Arista 7100シリーズ 【10GbE・L3スイッチ】


東京エレクトロン デバイス

Keyレポ

  • 基本情報
  • Arista 7100シリーズ 【10GbE・L3スイッチ】の特長
  • Arista 7100シリーズ 【10GbE・L3スイッチ】のケーススタディ
  • Arista 7100シリーズ 【10GbE・L3スイッチ】のスペック

Arista 7100シリーズ 【10GbE・L3スイッチ】

掲載日:2010/02/08

企業規模 大企業 向け
オススメ
ユーザ
クラウドや仮想化など、大規模な通信にも対応できるデータセンタのネットワーク構築を検討している企業など。
製品形態 ハードウェア
製品概要 低遅延、高い拡張性、高可用性など、クラウド時代のデータセンタのニーズに応える、低コストの10GbE・L3スイッチ。運用負荷を軽減、仮想化環境と連携する機能も搭載。
価格情報 Arista 7124S(エントリーモデル)
237万5000円(税抜)〜
サポート
エリア
全国


10GbEスイッチの普及が進んでいる現状


■クラウド時代のネットワーキング
今、データセンタでは仮想化やクラウドに対応するためのネットワーク強化が急務。扱うデータの量が膨大になったことで、広帯域化、耐障害性などの要求がよりシビアになった。この問題を解決するためのポイントの1つとなるのが新しい時代に適したスイッチの選定だ。

■新時代のスイッチが解決したい課題
このような背景から、現在、データセンタには10ギガビットイーサネット(GbE)スイッチの普及が進んでいるという。しかし、大規模なネットワーク時代を迎えるにあたり、スイッチには遅延の回避や可用性、導入コストや消費電力量の削減など、解決すべき課題は多い。

そこで今回は、10GbEで高性能ながらも低価格化を実現した、新たな時代のL3スイッチとして期待されているArista 7100シリーズを紹介する。





特長


高性能

10GbEの高速・高帯域、0.6μs以下の低遅延でサービスレベル向上


■高速・広帯域スイッチング性能
Arista 7100シリーズ
は10GbEの高速、広帯域通信を実現。仮想化により、少数のサーバ上で多くのアプリケーションを動かす必要があるなど、高い性能を求めるデータセンタのネットワークに適している。

■遅延を最小化し、サービスレベル向上へ
データセンタのネットワークには遅延を少なく抑えることが求められる。しかし、スイッチの多段構成により遅延が大きくなれば、その分、サービスレベルの低下につながってしまう。その点、Arista 7100シリーズでは、0.6μs以下の低遅延性能を実装。
来るべきクラウド・データセンタ環境であっても低遅延を実現し、サービスレベル向上に貢献する。
 ※Arista性能レポート(英文)による 


高い可用性

耐障害性と運用を考慮した設計で、管理負担を軽減


■電源、ファンは冗長化、ホットスワップ対応
万が一の故障の際に、通信を止めないためにも電源、ファンをそれぞれ冗長化。電源は標準で2個、ファンは標準で5個搭載されている。更に、ホットスワップ対応なので、稼働中であってもファンや電源装置が交換可能となる。

■管理者にとっての使い勝手の良さも考慮
現在、データセンタの熱問題を解消するためにサーバラックの冷却は必須で、エアフローに応じて機器を設置しなければならない。
Arista 7100シリーズは、エアフローを“前面から背面”、“背面から前面”と選択できるので、機器を使いやすい向きに設置できる。
また、それぞれのシリアルナンバーやMACアドレスが記載されたタブを見やすい位置に設置。運用管理の負担軽減を考慮した設計が随所に施されている。





仮想化に対応

独自のネットワークOS搭載で利便性が更に向上


■可用性・拡張性を高め、運用・管理工数を削減
Arista 7100シリーズは、独自に開発した、拡張可能なモジュール型ネットワークOS「Arista EOS」を搭載。万が一、個々のプロセスで障害が発生した場合でも自律的に修復できるなど、ノンストップ通信に貢献する信頼性の高さが主な特長。ほかにも、次のような特長がある。
 ・プロセス単位で障害検知、自動復旧、リスタートが可能
 ・プロセス停止時でも通信が止まらない
 ・パッチ、新機能を無停止で適用可能


■仮想ネットワークの統合管理にも
「Arista vEOS」(2010年3月リリース予定)は、VMwareと組み合わせることで、物理・仮想の両ネットワークのシームレスな統合管理が可能となる。
 ・物理ネットワークとVMware仮想ネットワークのシームレスな統合管理
 ・vSwitchのポートプロファイルを構築管理
 ・ライブマイグレーション(vMotion)時に、
  vSwitchのポートプロファイルの自動検出、適用を実施




その他の特長

高いコストパフォーマンスと、省電力性能にも注目


■SRポート単価15万7000円〜という低価格
Arista 7100シリーズはデータセンタでの使用を考慮し、設計された製品だ。そのため、データセンタに必要な機能を厳選することで低価格化を実現。SRポート単価を見てみると、Arista 7148Sなら15万7000円、Arista 7124S及びArista 7148SXは17万7000円という価格帯。データセンタ向けのスイッチとして、高いコストパフォーマンスが期待できる製品だ。
ポート単価=(スイッチ本体(税抜) + SR SFP最大搭載 + 電源冗長)÷ポート数

■消費電力を抑えた設計
多くの企業でデータセンタでの省電力が課題となっている今、スイッチの消費電力も選定の際には考えたいポイントだ。
Arista 7100シリーズは、このような点にも着目し、消費電力を抑えた設計となっている。省電力を進めたいならば是非、この点にも注目してほしい。

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◆Arista Networks社について◆


クラウド時代に最適なスイッチングソリューションを目指すArista Networks社
今回紹介している「Arista 7100シリーズ」を開発したArista Networks社は、大規模データセンタなどにクラウド・ネットワーキング・ソリューションを提供するため、2004年にカリフォルニアに設立された企業だ。クラウド・データセンタ環境のネットワーク、クラウド・ネットワークキングをキーワードに、データセンタが求める低遅延、高帯域、高拡張性、耐障害性、コスト要求に対して、最適なスイッチングソリューションを提供することをミッションとしている。

Arista Networks社の創設者であり会長のAndy Bechtolsheim氏は、Sun Microsystems及びGranite Systems(現Cisco Systems)の創設者。また、CEOのJayshree Ullal氏は、元Ciscoのシニア・バイス・プレジデント。来るべきクラウド時代に注目しておきたい企業であり、人物でもある。



ケーススタディ


様々な用途に

仮想化環境やクラウド化を控えた大規模データセンタにも対応






サーバや機器の集中が進み広帯域化するデータセンタで、Arista 7100シリーズは実際にどのように活用されるのだろうか。その例をいくつか挙げよう。

●仮想化による広帯域化に
仮想化環境では、少数サーバ上で多くのアプリケーションが稼働。ネットワークには高い負荷がかかる。このように、広帯域・高性能が求められるネットワークインフラに適しているのがArista 7100シリーズだ。

●ストレージへのアクセス
NASが普及し、ハイパフォーマンス化が進むストレージ環境。低遅延、ロスレスの構造が求められるようになった現在、遅延を最小化できるスイッチが必要。このようなストレージ環境へのアクセスにもArista 7100シリーズは有用。

●アップリンク10GbEスイッチ
スイッチの多段構成時に、遅延が少なく、アップリンク10GbEの大容量の通信にも応えられるのがArista 7100シリーズ。大規模化、多様化するデータセンタに適応するスイッチだ。


ラインナップ

自社のデータセンタのニーズに合わせて導入可能


Arista 7100シリーズは、データセンタやネットワークの規模に対応するべく、様々なラインナップを用意している。
自社のニーズに合わせて選択できる点も特長となるだろう。




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◆セミナーのお知らせ◆


東京エレクトロンデバイスは、大規模化するネットワーク時代の課題解決として注目を浴びているArista Networks社製品のセミナーを開催。

データセンタ向け10GbEスイッチとして高いコストパフォーマンスを実現し、ネットワークの性能・可用性・拡張性・運用性を革新するArista Networks社の最新製品とクラウド・ネットワーキング技術を紹介する。

データセンタ向けネットワークの最新技術を知るためにも是非、参加してはいかがだろう。

◆セミナー概要
会期:2010年2月26日(金)14:00〜17:30
会場:ベルサール八重洲(東京)
参加費:   無料(事前登録制)

◆プログラム(一部)
・Aristaのビジョン、テクノロジー、事例紹介
 Arista Networks社 マネージング・ディレクター/
 グローバル・チャネルズ マーク・フォス氏
・ユーザーから見たAristaテクノロジーとその優位性
 京都産業大学 コンピュータ理工学部 講師 安田 豊氏  など

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スペック

製品名 Arista 7100シリーズ
メーカー Arista Networks
寸法 440(幅)×515(奥行)×44(高さ)mm
質量 ・7124S及び7120T-4S  :11.8kg
・7148S(X)及び7140T-8S:13.2kg
電源 AC100〜240V
筐体タイプ ラックマウント(1U)
対応レイヤー レイヤー3対応
プロセッサ X86 Dual Core
メモリ容量 ・7124S及び7148S(X)
フラッシュメモリ:1GB
メインメモリ   :1GB

・7120T-4S及び7140T-8S
フラッシュメモリ:2GB
メインメモリ   :2GB
VLAN数 4,094個
スループット ・7124S及び7120T-4S:480Gbps
・7148S及び7140T-8S:800Gbps
・7148SX         :960Gbps
LANインターフェース ・7124S   :24xSFP+
・7148S(X) :48xSFP+
・7120T-4S :20x1/10GT(RJ45) + 4xSFP+
・7140T-8S :40x1/10GT(RJ45) + 8xSFP+
その他特記事項 【SFP+の種類】SRL、SR、LR、LRMの4種類
【OSPF、BGP(サポート予定)】オプションライセンスが必要
【電源及びファン】標準最大構成(電源×2、ファン×5搭載)
製品サイトURL:http://cn.teldevice.co.jp/product/arista/arista_7100/index.html


価格情報


Arista 7124S(エントリーモデル)
237万5000円(税抜)〜


補足説明
10Gポート単価
7148S:15万7000円〜
7124S及び7148SX:17万7000円〜
7120T-4S:12万5000円〜
7140T-8S:10万7000円〜

※ポート単価=(スイッチ本体(税抜) + SR SFP最大搭載 + 電源冗長)÷ポート数

サポートエリア


全国


補足説明

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