |
「Protiva Trade Connect」は、企業のシステム環境に合わせた認証を行うことができる。 |
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特長 4 |
トレーダーの作業内容を可視化、すべての操作ログを保存 |
ユーザへの「Protiva Trade Connect」の展開は、システム管理者が「Protiva Trade Connect Manager」で作成した構成ファイルをユーザへ配信するだけ。その後、ユーザは構成ファイルをダブルクリックし、各自が使用する端末にソフトをインストールすれば、シングルログオンが可能な環境になる。 |
「Protiva Trade Connect Manager」の画面例 |
国際的な事例 |
世界的な金融グループがシングルログオン・ソフトとして採用 |
「Protiva Trade Connect」は、世界的な大手金融機関から、トレーディング業務におけるログオン/ログアウトの問題の解決を依頼され、開発・商品化されたシングルログオン・ソフト。世界を代表する大手金融機関の極めて高度な要望に応えるソフトであることが、「Protiva Trade Connect」の機能の確かさを証明している。
デジタルセキュリティの国際的なリーディングカンパニー
ジェムアルト(ユーロネクスト NL0000400653 GTO)は世界43ヵ国に74の事業所、14の研究開発センタを持ち、1万人以上の従業員を擁するデジタルセキュリティのリーディングカンパニーだ。2011年の年間売上高は20億ユーロ(約2166億円)以上を記録し、進化を続けるデジタルセキュリティ業界の中核企業として事業を急速に展開している。
現在、世界中の数十億人もの人々が、便利で楽しく、セキュアなやり方で、時と場所を選ばずに、コミュニケーションや旅行、ショッピング、バンキング、エンターテインメント、そして仕事を自由に楽しみたいと望んでいる。
そんな人々の、パーソナルモバイルサービス、セキュアな決済、ID保護、認証サービス、クラウドコンピューティングへのアクセス、電子医療、電子政府、スマート交通や機器間(M2M)通信において、日々拡大するニーズに応えるのがジェムアルトの製品とサービス。
ジェムアルトでは、同社が設計・パーソナライズした信頼できるデバイスで動作するセキュアなソフトウェアを開発。そして、これらのデバイス、デバイスに保存される機密データ、そしてデバイスが実現するサービスを、そのライフサイクル全体にわたりマネジメントしている。と同時に、同社のクライアントがエンドユーザに便利さとセキュリティを向上する手段をより多く提供できることを目指し、技術革新に努めている。
ジェムアルトのソフトウェアやセキュアなデバイスを利用し、デジタル/ワイヤレスの世界でのコミュニケーションを図る人々は増加しており、これにともないジェムアルトの事業は更に拡大を続けている。
製品名 | シングルログオン・ソフト「Protiva Trade Connect」 |
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メーカー | Gemalto |
クライアント側OS | ベースPC:Windows 7以降、サテライトPC:Windows XP以降 |
クライアント側対応プロセッサ | 特になし |
クライアント側必要メモリ容量 | 特になし |
クライアント側必要ディスク容量 | 8MB + ログ用のスペース(ログの最大容量は設定可能) |
クライアント側その他動作環境 | ベースPC用にICカードリーダが必要(ICカードを利用する場合) |
サーバ側OS | ドメインコントローラやPKI CA構築が可能な環境 |
サーバ側対応プロセッサ | 特になし |
サーバ側必要メモリ容量 | 特になし |
サーバ側必要ディスク容量 | 特になし |
サーバ側その他動作環境 | サーバマシン用ICカードリーダ(ICカードを利用する場合) |
その他特記事項 | インストールには管理者権限が必要 ※システムサービスやドライバをインストールするため |
製品・サービスの取扱い企業
ジェムアルト株式会社
住所:〒108-0074 東京都港区高輪3-25-23 京急第2ビル 6F
URL:http://www.gemalto.com/japan/index.html
掲載企業
ジェムアルト株式会社
住所:〒108-0074 東京都港区高輪3-25-23 京急第2ビル 6F
URL:http://www.gemalto.com/japan/index.html