Steelheadアプライアンス (Riverbed)


ソリトンシステムズ

Keyレポ

  • 基本情報
  • Steelheadアプライアンス (Riverbed)のケーススタディ
  • Steelheadアプライアンス (Riverbed)の特長
  • Steelheadアプライアンス (Riverbed)のスペック

Steelheadアプライアンス (Riverbed)

掲載日:2010/01/18

企業規模 大企業・中堅企業 向け
オススメ
ユーザ
これからサーバ統合を検討中の企業。また、統合後にアプリケーション遅延、生産性低下などの問題が発生して困っている企業など。
製品形態 ハードウェア
製品概要 WAN最適化によりデータ転送量を削減し、LAN同様のパフォーマンスを実現。WAN経由のファイル共有やアプリケーションを劇的に高速化するアプライアンス。
価格情報 88万円(税別)〜
サポート
エリア
全国


サーバ統合を成功させるために、必ず考えておきたいこと


サーバ仮想化技術の飛躍的な進歩をうけ、これまで以上に身近なものとなりつつあるサーバ統合。情報収集、検討といった段階は既に過ぎ去り、現実的に実現に向けて動いている企業は多いだろう。

サーバ統合を成功させるために、押さえるべきポイントとなるのがWANである。統合でデータが集約されるため、これにともない、センタ・拠点間、拠点・拠点間などのデータのやりとりは大幅に増加する。つまり、従来通りのネットワークで拠点のクライアントからセンタのアプリケーションを利用すると、レスポンスの悪さにユーザの生産性が落ち、多くの不満が寄せられることにもなりかねない。かといって、満足がいくほどネットワーク容量を増やすとコスト削減にならず、そもそもアプリケーションによっては、回線を太くしてもあまり効果がないものもあるのだ。



【WANの課題を解決】 市場の高い信頼を集めるWAN高速化装置とは


上記の課題を解決するには、WAN高速化装置が有効だ。中でもお勧めしたいのが、導入や管理が容易で性能が高いリバーベッドテクノロジーの「Steelheadアプライアンス(以下Steelhead」。WANを利用した拠点間通信で、LAN同様のパフォーマンスを実現するWAN高速化アプライアンスである。

Steelheadは、以下の3つを特長としている。
(1)優れたキャッシュ技術によりトラフィックを大幅に削減
(2)多様なアプリケーションの高速化を実現
(3)機器を自動検出するので、拠点間の設定の必要がなく導入が簡単


これらの性能が評価され、毎年継続してシェアNo.1を獲得。更にそのシェアを拡大し続けるSteelheadは、今やWAN高速化アプライアンスのデファクトともいえる製品なのだ。





ケーススタディ


課題と解決

サーバ統合で大きな効果を出したA社の成功ストーリー


では、成功するサーバ統合とは、どのような道筋で行われるのだろうか。そして、それぞれの段階で、どのような課題があるのだろうか。ここからは、サーバ統合と「統合後に表出する問題」に着目し、3つのフェーズでそれぞれ起こりうる課題に対してSteelheadがどのように解決するのか、A社の事例をモデルとして具体的に説明していこう。


A社のケース 1

まずは、速さと効率の「問題を解決」する






サーバ統合でまず行うことといえば、物理サーバの集約である。従来、拠点に分散していたサーバをセンタに集約することによって、管理の手間が大幅に削減でき、コンプライアンスやセキュリティも向上する。仮想化技術を利用すればサーバ台数も大幅に減り、コスト削減に大きく貢献するだろう。
 
しかし、サーバを集約すれば、当然ながら拠点間のトラフィックが飛躍的に増大する。しかも、TCPの送信アルゴリズムは、データの送信側と受信側でパケットが届いたかどうかを確認するため、パケットごとにやりとりが発生する。そのため、距離が遠くなればなるほど遅延が起き、それは帯域を太くしても解消されない。

Steelheadは、このTCPの宿命ともいえる遅延を解消する。更に、ファイル共有だけでなく、遅延解消が難しいとされるLotus NotesやExchangeまでも高速化することができるのだ。


A社のケース 2

統合のその後、次に「打つべき一手」は






サーバが集約されれば、シンクライアントの導入を検討する企業も多いだろう。これにより社内のほぼすべてのデータが集約され、更なるセキュリティ強化が実現。クライアント管理も容易になる。A社でもシトリックス社のXenAppを導入し、シンクライアント化を進めていた。

しかし、従来のWAN高速化装置ではシンクライアントの高速化は難しい。シンクライアントのトラフィックには固有の暗号化/圧縮が施されており、暗号をかけない設定にしなければ高速化できなかったのだ。

これに対しSteelheadなら、XenApp固有の圧縮と暗号を解いてから再圧縮/再暗号化を行うことが可能であり、安全性と高速化を両立できる。更に、マウス操作などユーザが気になる処理を優先的に送信するQoS機能など、快適な環境を実現するための各種機能を搭載している。また、モバイルに対応したソフトウェア版も用意。社外からのデータアクセスの高速化もサポートする。


A社のケース 3

データ統合で高まる「リスクに備える」






データが集約されれば運用は楽になるが、万が一の場合の影響は飛躍的に増大する。データセンタのサーバがダウンしたり、ネットワークに障害が発生すると、すべてのビジネスが止まってしまう可能性もある。そこで、DR(災害対策)が重要になる。

Steelheadは、WANを経由したバックアップを大幅に高速化できるので、高い頻度で遠隔地のバックアップサイトにバックアップデータをとることが可能になる。このため、システムやネットワークにかかる負担は軽減しつつ、確実な災害対策を実行することができるようになるのだ。

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特長


差分転送

トラフィックキャッシュ機能により、同一データの送信を制御


優れたデータキャッシュ技術により、同一データはWANに転送しないため、データ転送量を劇的に削減できる。また、変更されたデータであっても差分データしか送らないので、更なるトラフィックの削減が可能。通常はキャッシュ等のデータはサイトごとに管理されるため、キャッシュのヒット率を向上させるためにはセンタ側に大量のストレージが必要だが、Steelheadはセンタ側で各サイトのキャッシュを1つのストレージで管理。ストレージを効率よく利用でき、高いレベルのキャッシュヒット率を実現できる。





アプリ高速化

多様なアプリケーションプロトコルに対応し、各通信を高速化


様々なアプリケーションプロトコルをサポートしており、ファイル共有(CIFSおよびNFS)、Exchange(MAPI)、Web(HTTPおよびHTTPS)など、各種アプリケーションのスループットを大幅に向上させることができる。更に、Lotus NotesやXenAppにも対応。そのパフォーマンスは驚くほどで、ファイル共有(CIFS)では平均20倍・最大200倍、ERPのWebクライアントで平均15倍・最大50倍という結果が出ている。  ※数値はいずれもリバーベッド社調べ


簡単導入

オートディスカバリ機能により、多拠点導入も簡単


Steelheadは導入も簡単だ。オートディスカバリ機能により対抗のSteelheadを自動検出するので、IPアドレスなどの基本情報を入力するだけでセットアップが完了する。拠点ごとに詳細な設定を行う必要がないので、拠点数が多い企業でも導入は容易だ。
また、Web管理ツールで詳細なレポートを作成可能。ツールの画面も分かりやすいWebGUIなので、設定や管理が容易で、管理者の負担軽減も実現する。

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サーバ統合を検討中なら、必ずWANについてもご一考を


いかがだっただろうか。 Steelheadは、圧倒的な性能と優れた管理性によりWANの最適化を実現し、サーバ統合時に起こりがちな様々な問題を解決する。その詳細を知りたい方のために、導入事例やカタログなどの資料も用意しているので、是非ダウンロードしていただきたい。



スペック

製品名 Steelheadアプライアンス
メーカー Riverbed Technology
寸法 42(高さ) × 180.3(幅) × 304.8(奥行) 〜
131.9(高さ) × 431.6(幅) × 653.4(奥行)mm
質量 2.15Kg 〜 32.2Kg
電源 100〜240V(50-60Hz)
筐体タイプ Desktop〜3U
プロセッサ 非公開
メモリ容量 非公開
内蔵ドライブ 250 GB × 6
機能 -
インターフェース 1000/100/10BASE-T
OS -
その他特記事項 -
製品サイトURL:http://www.soliton.co.jp/products/infrastructure/steelhead/index.html


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