fullflex MG NGN Edition


アクセンス・テクノロジー

Keyレポ

  • 基本情報
  • fullflex MG NGN Editionのケーススタディ
  • fullflex MG NGN Editionの特長
  • fullflex MG NGN Editionのスペック

fullflex MG NGN Edition

掲載日:2011/03/31

企業規模 企業規模問わず
オススメ
ユーザ
NTT東西のNGNを使って、「トンネル方式」でのIPv6によるインターネット接続サービスを計画しているISP事業者。
製品形態 ソフトウェア
製品概要 IPv6アドレスプレフィックスプール機能を備え、既存のRADIUSサーバに変更を加えることなく、NGNでのIPv6の接続サービスを実現できるProxy RADIUSサーバソフトウェア。
価格情報 オープン価格
サポート
エリア
全国


NGN利用のIPv6インターネット接続サービス開始で悩むISP


2011年4月から、NTT東西が提供する「NGN(フレッツ光ネクスト)」において、ISPのIPv6によるインターネット接続サービスの提供が可能になる。

懸念された「IPv6マルチプレフィックス問題」には、解決策として「トンネル方式」「ネイティブ方式」の2つの接続方式が用意された。ほとんどのISPが、このうちの「トンネル方式」を採用する見込みだ。

しかし、「トンネル方式」でIPv6の接続サービスを計画するISPには、ある問題で頭を悩ませている担当者が多くいる。それは、新たな接続サービスに、RADIUSサーバをどう対応させたらいいのかという問題だ。

これに応えるのが、RADIUSサーバソフトウェアの専門企業、アクセンス・テクノロジーが開発したfullflex MG NGN Editionだ。RADIUSサーバの対応問題とは何か?その解決策とは何か? 以下でご紹介していく。






ケーススタディ


ISPの悩み

IPv6対応は必要だが、RADIUSサーバはいじりたくない


ケーススタディISP A社の概要
・ユーザ数 約10万
・NGNによるIPv6インターネット接続サービスを計画中
・接続は「トンネル方式」を採用

突き当たった問題
・NTT東西のIPv6用網終端装置では、IPv4では提供していた「IPアドレスプレフィックスプール」機能が提供されない。
・そのため、自社のRADIUSサーバに同機能を追加装備し、IPv6アドレスプレフィックスの払い出しを行う必要がある。

RADIUSサーバ変更のリスクに悩む担当者
・現在、既設のRADIUSサーバは、大量のIPv4ユーザ情報を収容して安定稼働している。
「これに手を加えて、もし失敗でもしたら影響は重大だ」と担当者は考えている。
「RADIUSサーバはいじりたくない!」がホンネだ。




解決策発見

既存のRADIUSサーバはそのままでIPv6対応ができる


プロキシ構成のRADIUSという提案
・対応策を検討する中で、A社の担当者はアクセンス・テクノロジーからの提案に注目。
・提案の「fullflex MG NGN Edition」は、IPv6アドレスプレフィックスプール機能を備えている。
・プロキシ構成のRADIUSサーバであり、既存のRADIUSサーバの前段に設置するというもの。

RADIUSサーバをいじらないで済む解決策
・プロキシ構成のため、既存のRADIUSサーバに手を加える必要がない。
・パッケージ製品であり、導入が容易でコストも抑えられる。
・開発メーカー自らサポート提供するので安心。

以上の理由から、A社はfullflex MG NGN Editionの導入を決定した。



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特長


Proxy RADIUS

NGNでのIPv6接続サービスに対応するプロキシ型RADIUSサーバ


fullflex MG NGN Editionは、NTT東西のNGN(フレッツ光ネクスト)を利用するIPv6インターネット接続サービスに対応するRADIUSサーバソフトウェアである。

「トンネル方式」でのインターネット接続で、ISP側で提供しなくてはならない、IPv6アドレスプレフィックの払い出しが可能となっている。
また、ISPが保有する既存のRADIUSサーバとNGNとの間に設置するプロキシ構成であり、既存のRADIUSを変更することなく導入することができる。RADIUSサーバの改修やリプレースはISPにとって大きな負担になるため、変更なしでIPv6対応に移行できるのは大きなメリットになる。

RADIUSプロキシ機能
・転送先Home RADIUSは、主/副2台まで (レルム判定による転送機能はなし)
・Disconnect Requestのプロキシ機能





Prefixプール

「IPv6アドレスプレフィックスプール」機能を搭載


fullflex MG NGN Editionは、「トンネル方式」で必要になる「IPv6アドレスプレフィックスプール」機能を搭載しており、NTT東西の網終端装置(群)に紐づけて、半固定でIPv6アドレスプレフィックスを払い出すことが可能である。

NTT東西が「NGN IPv6 ISP 接続<トンネル方式>NNI仕様書」において規定している、IPv6属性「Delegated-IPv6-Prefix Attribute(RFC4818)」の払い出しに対応する。

IPv6アドレスプレフィックスプール機能
・半固定のIPv6アドレスプレフィックス払い出し機能
 (ユーザに対して、初回の接続時に動的に払い出したIPv6アドレスプレフィックスを、その後は常に固定で払い出す)
・IPv6アドレスプレフィックス総登録数:15万
・最大プール数:30
・1プールあたりの最大登録IPv6アドレスプレフィックス数:5万
・2台間のIPプール同期機能


コマンド機能

コントロールコマンド機能/ログ機能


コントロールコマンド機能
・IPプールの追加、削除
・IPv6アドレスプレフィックスの追加、削除
・指定ユーザへのIPv6アドレスプレフィックス割り当て
・指定ユーザの割り当て済みIPv6アドレスプレフィックスを一括解放(release)
・全IPプールデータのファイル出力

ログ機能
・イベントログ
・払い出しIPv6アドレスプレフィックスログ
 (日時、ユーザ名、NAS-IP-Address、Delegated-IPv6-Prefix 他)

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RADIUSサーバソフトウェアのアクセンス・テクノロジー


最後に、fullflex MG NGN Editionの開発元であるアクセンス・テクノロジーについて紹介しておこう。

同社はRADIUSサーバソフトウェア「fullflex」シリーズの開発・販売で10年以上の実績を持ち、製品は大手通信事業者等のサービス60例以上に基幹の認証システムとして採用されている。サービス停止が許されないミッション・クリティカルな環境での実績と、メーカー自らが提供するサポートで、「安心して導入・運用できるRADIUSサーバ」としてのユーザの支持は高い。

ISPをはじめとするユーザの「困った」にこまめに応える姿勢と、RADIUSの専門技術の高さが強みだ。最近では、今回紹介の製品のほか、WiMAXサービス向けの「fullflex MG WiMAX Edition」を開発、販売している。

RADIUS以外にも、「OMA-DM」など通信事業者間で注目されている新技術に積極的に挑戦し、ネットワークの安全性と利便性の更なる向上に取り組んでいる。





スペック

製品名 fullflex MG NGN Edition
メーカー アクセンス・テクノロジー
クライアント側OS -
クライアント側対応プロセッサ -
クライアント側必要メモリ容量 -
クライアント側必要ディスク容量 -
クライアント側その他動作環境 -
サーバ側OS Red Hat Enterprise Linux ver.5(x86-64)
サーバ側対応プロセッサ 1GHz 以上(x86_64)
サーバ側必要メモリ容量 1GB以上
サーバ側必要ディスク容量 1GB程度
サーバ側その他動作環境 ncurses バージョン 5.5-24 以上
openssl バージョン 0.9.8b 以上
その他特記事項 ログ出力に1時間当たり2GB以上必要
(秒間100要求の場合)
製品サイトURL:http://accense.com/products/mg/ngn/


価格情報


オープン価格


補足説明
アクセンス・テクノロジーの販売パートナー経由で購入できます。
詳細については、sales@accense.com までお問い合わせ下さい。

サポートエリア


全国


補足説明

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住所:〒162-0833 東京都新宿区箪笥町35 日米タイム24ビル
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FAX:03-5206-7830
e-mail:sales@accense.com
URL:http://accense.com/


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