GT-Document


富士フイルム

Keyレポ

  • 基本情報
  • GT-Documentの特長
  • GT-Documentの導入事例
  • GT-Documentのスペック

GT-Document

掲載日:2011/12/08

企業規模 大企業 向け
オススメ
ユーザ
スマートフォンによるドキュメント閲覧をセキュアに実現することで、業務効率をアップさせたい企業。
製品形態 ソフトウェア
製品概要 自社運用しているファイルサーバのドキュメントや、メールの添付ファイルなどをJPEG変換して、スマートフォン専用ビューアで正確かつセキュアに閲覧できるソフトウェア。
価格情報 ●サーバライセンスソフトウェア
300万円(税別)
●ファイルブラウザサーバ(オプション)
80万円(税別)
サポート
エリア
全国


スマートフォンのビジネス活用で必要な要件とは?


大企業におけるスマートフォン活用では、まずセキュリティが担保されていることは大前提だ。携帯性に優れている半面、紛失時の情報漏洩は、情報セキュリティ管理者にとって非常に気になるところだろう。特に見積書、設計図面など機密性の高いドキュメントから情報が拡散してしまうと、影響範囲が広いものになってしまう。

そこで注目を集めているのが、端末にドキュメントをダウンロードせずに、メールの添付ファイルや社内のファイルサーバで保管されているドキュメントを、専用ビューアでセキュアに閲覧できるGT-Documentだ。

しかし、GT-Documentの特長は、端末にドキュメントを残さないということだけではない。

スマートフォンでのドキュメント閲覧で、意外と盲点になっている課題を解消できるのだ。それでは、GT-Documentの特長を詳しく見ていこう。






特長


特長 1

ドキュメントをPC同様のレイアウトで忠実に再現


スマートフォンでドキュメントを閲覧した際に、PCでの閲覧時と異なり「レイアウトや文字の配置が崩れている」「本来不要な余白が生じている」「一部が表示されなかったり、グラフ内の文字が消えている」といった経験をしたことはないだろうか。

GT-Documentは、富士フイルムの画像変換技術を活用することで、スマートフォンの画面上で鮮明にドキュメントを再現することが可能になっている。

具体的には、メールの添付ファイルやファイルサーバのドキュメントを、社内に設置したドキュメント変換サーバ上で高画質のJPEG画像に変換。このJPEG画像をスマートフォン専用のドキュメントビューアで閲覧するため、PC画面と同様の見た目を、鮮明に表示できるのだ。





特長 2

パスワード付きの暗号化ファイルにも対応


メールにファイルを添付する際に、セキュリティポリシー上、パスワード付きの暗号化を必須にしている企業も多いだろう。実は、スマートフォンの一般ビューアは、パスワード付きで暗号化されているドキュメントは閲覧できないという盲点をご存知だろうか?

「暗号化された添付ファイルが開けないので、帰社してチェックしなければ・・・」 という事態が多発すれば、モバイル活用の効果は十分に得ることができない。

GT-Documentパスワード付きの暗号化ファイルの閲覧に対応しているので、外出先での業務効率アップに大きく寄与する。


特長 3

ファイルサーバ利用に特化したオプションも


GT-Documentは、自社内に設置されたメールサーバやファイルサーバなどのシステムと組み合わせて活用するソフトウェア。

特に「ファイルサーバと連携させたい」というニーズに対しては、導入から運用までの負荷を低減するために、ファイルサーバ利用に特化した「ファイルブラウザサーバ」をオプションとして用意している。




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導入事例


正確

社内システム上のドキュメントを外出先から正確に表示


サントリービジネスエキスパート株式会社

サントリーグループにおけるAndroid搭載のスマートフォン活用の一環で、業務メールを送受信できるモバイルメールシステムを自社開発したサントリービジネスエキスパート株式会社。

システムの利用者数は順調に推移したものの「添付ファイルが見られない」という理由で、導入が進まない部門があったという。

本文より添付ファイルの方に肝心なことが書かれたメールは多数あるため、同社では、添付ファイル閲覧機能の自社開発に向けて検討を開始した。

しかし、Androidの内蔵ビューアでは、多少のレイアウト崩れのほか、PowerPoint上の画像やグラフが表示されなかったり、Excel上のチェックボックスが見えなくなってしまったりするケースも。

そんな時に出会ったのがGT-Document。自社開発するまでもなく、短期間で「ドキュメントを正確に再現」という目指していた姿を実現できることから、GT-Document導入を決定した。




セキュア

スマートフォンでメールの添付ファイルを安全・正確に閲覧できる


株式会社NTTデータ

株式会社NTTデータでは、スマートフォンの力を最大限に引き出すために「添付ファイルの閲覧機能は備えたい」が、同時に「情報の流出は絶対に防がなければならない」という、ユーザと管理者双方のニーズを両立させたいと考えていた。

同社では、社外からPCへのリモートアクセスを基本的に禁止しているため、かぎりなくPCに近い機能を持つスマートフォンに関しても、同レベルのセキュリティ性を備える必要があったのだ。

そのような中、浮上したのがGT-Document。多彩なデータ形式の添付ファイルをJPEG画像に変換する技術は、同社が保有していないものであり、スマートフォン本体に情報を残さずに閲覧できて、パスワード付きのファイルにも対応している点が大きな魅力となり、GT-Document導入を決定。

実質3ヵ月余りという短い準備期間で運用開始となったGT-Documentは、エンドユーザの使い勝手と、管理者の求めるセキュリティを両立した。



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リモートアクセスクラウドサービスKeitaiRemoteメールアクセスも


富士フイルムでは、スマートフォン/携帯電話から社内情報にセキュアにアクセスする、クラウド型のサービス「リモートアクセスクラウドサービスKeitaiRemoteメールアクセス」も提供している。

このサービスもGT-Documentが採用されているため、「端末にデータが残らずセキュア」「ドキュメントを正確なレイアウトで表示」というGT-Documentの特長が活かされている。



ホスティング事業者やメールサービス事業者などでも導入可能


今回は、自社でメールサーバやファイルサーバを運用しているエンドユーザ目線でのメリットを紹介したが、GT-Documentホスティング事業者メールサービス事業者が、自社サービスの付加価値として活用することも可能だ。

例えば、ホスティング事業者であれば、GT-Documentを活用することで、スマートフォンでセキュアかつ正確なドキュメント閲覧が可能になるファイルサーバサービス…という差別化も可能というわけだ。

また、SIベンダが、GT-Documentを組み合わせたファイルサーバやメールサーバを提案するといったケースも考えられる。

こうした事業者やSIベンダにとっても、GT-Documentは魅力的な製品であろう。



スペック

製品名 GT-Document
メーカー 富士フイルム
クライアント側OS [スマートフォン]
対応OS
・Android 2.1/2.2/2.3/3.0/3.1
・iOS 3.x/4.x

[携帯電話]
対応機種
・docomo iアプリ対応端末
・Softbank S!アプリ対応端末
・au BREWアプリ対応端末
クライアント側対応プロセッサ -
クライアント側必要メモリ容量 -
クライアント側必要ディスク容量 -
クライアント側その他動作環境 -
サーバ側OS [ドキュメント変換サーバ]
OS: Red Hat Enterprise Linux Server 5.6 64bit/最小構成インストール
※CentOS 5.6 動作検証済

[ドキュメント変換エンジン]
OS: Windows Server 2008 R2(SP1) Standard Edition (64bit)
サーバ側対応プロセッサ [ドキュメント変換サーバ]
CPU: Intel(R) Xeon(R) プロセッサー L5520以上

[ドキュメント変換エンジン]
CPU: Intel(R) Xeon(R) プロセッサー L5520以上
サーバ側必要メモリ容量 [ドキュメント変換サーバ]
メモリ: 4GB以上

[ドキュメント変換エンジン]
メモリ: 4GB以上
サーバ側必要ディスク容量 [ドキュメント変換サーバ]
HDD: 40GB以上(ドキュメント変換サーバのキャッシュ領域は別途必要)

[ドキュメント変換エンジン]
HDD: 40GB以上
サーバ側その他動作環境 詳細は製品サイト参照
その他特記事項 -
製品サイトURL:http://www.fujifilm.jp/gtd/


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富士フイルム株式会社
部署名:ネット応用ビジネス推進部
住所:〒107-0052 東京都港区赤坂9-7-3
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FAX:03-6271-3192
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URL:http://www.fujifilm.jp/gtd/


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