企業や事業ユニットの独自性や強みを反映する進化型パッケージ
グローバル大競争時代の今、製造業の業務プロセスは市場ニーズに即応し、「ものづくり」と「サプライチェーン」をダイナミックに改変することが求められている。中でも、日本の製造業は、個々の企業や事業特有の優れた業務プロセスが競争力となっており、その強化が図れるERP、SCMシステムが求められている。
しかし、従来のERPパッケージ製品は業務をパッケージに合わせるものが多く、結果として各企業・事業ユニットで蓄積された企業ノウハウ・独自性が反映されないことが多かった。
これからの製造業のために、これらの課題を解決したのが、約1000社ものロジスティック系システム構築実績を誇る東洋ビジネスエンジニアリング(以下、B-EN-G)が開発したERP×SCMシステム「MCFrame」だ。では、製造業が本当に必要とする「使える機能」を実装し、製造業各社の「強み」を育て、進化させる「MCFrame」の概要、機能、アーキテクチャなどを簡単に解説しよう。
MCFrame |
製造業を知り尽くしているからこそ実現できたERP×SCMシステム |
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「MCFrame XA」は、B-EN-Gが豊富なロジスティック系システム構築実績、そして約240社以上のMCFrame導入実績を通じ、得られた日本の製造業に関するノウハウを凝縮、日本の生産管理・販売管理・原価管理にとって最高のデータモデルを組み込んだERP×SCMシステムだ。 |
フレーム構造 |
自社の強みを引き出し、競争力を高めるフレームワーク構造 |
「MCFrame XA 生産管理」は、製造業に関するB-EN-Gの豊富なノウハウをSOA(※)基盤上に整理し、柔軟で最適化されたデータモデルとフレームワーク構造により、個別企業や事業固有の業務カイゼンに合わせた変更・拡張が行える生産管理パッケージだ。
オブジェクト指向技術採用のフレームワークは、共通フレームワーク/ソリューションフレームワーク/カスタマイズレイヤで構成されている。「共通フレームワーク」は前述の製造業に関するノウハウに基づく『製造業の企業が本当に必要とする機能』を標準で提供。「ソリューションフレームワーク」は業界・業種固有の要件に対応したテンプレートや他システムとの連携アダプタを用意。「カスタマイズレイヤ」は企業や事業個別の機能の追加開発に対応。業務の変化に応じ、必要な機能の迅速かつ柔軟な組み合わせが行える。更にリソースプログラムの大半が公開されており、ユーザ主導のシステムメンテナンスが可能である。
多拠点統合 |
マルチカンパニーに対応し、組織改変時も迅速に対応 |
海外の生産拠点などの複数のグループ企業のデータを、1つのデータベース(シングルインスタンス)上で、分離した状態のまま取り扱うことが可能。そのため、グループ間企業取引のようなモデルも早期に実現でき、また、企業の分社や統合といった組織の変化においても、マルチカンパニーと組織に関わるマスタ設定の変更のみで、素早く対応することができる。
生産計画 |
グループ企業や拠点ごとの業務モデルに対応し、統合的に管理 |
グループ企業の各企業や拠点ごとに異なる業務モデルに「MCFrame XA 生産管理」は対応可能だ。拠点単位で独立したMRP(Material Requirements Planning)を実行することができ、他の拠点と連携した計画運用も行える。拠点単位の資材調達による生産性の効率化や、本社での集中購買でボリュームディスカウントによるコスト削減の実現など、実情に合わせた最適な運用を選ぶことができる。
こうした複数企業や拠点によるシステム運用において、機能の利用制限はもちろん、機能利用に任意のデータへのアクセス制限を設けることができる。例えば、企業内では自社及び外注のデータの閲覧が可能だが、外注側ではシステムは利用できるものの、外注分しか表示させないといったきめ細かなアクセス権限を設けることができる。
現場支援 |
経営層はもとより、現場で必要な情報の“見たい化”も実現 |
サポート |
導入後のユーザのMCFrame活用を継続的にサポート |
生産管理システムは導入後が本当のスタート。せっかく導入しても、ユーザに充分に活用されず、必要に応じた改良が継続的に行われなければ、システムはレガシー化し、企業の競争力をそぐ要因になってしまう。 |
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モデルケース |
様々な業種を想定した計画モデルでMRPの活用が可能 |
製造業の分野には多様な生産形態が存在し、業務プロセスや品目属性によってMRP(Material Requirement Planning)が適用できないケースもある。「MCFrame XA 生産管理」は、様々な製造業への適用を想定し、この問題を解決する。例えば下記のような計画モデルに、「MCFrame XA 生産管理」は対応できる。
●MRPですべてをコントロールするケース:1
●MRPで計算はさせるが、手配は手作業で調整するケース:2
●工程計画を、MRPの結果を参照しながら手作業で補正を行うケース:3
『計画通りの生産が行えないプロセス業』や『集中購買や戦略性を持って購買手配を行う部品製造業』、そして事業部門ごとに様々な生産形態が存在する企業グループでも、「MCFrame XA 生産管理」は柔軟に対応、安心して利用できる。
製品名 | MCFrame XA 生産管理 |
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メーカー | 東洋ビジネスエンジニアリング |
クライアント側OS | Windows 7 Professional (32bit) 、Windows 7 Ultimate (32bit)、 Windows Vista Business SP2 、Windows Vista Enterprise SP2 、 Windows XP Professional SP3 |
クライアント側対応プロセッサ | Intel(R) Pentium(R) III 以上 |
クライアント側必要メモリ容量 | 256MB以上 ※ MCFrame の使用分のみ |
クライアント側必要ディスク容量 | 200MB以上 ※ MCFrame の使用分のみ |
クライアント側その他動作環境 | ▼インターネット通信用DLL Internet Explorer 8 、7 、6 に同梱のもの |
サーバ側OS | ▼アプリケーションサーバ Windows Server 2008 (32bit 及び 64bit) SP2 、 Windows Server 2003 (32bit 及び 64bit) SP2 、 Solaris(SPARC)、HP-UX(PA-RISC) ▼データベースサーバ 使用するデータベースサーバソフトに準拠 |
サーバ側対応プロセッサ | ▼アプリケーションサーバ 使用するアプリケーションサーバソフトに準拠 ▼データベースサーバ 使用するデータベースサーバソフトに準拠 |
サーバ側必要メモリ容量 | ▼アプリケーションサーバ 2GB以上 |
サーバ側必要ディスク容量 | ▼アプリケーションサーバ 1GB以上 ※MCFrame の使用分のみ |
サーバ側その他動作環境 | ▼データベースサーバ データベース: Oracle Database 11g R1、10g R1 、10g R2 ▼アプリケーションサーバ アプリケーションサーバ: Java6.0 及び J2EE1.3をサポートする 32bit版 及び 64bit版のもの |
その他特記事項 | ▼アプリケーションサーバ JDBCドライバ: 使用するデータベースサーバソフトに対応したJava6.0 JDBC2.0対応のもの ▼その他 開発環境やその他詳細につきましては、別途お問い合わせ下さい。 |
製品サイトURL:http://www.mcframe.com/product/XAseisan/index.html |
製品・サービスの取扱い企業
東洋ビジネスエンジニアリング株式会社
部署名:プロダクト事業本部
住所:〒100-0004 東京都千代田区大手町1-8-1 KDDI大手町ビル
TEL:03-3510-1616
FAX:03-3510-1627
URL:http://www.mcframe.com/
掲載企業
東洋ビジネスエンジニアリング株式会社
部署名:プロダクト事業本部
住所:〒100-0004 東京都千代田区大手町1-8-1 KDDI大手町ビル
TEL:03-3510-1616
FAX:03-3510-1627
URL:http://www.mcframe.com/