Savvion Business Process Management Suite


日本プログレス

Keyレポ

  • 基本情報
  • Savvion Business Process Management Suiteの特長
  • Savvion Business Process Management Suiteのケーススタディ
  • Savvion Business Process Management Suiteのスペック

Savvion Business Process Management Suite

掲載日:2011/03/29

企業規模 大企業・中堅企業 向け
オススメ
ユーザ
部門ごとにシステムが独立し全体が俯瞰できず判断に時間がかかる、人的エラーやミスが測定できない等の課題を持つ企業。
製品形態 ソフトウェア
製品概要 モデリングから、開発、実行/モニタリング、分析まで、BPMに必要な機能を提供するオールインワンのソリューション。継続的な業務改善とビジネスプロセス最適化に貢献。
価格情報 モデリングツール:10万2000円(税別)
BPMサーバ:構成によって別途見積り
サポート
エリア
全国


データ中心主義からの脱却、IT投資はプロセス中心へ


従来の企業システムは、データ中心主義で考えられたものだ。部門ごとに独立したシステムから処理の結果を別の部門のシステムへ、バトンリレーのように数字を受け渡して業務を回してきた。そのため、データを抽出して別のシステムにインポートしたり、再度人の手によって入力をし直すなど、極めて非効率で、ミスを誘発しやすいしくみが残されてきた。

BPM(ビジネスプロセスマネジメント)は、このような課題のあるデータ中心主義を廃し、ビジネスプロセスに着目して業務を正確に、効率よく動かすための考え方である。ワークフローが部門内でのプロセスを取扱うのに対し、BPMは、部門間、企業間といった大きな視点からビジネスプロセス全体を俯瞰し、最適なシステムを考える。

BPMで得られるメリットとは―――
 属人的な体制からの脱却
 ヒューマンエラーの撲滅
 他部門や関係会社とのシームレスな連携
 業務プロセスの可視化による改善活動の実現






Savvion Business Process Management Suiteで実現するBPM


Savvion Business Process Management Suiteは、BPMに必要なすべての機能を提供するオールインワンのソリューションである。モデリングから、開発、実行/モニタリング、分析までトータルで提供するので、使いながら結果を分析し、必要に応じて修正を加えることができる。

特別なシステムの知識がなくてもモデリングできるので、業務のプロである業務ユーザが主体的にプロセスを定義していくことができる。定義されたプロセスはシミュレーションで検証した後、ITユーザにより設計/開発を実施。ITユーザは業務ユーザと作成したビジネスフローを共有し、共通の目線で会話できるので、スムーズに構築することができる。開発が終了するとBPMエンジンで運用を始め、その結果を分析でき、利用していくことで更なる改善が期待できる。






特長


操作性

ノンプログラミングで業務ユーザも定義が容易


業務モデリングツールSavvion Process Modelerは、業務ユーザが中心となってビジネスフローを決めていくツールである。そのためシステムの知識がない人でも分かりやすいインターフェースを採用。プロセスのパーツを、ドラッグ&ドロップで配置していくだけで、手軽にプロセスを定義できる。

ほかのツールも基本的なインターフェースは製品を通して一貫しており、直感的に分かりやすいつくりになっている。

画像クリックで拡大します。

+拡大 画像クリックで拡大します。

連携性

開発を支援する多彩なアダプター 


ビジネスプロセスに従って、既存システムをシームレスに連携することが求められるBPMは、システムとの連携性が重要となる。Savvion Business Process Management Suiteは、各種アダプターを装備しているので、プログレス製品をはじめ、SAP、Documentumなど様々な製品と簡単に連携できる。もちろん、カスタムアダプターでも連携でき、高い拡張性がある。
 

アダプター:データベース(JDBC)、Webサービス、JMS、e-mail、SAP(JCO)、Excel、FTP、プログレス製品(Apama、Sonic、Actionalなど)、ECM製品、Alfresco、Documentum
注:一部、別ライセンスとなります。


柔軟性

長期間に渡る業務プロセスに対応 


業務プロセスが変更となる場合、問題となるのは実行中の業務プロセスも変更しなければならない時である。実行中のプロセスを変更する場合、往々にして混乱を招きがちである。また、法改正により業務プロセスを変更しなければならない場合、速やかに対応しなければコンプライアンス上の問題が発生する。

Savvion Business Process Management Suiteは、業務プロセスごとに古いプロセスのまま継続するか、途中で新しいプロセスに移行するかを選択可能。必要に応じて対応できるので、途中で業務プロセスが変更になっても最適な業務プロセスを進めることができる。





拡張性

まずはスモールスタートで始められる


Savvion Business Process Management Suiteは、業務モデリングとシミュレーションができるSavvion Process Modelerだけでも導入が可能。まずは、ビジネスプロセスを定義し、ボトルネックの把握やリソース割り当て、コストなどを事前にチェックすることができる。このシミュレーションで現状分析ができ、解決策を検討できるなど納得してから全体を導入できるので、導入イメージが想像しやすく、失敗も少ない。

このページの先頭へ

ケーススタディ


米国通信事業

注文プロセスを見直し、コスト削減とサービス向上を実現


米国通信事業A社では、社内にレガシーシステムが多く残り、莫大なITの運用費がかかっていた。また、営業コストの削減が求められていた。更に、受注からサービス開始までに、かなり時間がかかっていた。

受注からサービスの開始、解約など注文管理プロセスを整備し、将来のアーキテクチャを構築するため、4社のベンダを交えた10億ドルを超えるプロジェクトを開始。Savvion Business Process Management Suiteを採用し、影響を受けるIT部門、オペレータ、交換機管理部門、音声システム、幹線管理部門にベンダを交え、新たなプロセスを検討・構築を実施した。
 
【効果】
現状の統合及び将来の買収による統合を見据えたシステム基盤が構築できた。
レガシーシステムの整理統合によりIT運用コストが大幅に削減。
下流の営業コスト削減、並行して走る複数のオーダー処理をプロセスベースで管理できた。また例外処理への対応が早くなった。


国内製造業

調達プロセス改善により、人員配置の最適化や顧客満足向上を実現


国内大手製造業B社では、受発注業務の多くの部分でFAX、電話、メール等を利用しており、かなりの手間がかかっていた。また、受注ミスや部品の不具合が多く、客先からの不満が多発。部品やメーカーごとのレスポンスタイムなどの数値もまったく把握できないという状態だった。
 
そこで、Savvion Business Process Management Suiteを採用。従来約1ヵ月かかっていたプロトタイプ作成が、1週間でできるなど、開発期間を大幅に短縮できた。

【効果】
従来10人で行っていた調達業務が6人で行えるようになった。
顧客が進行状況を把握可能となり、顧客満足度が向上。
回答ができなかったり、回答漏れの発生がなくなった。
応答処理時間が、24時間から6時間以内に短縮。
部品の不具合ログや対応時間が把握できるので、部品メーカーへの業務指導が可能になった。
地域から国内全域、海外へと柔軟なシステム展開が可能になった。

このページの先頭へ

提供企業: 日本プログレス ―Profile―


日本プログレスは、米国プログレス ソフトウェア・コーポレーション傘下の日本法人として、SOA基盤ソリューションや金融、証券業界向けのソリューションを提供している。

SOA基盤であるSonic ESBや、無停止配信ソリューションのSonicMQに加え、メインフレームの情報資産活用を行うShadow、バッチ処理やオンライン処理におけるデータベースの高速化を可能にするDataDirect Connect、SOAガバナンスを行うActionalによって、企業の規模や要求に合わせたSOA基盤ソリューションを実現する。





スペック

製品名 Savvion Business Process Management Suite
メーカー 日本プログレス
クライアント側OS Windows XP(SP3)以上
クライアント側対応プロセッサ -
クライアント側必要メモリ容量 -
クライアント側必要ディスク容量 -
クライアント側その他動作環境 【対応ブラウザ】
Internet Explorer 7.x以上
Mozilla Firefox 3.6以上
サーバ側OS Windows Server 2003 / 2008 Standard / 2008 Enterprise R2(64bit)
Sun Solaris 10(SPARC)
IBM AIX 5.2/5.3(64bit)
Red Hat Linux 5 update5(64bit)
SUSE Linux Enterprise Server 11 SP1(64bit)
サーバ側対応プロセッサ Intel Pentium 4 1GHz以上
UltraSPARC-III 900MHz以上
サーバ側必要メモリ容量 2GB以上
サーバ側必要ディスク容量 2GB以上
サーバ側その他動作環境 【対応アプリケーションサーバ】
WebLogic10.3.0
WebSphere6.1.0.29
WebSphere7.0.0.11
Jboss 5.1 Community/5.0.1 EAP
Pramati6.0SP4

【対応DB】
Oracle 10g/11g
MS SQL Server 2005/2008
IBM DB2 9.5
その他特記事項 クライアント側にJava JRE1.5.0_10以上が必要
*ユーザ/管理ポータル(Webブラウザが快適に動作する環境)

【プロセスモデリングツール Process Modeler】
OS:Windows XP(SP2)以上
CPU:1GHz以上
メモリ:1GB以上
HDD: 500MB以上

【開発ツール BPM Studio】
OS:Windows XP(SP2)以上
CPU:1GHz以上
メモリ:1GB以上
HDD:500MB以上


このページの先頭へ

製品・サービスの取扱い企業


日本プログレス株式会社
部署名:営業本部
住所:東京都千代田区一番町18番地 川喜多メモリアルビル
TEL:03-3556-7625
FAX:03-3556-7642
e-mail:japan.info@progress.com
URL:http://progress-japan.co.jp/


掲載企業


日本プログレス株式会社
部署名:営業本部
住所:東京都千代田区一番町18番地 川喜多メモリアルビル
TEL:03-3556-7625
FAX:03-3556-7642
e-mail:japan.info@progress.com
URL:http://progress-japan.co.jp/