専門家が語る「企業が選ぶべきメールアーカイブ製品」とは
企業の情報漏洩対策や、内部統制のために導入が進むメールアーカイブ製品。多くの製品がある中で企業はどういったポイントで選定を行えばいいのか、メールアーカイブ製品「Autonomy Consolidated Archive(ACA)」を提供するグローバル企業オートノミーはこう語る。
「メールアーカイブ製品はグローバル標準対応製品と従来のポイントソリューション製品では、根本的な違いがあります。まず大きな違いとして、グローバル標準に対応した製品の多くは法令やガイドラインなどのコンプライアンス要件に対応することに主眼を置いており、電子情報開示や監査を効率化する豊富な機能を備えています。
これに対し、ポイントソリューション製品は、メールの機能拡張の一貫として「メールを保存する」ことに重点を置いています。しかし、日本では現在、金融、証券、及び海外展開を図る製造業などではメールアーカイブによる電子情報開示や監査対応が必要となっており、世界基準のメールアーカイブ製品を選択することが好ましいと言えるのです。
また、一般的に企業のITシステムは5〜7年単位で切り替えていくことを前提としていますが、メールは「5年経てば処分できる」というものではありません。アーカイブを行っていくためには、企業ポリシーや法令に則ったデータ保存が必要となります。そのため、メールアーカイブ製品を選ぶ上で、長期的な利用に耐える信頼性と企業体力を備えたベンダの製品を選ぶことが重要になるのです。」
ではACAの特長を見ていこう。
豊富な実績 |
アーカイブソリューションにおける最上位評価を得る高い信頼性 |
ガートナーの報告書『E-Mail Archiving MarketTrends(電子メールアーカイブ市場トレンド)』(2010年11月)によると、オートノミーは電子メールアーカイブ市場で24%のシェアを誇っている。更に、2011年12月のガートナーの調査では、最上位評価を得ており、アーカイブソリューションにおいて、世界的なリーダーと位置づけられている。
導入実績で見ても、グローバル10の金融機関10社に導入されており、このほか、世界的な主要銀行及び法律事務所など、広く導入されていることからも、オートノミーのメールアーカイブ製品が世界規模で高い信頼を築いていると言える。
検索エンジン |
自社開発の検索エンジンにより長期利用を実現! |
一般的にアーカイブ製品では検索エンジンがOEMの場合が多く、OEM元が変更になった場合、膨大な量の情報の再インデックス化が必要となり、現実的に長期の利用が困難になるケースがある。 |
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多機能 |
豊富な機能により、長期利用と優れた使い勝手を実現 |
ACAは、エージェントレスで利用でき、更にExchangeやLotus Notesをはじめ、多数のメールシステムに対応しているので、導入・運用を容易に行える。更に、コンプライアンス対策が重要課題となるアメリカの厳しいレギュレーションにも対応した様々なオプションと連動可能。
<豊富なオプション機能>
◆Supervisorは、コンプライアンス部門向けのコンセプトベースの自動監視を実現。
◆ECA(Early Case Assessment)/ALH(Autonomy Legal Hold)はEディスカバリに即した迅速なアクションが可能。
◆Anywhere Accessは、スマートフォンからのアクセスに対応。
●マルチチャネルアーカイブにより、メールをはじめ、多彩な種類の企業内データをアーカイブ
メールだけでなく、データベース、ファイル、リッチメディア、音声、ソーシャルなど、電子化された様々なデータをアーカイブし、アクセスすることが可能。更に、重複排除機能により、総データ容量を軽量化させて保存することができるので、サーバ負荷を軽減。保存したデータは、IDOL上で管理。
●ヒューマンインフォメーションを理解したアーカイブ検索及び、データへのアクセスが簡単
検索キーワードと密接に関連したワードやトレンドから、関連データを抽出することが可能。更に、WebブラウザやOutlookクライアントにプライグインなしで、アーカイブデータにアクセスする設定も可能なので、エンドユーザの容易なデータアクセスを実現。
●クラウド、オンプレミス、ハイブリッドのアーカイブソリューションも提供可能
オートノミーのオンプレミスの併用とクラウドサービスを共存させたハイブリッドのアーカイブソリューションとして運用することが可能。世界最大規模の50PBを超えるオートノミーのクラウドを活用することができ、優れた拡張性を実現。
訴訟対応 |
万が一の訴訟時に必要となる情報を関連付けて容易に検索可能 |
●Supervisor |
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事例 |
海外電力会社で導入!メール増加の問題解決とデータ保全を実現 |
海外の大手電力会社では、電子メール容量が急激に増加しており、ユーザは個別にメールを削除するか、Outlook個人用フォルダ(PSTファイル)をローカルPCに作成するといった対応に追われていた。しかも既にストレージは4TBもの容量がPSTファイルに占有されている状況。早急な問題解決が必要であった。
【ACA導入の効果】
・パーソナルアーカイブファイルのディスク容量を75%削減し、重複排除機能によりネットワークストレージに3TBの余裕を持たせることに成功
・PSTファイルの復元に費やされていた毎週2時間のリソースを削減
・7年間のデータ保全という業界の法令義務に準拠
事例 |
世界規模で展開する金融業での事例が多数! |
金融業におけるACAの豊富な導入実績の中から、その一例を紹介。 |
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製品名(サービス名) | Autonomy Consolidated Archive(ACA) |
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サービス提供会社 | オートノミー |
サービスメニュー(提供可能な製品群) | ●ソフトウェア:ACA |
動作環境 | - |
オプションサービス | Supervisor、eDiscovery(ALH/ECA:Early Case Assesment/Introspect) |
その他特記事項 | - |
製品サイトURL:http://www.autonomy.co.jp |
製品・サービスの取扱い企業
オートノミー株式会社
住所:〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-5-1 日比谷マリンビル11F
e-mail:info_japan@autonomy.com
URL:http://www.autonomy.co.jp
掲載企業
オートノミー株式会社
住所:〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-5-1 日比谷マリンビル11F
e-mail:info_japan@autonomy.com
URL:http://www.autonomy.co.jp