VPOサービス(Virtual Platform Outsourcing Service)


丸紅情報システムズ

Keyレポ

  • 基本情報
  • VPOサービス(Virtual Platform Outsourcing Service)の特長
  • VPOサービス(Virtual Platform Outsourcing Service)のケーススタディ
  • VPOサービス(Virtual Platform Outsourcing Service)のスペック

VPOサービス(Virtual Platform Outsourcing Service)

掲載日:2011/11/25

企業規模 企業規模問わず
オススメ
ユーザ
クラウド導入により、コスト削減を実現したい企業。
クラウド化を図る上でセキュリティや、システム運用の変更を不安視する企業。
製品形態 ソリューション・その他
サービス
概要
複雑なネットワークや物理環境と仮想環境を融合したIaaS/PaaSを提供。ユーザ企業の既存システム構成を再現可能。運用代行により、運用負荷の大幅削減も実現できる。
価格情報 【参考価格】
初期費用 5万円
仮想サーバ 5000円〜/月
月額基本料金 1万5000円〜/月
ネットワーク費用 4000円〜/月
※価格はすべて税別
サポート
エリア
全国


クラウド化してセキュリティは大丈夫?しかも運用の大幅変更も?


コスト削減、サーバ運用負荷の軽減、利便性の向上など様々な導入メリットがあることから、現在クラウド導入を多くの企業が検討している。しかし、業務データを他社のサーバに預け、インターネット上でやり取りを行うことに、セキュリティ面で大きな不安を抱えている企業がいることも確か。

しかも、クラウド移行を図った場合、テープバックアップや現行のシステム運用を変更しなければならないケースも多く、その多大な負荷のため、クラウド導入を図れない企業も多い。

こうした企業の悩みを解消したのが、現在利用しているシステムをそのまま再現でき、しかもセキュリティも担保できるクラウドサービス「VPOサービス」である。ハードウェアやOSなどのプラットフォーム一式をクラウド提供することが可能。構築されるシステムにあわせてOSを柔軟に選ぶことができる。
(VPO:Virtual Platform Outsourcing)

では、その特長を詳しく紹介していこう。



特長


セキュリティ

セキュリティ機器の標準提供、冗長化でクラウド利用の不安を解消


「VPOサービス」のエンタープライズ版「VDC ENTERPRISE-FARM Pro」は、ハードウェア、OSを含めたシステムの一式をクラウド提供する上で、ビジネス利用で必要となるセキュリティ機能や、万が一のシステム障害に備えた冗長性を持っている。
(VDC:Virtual Data Center)
 
■UTM、ロードバランサを標準提供し、ビジネス利用に必要なセキュリティ、安定性を実現
「VDC ENTERPRISE-FARM Pro」は、VPOデータセンタ側に高信頼のUTMであるFortiGateを設置している。このFortiGateのVDOM機能を利用して、各ユーザ企業に個別でUTMを割り当てることが可能。これにより、ファイアウォールなどの各種機能を各社独自に設定変更することができるので、ユーザ企業のポリシーに適したセキュリティを実現できる。
また、分散処理に適したL4ロードバランサも標準提供しており、優れた安定性を実現。

■冗長化・二重化構成により、高い安定性を実現
サーバ、ネットワーク、ファイアウォール、ロードバランサなどすべてを冗長化し、VMware HAクラスタ(高可用性サーバ)システム構成にすることにより、障害発生リスクの低減とネットワークシステムの安定稼働を実現。データセンタ設備についても、電源施設等の二重化により、電力供給ストップの可能性をかぎりなく低くし、ユーザ企業に高信頼性、高品質のサービスを提供する。

■ユーザ企業の要件に柔軟に応え、複数のクラウド基盤の中から適した環境を提案
柔軟なネットワークシステム設計により、仮想環境と物理環境を接続し、機密性の高い個人情報データを物理環境のストレージに保存し、システム負荷の変動が大きいWebサーバ、アプリケーションサーバは、仮想環境で運用するといった構成も可能。
物理環境に通信機器を設置することで、ユーザ企業の回線接続が可能、ユーザ側の拠点環境と仮想環境とのセキュリティ・通信品質を担保したデータ連携が可能となる。





運用・構築

従来のシステム構成をクラウド上に再現!更に運用代行も可能


「VPOサービス」では、システム一式のクラウド提供だけでなく、丸紅情報システムズによる運用・構築代行サービスも提供。マルチベンダである丸紅情報システムズの豊富な知識やノウハウにより、ユーザ企業が従来運用してきたシステム構成をそのままクラウド上で再現することが可能。しかもユーザ企業の要望に応じた運用管理業務をアウトソーシングできるので、運用管理の負荷を大いに軽減。
※オプション

<幅広く揃った代行サービス>
●セキュリティパッチ適用サービス:ユーザ企業の指示に基づき、パッチ適用作業を代行
●サーバ構築代行サービス:OSやミドルウェアの構築・設定までを含めて、サーバ構築を代行
●論理移転サービス:ユーザ企業の既存のサーバシステムをクラウド環境上に移転構築
●レポーティングシステム構築:利用中の仮想サーバのリソースをレポート
●フルマネージドサービス:OS、ミドルウェアの運用を24時間365日フルサポート


低コスト

仮想マシンの電源OFFで課金ゼロに!コストの最適化を実現できる


「VPOサービス」は、仮想サーバの設定やインストールしたアプリケーション・データ等はそのままで、仮想サーバの電源をオフにすれば月額使用量は発生しない。

■日割り課金により、利用状況に応じたコスト最適化が可能
CPU・メモリ等のリソースの増減、サーバ台数の増減が柔軟にできるため、費用対効果に見合ったサービス運営が可能に。
仮想マシンの電源を切れば、仮想マシンはそのままで課金されないため、ピーク・オフピークにあわせたサーバ運用が、運用状況にあったコスト負担で実現できる。


管理負荷削減

管理画面からの簡単操作で、仮想マシンの作成もわずか数分!


ユーザ企業の担当者が運用管理を行う場合でも、独自開発のGUI管理画面でVMwareの知識がなくても、各サーバの管理や運用が簡単に行える。

■わずか数分で仮想マシンの作成、クローニング作業が完了!
仮想マシンの作成やクローニング作業がテンプレート化されており、わずか数分足らずで操作が完了。スケールアップ/スケールアウトも10分程度。このGUIの簡単な操作性により、作業負荷をかけずに管理を行うことが可能だ。

■管理画面へのアクセスも、SSL-VPNによりセキュア
管理画面へのアクセスリモート操作には、仮想マシン(サーバ)利用時のインターネット接続とは別に、SSL-VPNのセキュアな接続によって行うので安心して利用できる。




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ケーススタディ


ケース1

ピーク時、オフピーク時のそれぞれの利用状況に応じたコストでOK


オンデマンド印刷を行う印刷業A社では、クラウド導入を検討。

【A社の課題】
ピーク時にあわせたサーバリソースが必要となるため、多大なサーバ導入・運用コストがかかっていた。しかも、オフピーク時にはサーバリソースが余剰となるため、ムダなコストをかけている状況。

【VPOサービス導入後】
VPOサービスは仮想サーバの電源により、稼働状況にあわせたサーバ利用及び、コストの最適化を実現。繁忙期に仮想サーバ12台を稼働させた場合でも、閑散期には必要な仮想サーバ3台のみ稼働させ、そのほかの使用していない仮想サーバの電源をオフにすることで、3台分の月額コストのみで運用が可能。

これにより、従来、閑散期にかかっていた余分なサーバコストを省くことができ、大幅なコスト削減に成功した。





ケース2

物理/仮想環境の連携により、テープバックアップの運用まで再現


従来からテープバックアップを採用し、災害対策としてバックアップデータの長期保存・遠隔地保存を行ってきたB社。

【B社の課題】
B社ではテープバックアップを行っており、テープの運用、遠隔地保管などにより、大きな運用管理負荷がかかっていた。なんとかコスト削減を図りたいと考えていたが、クラウド化した場合、インターネット上でデータをやり取りすることが不安。しかも現在のテープバックアップの運用を大幅に変更する必要が出てくるため、クラウド化を図れない状況であった。

【VPOサービス導入後】
B社では、VPOサービス導入に際して、運用・構築代行サービスを利用。機密性の高い個人情報データを物理環境のストレージに保存し、システム負荷の変動が大きいWebサーバ、アプリケーションサーバは、仮想環境で運用するといった構成を採用。VPOデータセンタ内の物理環境と仮想サーバをVPNで接続することに。

また、運用代行により、テープバックアップ及び、保存データの遠隔地保存までアウトソーシングが可能となり、B社では、大幅な管理負荷軽減、コスト削減が可能となった。




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イーツ社のインフラ基盤を利用した「快得クラウド」を用意


「VPOサービス」では、「VDC ENTERPRISE-FARM Pro」のほか、「快得クラウド」「快得クラウド SP」を用意。

■快得クラウド 
イーツ社のインフラ基盤を利用したクラウドサービス。マルチテナント方式。

■快得クラウド SP
同じくイーツ社のインフラ基盤を利用し、ユーザ企業専用の仮想サーバにより、自由な構成が可能。ニーズにあわせてハイパフォーマンスなCPU構成も実現できる。





スペック

製品名(サービス名) VPOサービス(Virtual Platform Outsourcing Service)
サービス提供会社 丸紅情報システムズ
サービスメニュー(提供可能な製品群) 【VDC ENTERPRISE-FARM Pro】
【快特クラウド】
【快特クラウド SP】
・仮想サーバ マルチテナント提供 専用提供
・ホスティング/ハウジング
・運用代行
・ネットワーク提供
動作環境 -
オプションサービス 構築・移転支援サービス
データセンタサービス
回線サービス
運用・保守代行サービス
サーバ監視サービス
リソース監視サービス
その他特記事項 -
製品サイトURL:http://www.marubeni-sys.com/sv/vpo/


価格情報


【参考価格】
初期費用 5万円
仮想サーバ 5000円〜/月
月額基本料金 1万5000円〜/月
ネットワーク費用 4000円〜/月
※価格はすべて税別


補足説明
100GBディスク追加 5000円
NFS 基本料金 2万円、容量追加 100GB 5000円 / 1TB 5万円
死活監視 1万5000円〜(10台:1台あたり1500円)
ホスティング エントリープラン 1万2500円〜
バックアップ 1万5000円〜
ブルマネージドサービス 別途見積り
※価格はすべて税別

サポートエリア


全国


補足説明

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製品・サービスの取扱い企業


丸紅情報システムズ株式会社
部署名:エンタープライズソリューション事業本部 ITソリューション事業部 VPO担当
住所:〒100-8088 東京都千代田区大手町1-4-2 丸紅ビル6F
TEL:03-3282-9287
FAX:03-3282-2487
e-mail:vpo@marubeni-sys.com
URL:http://www.marubeni-sys.com/sv/vpo/


掲載企業


丸紅情報システムズ株式会社
部署名:エンタープライズソリューション事業本部 ITソリューション事業部 VPO担当
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FAX:03-3282-2487
e-mail:vpo@marubeni-sys.com
URL:http://www.marubeni-sys.com/sv/vpo/