非常駐型IT資産統合管理ツール【e-Survey+】

　ソフトウェアのライセンスは、その種別や利用方法に応じて、様々な形態が用意されている。端末ごと、ユーザごと、同時利用者数によるライセンス…、またパッケージ購入、ボリュームライセンス、ダウングレード、アップグレードなど様々。これらが混在しているため、企業のライセンス管理は複雑さを極めているのだ。

　こういった状況を管理するには、下図に示すような“階層”に応じた管理が必要になる。そもそもライセンス管理の目的は、「購入したライセンスの数と利用しているライセンスの数を管理する」こと。とにかくすべての階層を管理しなければならない…ということではなく、自社の状況に応じて管理する部分・しない部分をしっかり見極めることが大切だ。

　では、どのように管理すればよいのだろうか。適切な管理を行うには、購入したライセンスやその種類、利用者、承認状況などを管理しなければならない。更に、それぞれの情報を連携させてはじめて意味がある。とはいえ、ソフトウェアの利用状況も刻々と変化する中で、これらを管理するのは手間も時間もかかるモノ。ライセンス管理を“なかなかできない”原因となっている。

　【e-Survey+】では、自動で収集したインベントリ情報を、各種ライセンスの情報と紐付けて管理できる。ライセンス形態ごとに使用数や利用ユーザ、どの端末で利用しているのかを簡単に抽出できるので、担当者の負荷を最小限に、確実なライセンス管理を実現する。

　【e-Survey+】は端末ごとにエージェントをインストールする必要がなく、低コスト・短期間での導入が可能なIT資産管理ツールだ。資産管理からセキュリティ、コンプライアンスなど豊富な機能を搭載し、誰でも直感的に操作できることが大きな特長。ユーザの要望やニーズにもきめ細かく対応し、年1〜2回のバージョンアップで各機能に反映される。サポート体制も充実しており、顧客満足度調査では90％以上のユーザから高評価を得た（※2009年　ニッポンダイナミックシステムズ調べ）。

　ここまでのベースがあった【e-Survey+】だからこそ、ライセンス管理でもシンプルかつ確実な管理を実現できたと言えよう。

◎ITネットワークソリューション会社B社（大手総合電気メーカーグループ企業）／管理PC：1000台

＜導入前の課題＞
　資産管理ツールは導入していたものの、使い勝手が悪く稼働していなかった。そのため各部門でバラバラに管理しており、全社の状況をまとめるだけでも時間がかかっていた。また、ネットワーク未接続PCが含まれていないなど、ハードウェア・ソフトウェアの遊休資産を把握できておらず、「申請があれば購入する」といった無駄な投資につながっていた。

＜e-Survey+ 導入の効果＞
　各部門のシステムとデータ連携することで、調達から廃棄までPCライフサイクルに沿って管理を一元化。ネットワーク未接続PCも含めた正確なライセンス管理を実現。遊休資産を有効に活用し、無駄な投資を防止できた。
　操作は簡単であるためアシスタントスタッフも対応でき、メイン担当者は企画・提案などの業務に、より工数をかけられるようになった。また、非常駐型であるため、インストールが必要なのは“管理PCだけ”と簡単に導入することができた。